ガラ空きの市場

温暖化と自転車店ビジネス

こんにちは 

代表理事の中根です。

一昨日の新聞に2050年夏のオリンピックを開催できる国がどんどん減ってしまうという危惧する記事が載っていました。

地球温暖化によるアスリートの熱中症対策とのこと。

同時にオゾン層破壊、異常気象や二酸化炭素排出量など取り組む問題は多いと思います。

自動車業界はEVや燃料電池へのコンバートの推進ニュースが毎日のように流れて来ます。

国もいろんな法整備をして環境保護に努めてくるでしょう。

小泉大臣も脱炭素化に真剣に取り組んでいらっしゃるので住み良い国の為に不便を強いられる場合も出てくると思います。

今まで車に頼った便利な社会から乗る時間や場所を規制される事も出てくるかもしれません。

やはりその時には真っ先に自転車に白羽の矢が当たる筈です。

その時はノーパンクが当たり前になっていくと思います。

以前勤めさせていただいていた会社が先日の展示会で更に進化したものをリリースしていました。

広がらない理由はノーパンクの施工が出来る自転車店が圧倒的に少ない事だとおもいます。

昔は重くて振動が酷くてスポークやフレームが折れたりして厄介だったのですが今は素材の調合や構造を工夫する事でエアーのような乗り心地と振動分散が可能になっています。

世の95%近い自転車店は仕事が減るということも脅威なので否定されます。

そこが今後の自転車店ビジネスのチャンスでもあるのです。

これから自転車店ビジネスを始められる方には最初からノーパンクをご理解いただきそのノウハウや技能を修得いただく事でよろこんでいただける方々が増えます。その方々が増えるという事はユーザー総数が増えるわけなので普通タイヤで乗られる方が増えてパンクする人も増加してしまいます。

そうなれば自転車店の数がもっと足りない状態になるのです。

ノーパンクのメリットは使われた方がデータや口コミで徐々に増えていきます。

早く技術習得した方ほど口コミで安定した仕事が入ってくるようになります。

その市場は現在ガラ空きだという事をお知りおきくださいませ。


しつもんなどありましたら問い合わせ欄から何なりとお願いします.

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

基準値の高い方々との交流

サイクルパーツ合同展示会

1月22日浅草浅草寺のお向かいの都立産業貿易センターに行って来ました。

前日22時まで名古屋での仕事がはいっていましたが自走して行ったので、オープンと同時に会場入りできました。

今まで、こういった展示会では設営から撤収までずっと『出展者』パスを着けてブースに居たため存分に観て回ることが難しかったのですが今回初めてお客さん側で集中して観る事が出来まました。

今年は4フロアもあった為観応えがありました。

スポーツと一般のベンダーさんが入り乱れる中全てのブースを観させていただきました。

滞在時間の長いのは一般車メインでしたが質問しまくりで開発コンセプトを聞いたり今後のビジョンを聴いたりする内にいろんな企画がふつふつと湧いて来てワクワク、ゾクゾクしっ放しの数時間でした。

質問している筈なのにその数時間で声が枯れかけていたことが不思議です。

用意していった名刺がほぼ無くなっていたのですが名刺交換を交わした新たな繋がりを沢山いただきました。

4フロアを回る内に前職でお世話になった北海道から九州の有力な問屋さん自転車店さんとブース前や通路で再開させていただけて退職と起業の挨拶をさせていただけました。

恐らくニアミスでご挨拶ができなかった方々も結構いらっしゃった事は残念ですが次回のお楽しみです。

左は長野県の株式会社 カミヤマの社長。右は秋田県の昭和輪業株式会社の菅原社長。

両者とも広範囲に活躍されている業者さん。今後の展開をどうするのか真剣に話し合っておられました。

伊豆の有限会社オートクラフトIZUの高田社長。日本中の公園などの変わり種自転車を自作してメンテナンスされている熱い社長。中国生産に移行してしまった今、特殊パーツの入手経路や技術相談を受けました。子供達に夢を与えていただく為にも是非あのテンションを維持していただきたいですね。

階段でばったりお会いした京都のチェーン店きゅうべえの松本マネージャー。あの激戦区で確実に出店をして地固めされています。店舗のオペレーション、仕入れ、新製品開発、新規事業の着手などマルチタスクで結果を出されている凄腕のマネージャーです。

そんな凄い方なのに気さくに挨拶いただけた事が御人徳ですね。有難いことです。

前職のブース。喧嘩して辞めたわけではないので普通に挨拶して近況を報告し合えました。

有難いことに退職して2年になるのにいろんな方がブースに立ち寄って『中根は居ないのか?』と言われる方がたくさんいらっしゃったとのこと。

皆様とのご縁に目頭が熱くなりました。

試行錯誤して来たノーパンクアイテムが更に良くなって量産化始めたとのことで今後コラボしていくかもしれない予感とそれによって喜んでいただける方々の笑顔を想うだけでウキウキします。

先日このブログからお問い合わせいただいた長屋さんと16時に東久留米市で初対面‼︎

メールのやり取りをさせていただいている方々の中で腹の決まり具合が高い方だったので東京に行ったついでというだけで久々に無茶スケジュール発動してしまいました。

自転車屋ビジネスの取り組みについて相談をいただいていましたがプロフィールを知らないのでどんな方が来られるのかドッキドキで待ち合わせしましたが自転車好きの好青年で此処で居合わせるベき流れのプロフィールをお持ちで互いを引き寄せたというか八犬伝の様な宿命みたいなものを感じて足を伸ばして来てみて大正解でした。

今後関東での心強いブレーンが出来たことに大変感謝します。ありがとうございました。

名古屋に戻った今、新たなスタートの為の事務所探しと名刺交換させていただいた方々へのお礼のメールで素敵な時間を過ごさせていただいています。

『自転車に携わる全ての方を笑顔に』という理念を再度念じてお役に立てさせていただく再度決意ができました。

ここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

バトンタッチ

中国OEMについて

こんにちは。代表理事の中根です。

今、日本で流通する自転車の殆どは中国で生産されています。

今、その中国で懸念する事が一つあります。

毎年今の時期、日本のどの自転車メーカー、業者がハラハラしているのが旧正月。1/24〜/31なんですが明けた時にワーカーが戻ってこないという問題です。

先日もブログで紹介しましたがメインで働く世代が今までの半分なので全ての工場の人員を埋める事が難しい訳です。旧正月に友達と呑み、食べ、語り、その情報交換の中で時給が10元でも高ければ異業種の工場に移っていってしまう。自転車の組み立てのスキルが高いワーカーであってもそんな条件でお弁当のラインに入ってしまうんです。

実際、旧正月明けに予定の半分以下の人員の為生産が遅れるという事が茶飯事だったんです。

それが人口減は部品メーカー、物流メーカーにも及んでいると思います。

引き留めるために時給を上げたりしてそれが値段に反映されてきます。

これから更に人口が減っていくので部品メーカーで生産遅れが出ても間に合わないのです。

それだけ必死で造っても日本に入ってくると安売り合戦の商材になってしまうんです。

これから春の需要期に自転車を仕入れられないメーカー、業者が出てくるかもしれません。

先ずは部品の確保で10月には発注していくので大丈夫だとは思いますがそういう流れで造られている事は知っておいてくださいませ

新車の販売はそれだけハイリスクになってきているという事をお知りおきくださいませ。

さて、その市場で乗り慣れた自転車を直してくれるところが増えていけば直して乗る人がもっと増えていく筈です。

働き方改革でサービス残業があぶり出しになっている今。せっかく何ヶ月も準備して仕入れた物を薄利で回していく業者さん、お店には更に辛い条件が重なっていくことになるでしょう。

永い目で見たお値打ちなものを永く乗っていく時代ではないかと思います。

買うときは高くてもその物に含まれている技術力を育む事で業界を支え匠を育て次世代に繋ぐ。

昭和の大量生産大量消費を令和から見直していく転換期を迎えていると思います。

一緒に取り組んで行きませんか?

そしてその技術を伝承していく方を老若男女問わず募集中です。

弊社の入り口に一台の古い自転車を陳列しています。

昭和34年式のツノダスポーツ自転車です。

60年前の自転車ですが当時では珍しくW/Oタイヤを採用している為今でも現役で乗る事が出来ます。当時の価値ではサラリーマンの数年分年収を遥かに超える価格だったようですがその技術のお陰で現在の自転車技術が存在する訳です。

そのバトンを私は受け継ぎました。

必ず次世代に繋いでいきます。

それに乗じて稼いでみたいと思われる方はお問い合わせ欄よりメッセージお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

更にスピードアップ

6G見据えて

こんにちは。代表理事の中根です

昨日のニュースで2030年に5Gの10倍のスピードの6Gを実現するとの事。

5Gをまだ体感していない時代にもう次の提案が始まっているとは凄い‼️

2時間の映画を5秒でダウンロード出来るとか。

そうなるとメディアは全く必要無くなる。課金さえできればクラウドに落として自分の好きなデバイスで観れば良い。

5Gでもそれに近い事が出来ていくはずだしどんどん便利になります。

大体の作業と言える事はAIがする為仕事が大幅になくなり、人間は管理という名目で制御盤の前で座ってる人が必要なくらい。でもその賃金はとても安い筈です。

貧富の差がはっきりしてしまうでしょうね。ローンを組んだ時に当てにしていた収入が入らなくなる可能性は高くなってくると思います。

その修正時に動産を処分して身軽になる方が多くなるので中古車市場が賑わうけど買う人が減って輸出されていってしまうと思います。当然円高なので人気車種以外は買い叩かれてしまうでしょうね。

話が逸れましたがその時の生活の変化は公共交通機関とカーシェアリング、そして自転車になる筈です。

恐らく国も放置自転車の問題などがあるので自転車に税金をかけてきたり車検の様な法律を作ってくるかもしれません。

逆にその方が盗難が少なくなって、安かろう悪かろうの自転車出なく拘りの自転車が出る事で業界が活性化するかもしれません。

底辺のユーザーは個人、法人共に拡がっていく筈です。

今、販売メインのお店はチェーン展開してひしめき合っています。

しかし修理、点検をメインにしてる町の自転車店がどんどん店を閉めているんです。

その理由はズバリ後継がいないという事だけなんです。

しかし、これは昭和の時代に業界が若手を育て忘れてしまった為なんです。

もう一つ店先が汚かったり手が汚かったりというイメージがあるので除外視されていたのでしょうね。

先ずこの利益率の高い仕事をイメージを良くしていく活動をしていきます。清潔感ですね。作業場、人。

人は見た目の清潔感もそうですが心の在り方も大事だと思っています。

心が口や表情に出て態度になりますからそれが評判になっていくわけです。そこを一緒に考えながら進めていきましょう。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

大震災と自転車

阪神大震災で学んだ事

こんにちは。代表理事の中根です。

今日で阪神大震災からちょうど25年。

その時私は前職で某玩具販売チェーン店の担当もさせていただいていました。

震災から一年後、納品は神戸の物流センターに一括で入れる為、40フィートコンテナをつけてそこへ荷下ろしに行っていました。その時灘区を通り抜けるのに半日かかってしまいました。

一年経過してもまだ一階部分が潰れたマンションや倒壊した家屋があり至る所にゴミが放置されていました。

その時、よく耳にしたのが自動車だと時間がかかるので自転車が便利なんだけど道にいろんなものが落ちていて直ぐにパンクするからとても不便。

その経緯もあり10年経過後ノーパンク材をリリースする際にも携わらせていただきました。

これであの時のような場合被災地での移動がもう少しスムーズにできるかもしれない。業務用につければパンクでの遅延が回避できるということです大きな可能性を夢見ました。

あの時のノーパンクは今も健在ですし、別製品もラインナップして更にコストダウンができるようになってきました。

今後、企業が導入する自転車にはノーパンクというのがきっと定番化してきます。そして私がその普及活動をはた振っていきます。

但し、既存の自転車店様のほとんどはノーパンクに対して否定形なのです。

業界の暗い過去もありますしパンクが減ると収入が減るという安易な自己都合もあるのです。

日本中でノーパンクに賛同していただけるお店を探しました。やはり皆様個性的な方々で発想も柔軟です。

法人での需要が出てくるとノーパンクタイヤは更に市民権を得ますので仕事が増えます。

特殊作業を習得していただく事で日本の98%の自転車店がやらない仕事が優先的に回ってくるわけです。

ちょっとオーバーに書きましたがそれを習得して新たな需要の波に備えてみませんか?

阪神大震災での教訓は未だに生きています。そして次世代へ活かしていく。それがビジネスとして皆様に喜んでいただけると信じています。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

やがて来る大型需要

自動車業界の激変

昨日のニュースでホンダとイスズが燃料電池で手を組み一方で経済産業省が水素ステーションの無人供給化して25年までに今の3倍にする発表があった。

もう一つトヨタがアメリカのジョビーに430億円出資して空飛ぶタクシーの量産を目指すとの事。

自動車メーカー3社の大きな決断により様々な波紋があることだと思う。

ガソリンスタンドは更に売上が厳しくなっていくはず。

自動車の整備士はエンジンがなくなっていく事で仕事が少なくっていく。

エンジン部品を作っている会社は仕事がなくなってしまう。

いろんな企業がオリンピックを期限に仕事を推進している今。将来様々な変化がオリンピック後に出てくるはずです。

その時、多くの人々が今の車を手離し生活を変える時、車はカーシェアリング、日常の足は自転車になると思いませんか?

そうなった時、自転車業界に大きな動きが出ます。但しそれが新車になるとは言い切れません。

今、リサイクルのお店がいっぱい出てきました。昔は古道具屋さんとか古本屋さんと言われていましたがチェーン店化しています。恐らくそういう形態へ流れていく事も多々あります。

それらのお店で買った自転車は修理、調整が出来ません。その需要がドッと溢れるんです。しかもそれらが継続していきます。

それを今から準備して対応していきましょう。

ローリスクでメリットの多い業界です。

その為には今までのイメージを一新していく必要があります。

イメージが良くなって認知され始めれば技術の競争、付加価値の競争といった良い循環になっていきます。

ただただ安い物を買う習慣、それを売るという平成の習慣から離脱して高い技術力を適正価格で提供して喜んでいただき高い収益を得るという事が令和で私が目指すところです。

興味のある方は是非お問い合わせ欄より是非どうぞ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

収入の柱

自賠責引き下げ

こんにちは。代表理事の中根です。

今年の4月から安全装備の普及で事故が減少した事で平均16%値下げという嬉しいニュースがありました。

これに伴って自動運転が始まると更に値下げになるでしょうね。

一方、現在の人間が操縦する既存の車の保険料が上がるかもしれません。

どちらにせよ車の保険で生計を立てている方には脅威でしょうね。

保険屋さんはいろんな保険を組み合わせて商材にしておられるので新たな商品が出てきたりしてそれ程問題がないのかもしれません。

一つの柱でなくいろんな柱(事業)を組み合わせることでリスクを回避するのは定番ですね。

今、前向きに検討されていらしゃるお問い合わせ欄から『来月定年するのでどこにお店を持ったら良いか』『既に退職したがどうやったら本業に出来るか』『自転車で今の収入を超える事が出来るのか』などとても前向きな質問を頂いております。

選択肢の中に選んでいただいたことに先ずは感謝します。

どんなビジネスでも例外無くそうなのですが今日始めて明日からいきなり安定した収入が得られる事はほぼ在り得ません。

先ずは副業から取り組んでいってくださいませ。サラリーマンの方であれば本業の収入はそのままにリスクをなるべく少ない状態で運営できるのが自転車店ビジネスです。

そして定年を迎えられた方や退職された方などは先ずはアルバイトなどの仕事に就いていただきたいのです。そこで先ず生活の為に必要な金額は稼いでいただきたいのです。

副業から始めていって複業にしていく。そんなスタイルをお薦めします。

そこで時間を最優先で使っていただきたいのは自宅にある自転車をバラしたり組んだりして覚えていって欲しいのです。

バラすのは簡単です。

その時バラす方法が分からない時。そこは学習するチャンスだったり専用工具を買う時期です。

そして組み直す時にできない部分。それを学習するチャンスなのです。

一般にいうママチャリは3段変速付きの物であってもネジの数はニップル含めても150無いのです。

逆に言えばそのネジの組み付け順序と工具の使い方、トルクを覚えれば良いのです。

補足していうと前後車輪のバラシまで入れてバラシで60分。

組み立てで150分を目指せればバッチリですね。

自転車技士試験の実技はママチャリでは無くマウンテンバイクorクロスバイクですので今度はそれにトライします。

少しだけ構造が違うのでそこは勉強するところ。ママチャリよりもネジの点数が少ないので楽なはずです。

それで壊れた部品を入れ替えて正常な部品を入れて組み直すだけでいいのです。

手が汚れますがそれは手袋すれば良いですし。手が汚れるから高い工賃をいただけるんです。

オートバイや自動車だとネジの点数が半端なく多いのとそれ専用の工具(それ自体も結構なお値段する)が必要なのです。そして圧倒的に違うのは電装品の多さ。

最終ステップで電動アシストを習得すれば良いのですが電装品というかカプラーはだいたい3〜4。しかもハーネス異常(コード類の断線など)は悪戯で切断などされない限りほぼありません。モーター内部はメーカーで直して貰えますので電動アシストでの修理などはスイッチが破れてミスが入った為ショートのスイッチ交換がメインです。次にライトの断線での交換。

カプラー1〜2個外して取り替えるだけなのです。

ここでチャンスなのは既存の自転車店さんの多くは『やった事がないから判らない』『電気は苦手』と言われる方が多くて販売はしても修理を外注(メーカー、問屋、他店)に出される方が多いのです。

今後電動アシストが益々増えていく中でこの気持ちの持ち方が違うことでそういう仕事や依頼が増えていきます。

そうしながらご近所さんに周知いただける工夫をしていく必要があるのでいきなり本業ではリスクが先行してしまうのです。

昭和の高度成長期でしたら一か八かでお店構えてチラシ入れればお客様がいらしたかもしれませんが今は令和。少子高齢化しているのでその手法はあまり通用しません。

そういう観点から副業スタートをお薦めしているのです。

本業収入の収入の柱、アルバイトの収入の柱。今後需要がある業界というところに向けて収入の保険として捉えていただけたらありがたいですね。

如何でしょうか?

今日は細部に入り込んだのでちょっと長文になりました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

今がチャンス‼︎

なかなか変えられない旧体質

こんにちは。代表理事の中根です。

今日は大きな団体、企業程旧体質から抜けにくいという話題です。

今朝の日経に出ている日本郵政の記事。現在の郵便局の数を減らさずに運営していくという事が記されていました。それによって日に数人の利用の郵便局に3人配備したりという無駄が出てしまう。その利用される数人のためにはありがたい事なのですが結局そのツケが郵便料金や運賃、カンポ保険料、しいてはその営業方法に発展してしまうのでは無いでしょうか?

多くの人が絡んでいるのでそれは仕方のない事なのかもしれませんがどこかで改革をした方が良い気がします。

その点、トヨタ自動車は新時代を読んでいろんな取り組みをされている。

大きな団体なのに小回りが効いているところが世界をリード出来ている証ですね。

先ほどの郵便局がMAXで稼働していたのは人口分布がピラミッドだった時だと思うのです。所謂昭和の良き時代ですね。その辺りから人口が減り始めたのに今までの運営を続行すると無理が出てくると思うんです。

今後、窓口業務はスマホになっていくはずですし対話型の契約ならばAIの人型ロボットがドローンに乗って玄関前まで来て保険の説明や書類の書き方を説明して判子を貰ったらドローンで戻っていくという事も考えられるでしょう。

そうなれば郵便局も巡回する職員の削減ができてしまうがいろんな反対意見でそれも後手に回っているのでしょう。

自転車業界という大きな団体も高度成長期迄は自分のお店の事だけを考えて突き進めば良かった。その後、ホームセンターなどの量販店ができ始めた時店頭に自転車が並んだ時に意固地になって他店の自転車は直さないという事を言い出す自転車店が増えていった。

結局、そのお店のイメージが悪く評判を落としてお客様が離れてしまったところをよく見かけました。

自分の利益の為にお店開けているようだとそうなっていきます。

自分のお店で買っていただいたお客様と他店のお客様に価格の区別をつけて気さくに対応していったお店は自然とお客様が増えていきました。

今後は自転車店同士の横の繋がりも重要になってくる時代だと思います。

技術の共用、パーツの共用、怪我や病気など緊急の時の対応の共用。

昔は商売仇という言葉を用いていましたが今は志を共にする同士としての心構えも必要です。

共に切磋琢磨する環境もできるからです。

心配しなくても需要は増えていきます。

今一度自転車店ビジネスを先ずは副業から。成長に応じて本業や複業にされていくのも良いと思います。

メリットは多いです。唯一デメリットは過去のイメージが悪いからやりたがらないとい事でしょうか。

一緒に変えるところから始めていきましょう。

お問い合わせ欄からなんなりとお問い合わせください。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

10年後どう在りたいか

中国人口事情

こんにちは。代表理事の中根です。

今日は中国の事について少し触れたいと思います。

昨日日本の人口推移について触れさせていただきましたがお隣の中国はもっと深刻です。

1979年から2015年まで行われていた『一人っ子政策』。

一家庭に子供は1人までという事で人口増加を抑えようとした動きです。

その最初の産まれた方は現在40歳。社会や経済を背負っていく世代が今までの約半分の人口になってしまった訳です。

前職で新たなOEM工場と契約すると必ずと言っていいほど工場のラインのチェックに行かさせていただいておりました。水際で日本品質に対応させる為です。

どんなに良い部品を採用していても組み付け技術がお粗末だと危険な乗り物になってしまい日本に届いてから手直しが大変。そしてどんなに良いアッセンブリ(ラインでの組み立て)をしても梱包がお粗末だと傷物だらけで売り物にならないからです。

話がそれましたがその時いろんな地域(紹興、上海、太倉、南京、天津)で感じた事はどこへ行っても子供が少ない事、家の外で椅子に座って日向ぼっこして居るお年寄りが多い事が目につきました。

現在の日本が近い感じですがあの時の中国はもっとお年寄りが多かった気がします。

後10年くらいするときっとあの時訪れた工場の近辺の様な風になると思います。

今朝の新聞に中国で自動車の販売が8%減少と出ていました。

当然ですよね。車をこれから買っていく世代が政策で半分になっていますから車ですからその数字で留まれたんだと思います。

人口10億人も居る国の8%ですから世界の自動車メーカーにとっては大きな痛手だと思います。

今の中国の様子が10年後日本でもっと凄い事での経済変化に繋がると思っております。

暗い話題にしたく無いのですがここからは明るくしていきましょう‼︎

その為にどうするかって事ですね。

仕事が危ぶまれたりすれば消費を抑えます。車離れから自転車に移る人が増えるんです。

実際、電動アシスト自転車の販売数が原動機付き自転車を遥かに越えて居るのです。

前職で販売応援や展示会、クレームなどでいろんなユーザー様とお話しして居ると都内では自動車持っていても不便。維持費もそうだが駐車場、渋滞など考慮すると売却して子供の送り迎えを電動アシスト自転車に切り替えられる家庭が増えて居るんです。フルオプションで20数万円の自転車が売れているんです。町中でよく見かける様になりましたよね?

あれがもう定番化してきているんです。

で、必要な時だけカーシェアリング使ったりレンタカー使ったり。

町中で『わ』ナンバーをよく見かける様になりました。

私の世代はレンタカーに乗るのは恥って言い合っていたレンタカーが増えているんです。

その増えている人口、企業も営業車を自転車に切り替えるところも出てきました。今後、スマホを使って出勤しなくてもAIとGPSで自宅から客先に赴き直帰する仕事が増えていきます。その時、会社から宛てがわれるもしくは自己で準備するとしたら近場ならば自転車になるんじゃ無いでしょうか?

その自転車も売るお店やネット販売で溢れています。

そこに古物免許持って中古で対応すると土俵が違う為価格競争で利益を目一杯削る事が無くユーザーの求めやすい価格で利益を上げていく事ができる訳です。

古物免許は書類揃えてお金を納めるだけですので難しくありません。

その為には基礎となる技術を身につけていただく。

もう一つその前にあなたのところに修理に持っていきたいと思っていただける様なあなたになっていただく事。

そこが一番大事でありAIが介入出来ないところなんです。

物を売る時代が終わって違うモノが売れる時代になりました。

最新技術は当然ですがその真逆にある『心』も同じ様に重宝される時代に必ずなると思います。

その心構えを構築していきましょう

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ピラミッド型からツリー型へ

黒字リストラ

こんにちは。代表理事の中根です。

リストラってあまり良いイメージはないですよね。早い話が『クビ』何ですもんね。

アステラ製薬、中外製薬、カシオ計算機、キョウデンが黒字なのに将来を見越して人員削減を昨年から始めたとの事。

日夜ニュースなどで出て来るワード『AI』の導入を見越してアナログな人員をカットするという感じでしょう。

丁度、バブル期を経験し売り手市場ともてはやされていた私の世代が今企業で一番人件費のかかる世代となっているわけです。子供はどんどん少子化に進んでお年寄りが増えていく現状では消費が低迷して先の売り上げ、利益を気にするのは当たり前ですね。

企業としたら株主の手間、減収増益に持ち込もうとします。やはり中高年の人件費は膨大。仕事はちゃんとやっているのですがスーパーコンピューターや量子コンピューターを導入すれば初期投資だけで相当数の人員分の仕事が出来、24時間稼働出来る訳です。

前職で6年ほど前、同じく年齢の方が仮入社されてその方の営業を引き継ぐ為2週間ほどコーチングさせていただいていたのですが、私達世代は全て会社が下手に出てなんでもやってくれた世代。しかもその方は初めて聞く大学名でしたが卒業されていらっしゃったので、私が高卒だと判るととたんに態度が変わり運転を拒否したり反抗し始められました。

その2〜3日で彼からの要望で同行しなくても高卒から学ぶ事は何も無いという事で1人立ちされたのですが一週間保ちませんでした。

私達世代全員がそんな考えは持ち合わせていないでしょうが少なくとも就職に対しての危機感という経験値は全く無いと言い切れます。

その世代に来ているリストラです。

まだ40、50代の内に転ばぬ先の杖を考えておいた方が良いと思っております。

昔は高齢者が少なく子供が多かったのでグラフにするとピラミッドだった為今の経済の仕組みができたのですがピラミッドでなくツリー型になっているんです。

この現状をお知り置きください

先日お会いした60歳の方と話していたところ、60歳という事で仕事は2〜3割しか無い。しかも同じ仕事でも手取りや時給が大幅にカットされてるとの事でした。

人生80年とか90年。長生きする様に医学は進歩しましたが少子化、人口減少、高齢化。GDPが急激に下がります。まだ子供は生産する事は出来ませんが将来生産する立場になります。その人口が減少。団塊の世代が今から高齢化を迎えて生産出来る層ではありません。逆に今後年金、健康保険の問題がもっと過激になって来るはずです。

企業で言えば減収減益が見えている訳ですから今のうちに手を打つ企業があるのは当然ですね。

またこじつけてになりますが副業として自転車店ビジネスを今から準備されたらどうでしょうか?

私の提案するのは自転車を売る仕事ではありません。売るのは大手のチェーン店や既存の自転車店さんにお任せしましょう。

どんな仕事でもそうですが始めてすぐにお金になる事はありません。

今やる事は心構えを持っていただく事。

新しい業界としてイメージアップする為に自己を磨いていただく事です。

技術はその後でも大丈夫です。

色々な副業の中の一つとして知っていただけたら幸いです。

どんなメリットがあるか列挙します。

○国が推進している事業

○環境保護の為には必要な乗り物

○資格は後から取得でも間に合う(注1)

○必要工具点数が少ない

○点検、修理に特化すれば少資本ローリスクである

○販売メインの量販店では修理が手一杯である事

○古物商の取得でリサイクルを活用できる事

○廃棄物は上手に分別すれば廃棄物もお金になる事

○担い手が全く育っていない事

これだけの条件が有る事業はそれほど無いと思います。当たり前すぎる自転車店の在り方、考え方を進化させたら新しい自転車店ビジネスを構築できます。

技術的には難しくありません。やってみようと思う人ならば自動車の免許を取得するくらいの難易度だと思ってください。

お問い合わせ欄から何なりとご質問お受けしています。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏