ノーパンクのご縁

こんにちは。代表理事の中根です。

ご無沙汰しておりました。

ゴルデンウィークの真っ只中5/3。弊社のリバイクをお買い上げいただきお引き取りした自転車をどうしようか考えていました。各部パーツは良い物が付いているのですが前後車輪のスポークが全てサビで覆われクランクもメッキが禿げてしまうほどのサビ。フレームは白なので水垢などがついて再生するより輸出に回した方が良いかなぁって思っているところにお客様来店。

27インチオレンジ色のマウンテンバイクを押して来店されパンクとの事。

服装や持ち物もさりげなくオレンジ色でコーディネートされていて好印象。

タイヤにはゼムクリップ📎が刺さっていました。

日頃から自分で色々メンテナンスされていらっしゃるということでパンク修理の肝になる部分を凝視され、色々質問されてました。

僕は全てお伝えする派なのでお答えして色々な会話が出来ました。

引き締まった身体付きだったのでトレーニング中かと思いきや某消防署でレスキュー隊員もされていたとの事。

その会話の中でお休みの日に石川県の被災地へボランティアで炊き出しなどで頻繁に通われていらっしゃるとのこと。彼はダメ元だったと思いますが『自転車協賛してくれませんか?』と一言。

丁度午前中にお引き取りした自転車をどうするか考えていたところなので

『これを整備してお渡ししましょう。そして被災地という事で瓦礫の中を走ることも想定してノーパンクに施工しておきましょう』

とお答えしました。

以前、タンナスが減ってきたから新品に付け替えたお客様の時に試乗サンプル車にはめようと思って丁寧に外して残しておいた物を流用させていただきました。

オーバーホールに近いことになりましたが車輪を外したついでに傷や汚れを可能な限り修正して5時間かかりましたが無事完成‼️

この自転車がセカンドライフを石川の被災地で活躍してくれる事でしょう。

近日お引き渡しです。

今月もあと4回も被災地に行かれるとの事。

応援してあげてください。

被災地支援NPO

「名古屋ボラソンきっこ」

代表 太田信吾

問合せ先 090-8863-1323

不思議なご縁でノーパンクのお話をさせていただくことができました。

ありがとうございます。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

イケメン整備士誕生レポート⑥

タンナス装着編

やっと亀です。

代表理事の中根です。

今回、年度末の駆け込み需要でノーパンクママチャリ12台の発注をいただきました。

ノーパンクアドバイザーとして光栄です。

今回は26型婦人車の施工です。アルミリムなのでタンナス又はT-core。

前職で車両を手配し、T-coreの在庫を尋ねると欠品中との事。

必然的にタンナスに決定しました。

なんとタンナスの代理店も丁度欠品中なのだけど3/25頃入荷予定という事で弊社の在庫で作業を進め残りの10本の入荷を待ちました。

入荷日、Nさんが講習にお見えになる日でしたので滅多に体験することのないタンナスの反復練習にチャレンジしていただきました。

タンナスフロー

①リムにピンを空撃ちしてサイズを確認する

②タンナスにピンを差し込む

③タンナスをリムに仮ハメする

④ピンを専用工具を使って打ち込む

⑤バルブ穴を隠す

①既に24.5mmは判っていたのですが、ピン打ちの練習も兼ねて何度か練習して嵌った時の感触を体感していただきました。実際作業はタンナスに隠れてピン端しか目視できないので、その端の何処をどんな感じで押せば善いのかはこの練習がとても有効なのです。

②今回は26×1 3/8 w/oですのでタンナス1本に38本のピンを向きを確認しながら挿入していきます。ピンの先端が痛いので5mm程差し込んで机や床などで押し込みます。

③タンナス装着での唯一力仕事の場面。膝を使って押さえ込みながらレバーでリムの溝にはめていきます。

1本目をお見せしただけなのになんとNさんはそんなに苦労せずパツパツと嵌めていかれます。

何故?って訊いたところバイクのチューブレスタイヤをはめる要領でやればはめ易いとの事でした。

先日、自転車店の店員さんにレクチャーした時、仮ハメに30分かかっていたのにいきなりの15分にビックリでした。

④Nさんの場合、①の空撃ちを何本かするうちにコツを掴んだ様です。(凄い!)

私もそうでしたが、先日の自転車店の店員さんは最初ピンを撃ち込むイメージは出来ているのに工具が引っ掛かってピンが抜けて来るというか出て来てしまうんですよ。『最初はみんなこれを経験するんですよ』っていうのがフォローの決まり文句なのですがそれを言えなかったというか言わせてもらえなかったって感じでした。表裏を見てピンの色が見えない事で作業終了。

⑤カッティングシートを切ってバルブ穴に貼って完成‼️

10本のタンナス加工を2日間で5本ずつ入れていただいたのですが初日は2時間弱(それでも早い)。

2日目はなんと90分で5本を施工してしまいました。

タンナスの輸入代理店にその旨を話したところ大変ビックリしていました。

何事も興味を持って取り組む人はいろんな事を応用で進めていけてしまうんだなぁという事を実感させていただきました。

その車輪をつけた車両は無事納品することができ、また一つ経験値をあげることができました。

今日もここまで読んでいただけたご縁に感謝します。

ありがとうございます

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

イケメン整備士誕生レポート⑤

車輪組立編

こんにちは。

代表理事の中根です。

大変すみません‼️

今回は画像を撮るのを忘れてしまいました。

という事で、文字だけでお伝えしていきます。

Nさんの車輪組立スタ今回は27型オートライトステンレスリム前車輪にチャレンジ。

Googleで調べられたJIS組立とイタリアン組立の違いを説明してご理解いただきました。

一先ず、JIS組立にて進めていきます。

スポークは全て同じ長さなので上のフランジに一本通した後垂直に降ろした右の穴にスポークを通して1つおきに規則正しくスポークを入れた後、ハブをひっくり返して残りの穴に18本を通します。

Nさんの場合、迷いなく一つ穴おきにスポークを入れられるのでJISを決める時にじっくりと観察するだけで時間が短縮できており、初めてとは思えない20分を切るほどのスピードでスポークの通しができました。

次は仮組み。

中根メソッドの黄金ルールは『ハブ芯を絶対に地面から離さない事』

バルブ穴からの組立と6本組みの法則をお伝えしてあとは数をこなしていただきます。

なかなかこのスポークの取り方が判りづらく途中が4本どりだったり8本どりして長さが足りなくなったりするのですがじっくり確認しながらあやとりされたのでトラブルがなく教えるこちら側は物足りないほどでした(笑)

上のフランジが20分程で組み上がりました。

次は下のフランジです。中根メソッドは車輪をひっくり返さないのでこのまま組み上げます。

ハブ芯を絶対に地面から離さない訳ですから今組んだ上のフランジからのスポークの間に指を入れていくのです。

多くの自転車店はこの時にひっくり返すのですがそのまま組む事に大きなメリットがあるのです。

①まだニップルを嵌めてないスポークが踊って危ない

②まだニップルを嵌めてないスポークを均すのに時間がかかる

③リムが地面に接地してしまう為いちいちリムを持ち上げて組まなければならない。

Nさんはここでも黄金ルールを守ってくれて仮組みは40分弱で出来上がりました。

本当に初めてなんですか??って聞いてしまうほど口出し出来ない事にビックリでした。

恐らくYoutubeなどで予習を丹念にされているのでしょう。

さて、ここからフレ取りをする前に重要なのが『仮締め』です。

これをやらんかったり適当にするとフレ取りの時間が大幅に変わってきます。

スポークのねじ山を二山残して均等にニップルを締めていきます。この時はニップルにトルクがかかってないので細いマイナスドライバーでやると早いですね。

たったこれだけでフレ取り時間が20分程短縮できます。

いよいよ振れ取り台に乗せてバランスを取っていきます。

まだまだテンションがゆるいので全てのニップルを2回転させました。

ここで3mmほどの横振れをとります。

初めてのニップル回しでリムが移動してくれる瞬間を体験していただきました。

その次は輪芯をセンターゲージで測ります。

前車輪を均等にニップル締めてるのでセンターはバッチリです。

仮締めの重要さがここで発揮されました。

次は天ブレ。

ここでも仮締めで均等に進めて行ってるので大きな天ブレはなく1〜2箇所レクチャするのにちょうど良い程度の天ブレ修正で終わりました。

最後に横フレです。一通りできたところで全体を1回転ずつ締め上げてスポーク全体のテンションを高めます。そこで横フレ取り。

今回の個体はもう半回転締め上げた方が良さそうだったので締め上げた後もう一度横フレを取って完了しました。

フレ取りに1時間ちょっとかかりましたが、初めてでこのタイムは素晴らしすぎでした。

観察と感心している間に画像を撮るのを忘れてテキストだけのブログになってしまいました。

想像力は膨らんだでしょうか?(笑)

Nさんの今後の進化が大いに楽しみです。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

イケメン整備士誕生レポート④

車輪バラし編

こんにちは。
代表理事の中根です。

今回Nさんといろいろ話しをする中で自転車技士取得に向けたカリキュラムにしてみようということになりました。

Nさんがとても勉強熱心なので事前にネットなどで知識武装されてるので吸収力が高く驚きの連続なのです。

今回は早いかなぁと思いましたが車輪に慣れていっていただくことにしました。

古い車輪をバラす時は錆びついたニップルが動かなくていきなりニップルの境目で折れることがあるので念の為ゴーグルをしていただきました。

3本をバラす事でスポークのテンションを手で感じていただきニップルが緩んでいくときの車輪の挙動なども確認していただきました。

今回はバラした部品を綺麗にしてニコイチ(二つの物から良い物を入れ替えて一つにする事)で新たなリビルトホイールを作成する為のバラしです。

バラしをしていただきながらニップルのお話、リムバンドのお話などさせていただきました。

一本目は初めてなので時間が掛かってましたが38分。二本目は30分。三本目はなんと25分‼️
コツが分かってきた事で段々と早くなってきてみていて頼もしいと思いました。

持ち前の几帳面さからトレイに入れた時も綺麗に収めてくれました。

今後の進化がとても楽しみです

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏

女性整備士誕生レポート⑧

ノーパンク練習編

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします

代表理事の中根です。

先日、Aさんが講習に来られました。
今回はノーパンクに挑戦したいとの事。

お話を聞いてみると今年の夏に買われた20型の電動アシスト自転車を岐阜の田舎で乗る機会が増えるということで防災準備も含めてノーパンクにしたいとの事。

せっかくだから自分でノーパンクの施工をしたいという事でした。

今回装着するノーパンク素材は『タンナス』20×1.75です。

ノーパンク素材がリムの内側でアンカーが弓形になって車輪に固定出来るシンプルな構造が特徴です。

先ずは弊協会にあったタンナスを装着している内装3段の車輪から取り外しをしていただきました。


失敗しても良い車輪なので思いっきりバラしていただけました。


次はそのタンナスをを外装6段の車輪に嵌めていきます

この素材をリムに嵌め込んだら専用工具で爪を一つずつ押し込んでいきます。

何度も練習で馴染ませた物ですがリムへの装着は力技あるのみです

気合を入れて嵌めていきます

やっと仮ハメが終わったので今度はアンカーを打ち込んでいきます。


例えは悪いのですがアンカーをはめて行く時に足の爪を切っている様なパッチンパッチンという小気味良い音がします。

いきなりAさんの自転車だとリスクが大きいので製作中の中古自転車の車輪に取り外しすみのタンナスを入れてアンカーを打ち込んでいただきました。
既に取り付いていたタンナスなので簡単にはまりアンカー打ち込みです

アンカーを弓形にするイメージで押し込まないとアンカーが逆噴射してきてしまうので専用工具で何度も失敗を経験していただき上手く行った時のパッチンという音も確認していただきました。

この時、取引先からの打ち合わせの電話が入り15分程の長い電話している間、なんとAさんが先程嵌めたタンナスを外し出しました。
どうしちゃったのか私がドギマギしていると外し終えた後、再度嵌める練習をされ始めたのです。
こ気味良い音が店内に響き私が電話を終えるタイミングでTAKE2終了。

Aさんの探究心に驚いた一コマでした。

練習編はここまで。
次回はノーパンク施工本番です。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏

女性整備士誕生レポート⑦

チューブリペア編

こんにちは。代表理事の中根です。

今回はAさんのパンク修理チャレンジです。

自転車店で1番多い修理は『パンク修理』では無いかと思います。

あちこちからの依頼で引き上げに伺うとパンクしてチューブが飛び出している様な車両が多くあります。

ノーパンクの施工にお見えになったあるユーザ様にお聞きした時、早朝に出勤して深夜に帰宅するから通勤時にパンクすると直してくれるお店が無くってついつい新しいのを買ってきてしまうんですよね〜という事でした。

自転車の修理難民という言葉が飛び交う昨今。自転車店減少の裏側にこういう不便でお困りの方の多い事を実感します。

パンク修理のフロー

①バルブのトップナットとロックナットを外す

②タイヤの片側ビードを外す

③チューブを取り出す

④水調べをする

⑤リペアをする

⑥水調べをする

⑦タイヤの中にチューブを収める

⑧外れたビードを嵌める

⑨バルブを押し込む

⑩空気を入れて完了

大体はこういう流れだと思っております。

今回Aさんには④⑤⑥チューブのリペアにトライしていただきました。

弊協会ではリビルトチューブというのを作成しております。交換の終わったチューブでサイドがしっかりしたものやエア漏れのないものはリペアしてあるものとしてないもので分別はしますが水調べをして巻きとって再利用させていただいております。

その作業でエア漏れのあるチューブが今回Aさんの教材となりました。

パンク修理のコツは失敗した回数だと思っているのでひたすらグラインダーで削ってゴム糊を塗りパッチを貼る事に専念していただきました。

力加減を間違えて大きな穴が空いてしまったチューブも数知れず(笑)

これがお客様の預かり品だと大慌てですが全国の自転車店では廃棄されるチューブ。

コツコツと反復練習がつづきます。

話は少し逸れますが弊協会では自転車の完全循環を目指しております。

自転車の構成素材は大まかに鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮、ゴム、プラスチックなのです。

金属はスクラップとして再利用が出来ますがゴム、プラスチックのリサイクルが今後のテーマ。

処理特許を持つ業者さんは見つけたのですが現在その処理システムが休止している為そこを稼働していただける様に十分な排出をしていく事で『廃棄』ではなく原料化する為の排出に繋げていきます。

現段階ではチューブのみ別の業者さんで原料として排出ができるので社内にてサイドが削れたり、リペア回数の多いチューブ、補修不可能なチューブはバルブを切り取って『原料』にしています。

(バルブは真鍮ですから)

話は戻りますがAさんはチューブの補修がうまくいけばリビルトチューブ、失敗すれば原料を分別していただけたわけです。

パンクを習う現場としては異例の和気藹々とした空気の中でスキルアップが計れました。

個人店ではこの練習の時に嫌な思いをしたりコストを気にしたりする事で職人離れの一因にもなっているらしいです。どちらに転んでもプラス発想になるのでパンクのリペアに集中していただけました。

次回はタイヤ、チューブの脱着をマスターしていただこうと思っています。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

イケメン整備士誕生レポート③

全ケースママチャリ編

こんにちは。

代表理事の中根です。

今回はNさんに全ケースのママチャリのバラしにチャレンジしていただきました。

残念なのはうっかりしていたらNさんのバラシの早さでフロント部分の画像を撮り忘れてしまいました。

チェーンがカバーの中を貫通しているので乗車していてチェーンで汚れる事がないのでポピュラーな物なのですが組み立ての時は大変なんです。(汗)

これをバラすことで車輪の脱着などのコツを少しでも掴んでいただければと思いこの車両をチョイスしました。

テキパキとフロント部分からバラしを始められフロントフォークを外されるまでを30分❣️

物凄いスピードです。

とても3回目とは思えない手際の良さ。

さて、今回のキモである全ケースから車輪を外すところなのですが車両のチェーンがかなり伸びていて簡単にはずせてしまいました。

全ケースの取り外しでは流石にロックリングの逆ネジをどれで外すのかこの日最初のレクチャー。

ポンチを使って外した後、B/Bのバラしまでしていただきました。

この車両、B/Bに大きなガタがありこれの調整の仕方などもレクチャしたのですが調整すると重いのでリテーナーがダメになっているのを確認。バラしてもらったところ案の定リテーナーの枠だけがワンの中にひっそりと残っておりました。

今回も全部ばらし終わるのに80分。

話の中で色々とネットで調べたりという予習をされている様です。

それにしても早技に驚きの連続でした。

教える側としてはもっと失敗してそこから学んでいただきたいんですけどね(笑)

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』協賛

こんにちは。代表理事の中根です。

今日は車両協賛した映画のお話です。

3月から全国で公開。今回は先行公開という事で撮影の舞台である名古屋にて舞台挨拶も観に行来ました。

不思議なご縁で知り合いである美術短大講師のTさんからの電話で古い自転車を探してる友人が居るので協力して欲しいとの事がきっかけ。

美術担当のHさんとはメッセンジャーにて色々な質問、要望などをやり取りして弊協会では所持している車両3台がその当時のロットだという事で貸出が決まったのです。

個人の趣味レベルの映画なのだろうと安易に受諾してしまいましたが色々話を聴いていくとキャストが凄かった‼️

全国公開されるのに経年劣化した車両では時代考証が合わないのでは⁉️と青ざめ

フルレストア大会‼️

特に24型のママチャリは今でも普段使いしてるので汚れが激しかったのです。

全部バラして洗って磨いて錆びたネジなどはなるべく当時ものに交換し、車輪は前後ともスポークを新品に組み替えました。そして倉庫の奥に在った親父が残していた花柄タイヤを装着。

このタイヤは今存在しないので業界の方が見ても驚かれると思います。

今日は舞台挨拶を楽しみに早めに準備をして出かけました。

到着してビックリ‼️

映画館の切符売り場から建物に沿って50m以上の行列‼️

チケット売り場の前は既にチケットを手にした方とHさんを含む制作関係者が歓談中。

その隣はテレビ局のカメラが数台実況中継していました。

今回の先行公演、そして映画の舞台にもなってる『シネマスコーレ』はお世辞にも広い映画館とは言えない隠れ家的な劇場である。

行列の最後尾に並びソワソワしていた時、今日の上映枠チケット完売のアナウンス・・・

入り口で歓談されてたHさんと色々話をさせていただくと1番客は開演2時間以上も前に並ばれた様である。

という訳で映画の感想は次回のお楽しみ。

美術短大講習のTさんからは舞台挨拶の様子の画像のほか冒頭から3台の自転車が頻繁に出てきましたねという同意を求められるメッセージに恥ずかしながら遅刻した旨を告げました。(笑)

昭和をテーマにしたドラマや映画の道具として今後お問合せが来た時に速やかに対応できる様コレクションとレストアの幅を広げようと決意しました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

イケメン整備士誕生レポート①

こんにちは。

代表理事の中根です。

先日夕方、Nさんが来店されました。

お話をお聞きすると弊協会のHPを観ていただき、ロードバイクで通勤しているけど自分でもいじってみたいとの事。

一般車とロードバイクは似て非なる物ではありますが応用は効くので仕事帰りに習いに来られるとの事。

今まで原付バイクを弄ったりと機械物に触れることに抵抗はないとの事でした。

ご自宅と会社の中間に弊協会が位置するので時々朝ものすごいスピードで自動車を抜いて行くNさんを見かけておりました。

初日からバラしをして自転車に慣れていただきます。

先日、某集合住宅で回収させていただいた車両。

いつものように敢えて口を挟まず自由にバラしていただき困った〜。お手上げ〜という時に助言するスタイルです。元々興味があった方なので後ろ車輪の外しでアドバイスしたのはブレーキインナーのキャップの外し方とベルクランクから3SPワイヤーを外すだけ。

チェーン引きの存在も難なくクリアされて前後の車輪が外されました。

チェーンのジョイントの外し方はどうかな?って思っていたらチェーンカッターですんなり切っておられました。

恐らくロードバイクの整備の動画でご存じだったんでしょう。

後からジョイントのクリップの外し方をお伝えする事になってしまいました。

クランクの外し方でやっと私の出番が出来てクランクリムーバーの使い方をレクチャー。

ビックリしたのがB/Bのバラしの時、(この時のB/Bはカートリッジ式)『右側は特殊』と言っただけで工具を充てがって逆回し。逆ネジの存在を一言で理解された人は初めてです。

この車両の車輪はリビルトとして使うのでこのままクリーニングして使います。

1時間程で車輪以外を完全にバラしていただけました。

本当に初めてなんですか??っていうくらい口出し出来なかった事に驚きました。

Nさんのような器用な方が副業(複業)で活躍されていく事で地域の方々に喜んでいただける日が近いと思いました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

女性整備士誕生レポート⑦

チューブリペア編

こんにちは。代表理事の中根です。

今回はAさんのパンク修理チャレンジです。

自転車店で1番多い修理は『パンク修理』では無いかと思います。

あちこちからの依頼で引き上げに伺うとパンクしてチューブが飛び出している様な車両が多くあります。

ノーパンクの施工にお見えになったあるユーザ様にお聞きした時、早朝に出勤して深夜に帰宅するから通勤時にパンクすると直してくれるお店が無くってついつい新しいのを買ってきてしまうんですよね〜という事でした。

自転車の修理難民という言葉が飛び交う昨今。自転車店減少の裏側にこういう不便でお困りの方の多い事を実感します。

パンク修理のフロー

①バルブのトップナットとロックナットを外す

②タイヤの片側ビードを外す

③チューブを取り出す

④水調べをする

⑤リペアをする

⑥水調べをする

⑦タイヤの中にチューブを収める

⑧外れたビードを嵌める

⑨バルブを押し込む

⑩空気を入れて完了

大体はこういう流れだと思っております。

今回Aさんには④⑤⑥チューブのリペアにトライしていただきました。

弊協会ではリビルトチューブというのを作成しております。交換の終わったチューブでサイドがしっかりしたものやエア漏れのないものはリペアしてあるものとしてないもので分別はしますが水調べをして巻きとって再利用させていただいております。

その作業でエア漏れのあるチューブが今回Aさんの教材となりました。

パンク修理のコツは失敗した回数だと思っているのでひたすらグラインダーで削ってゴム糊を塗りパッチを貼る事に専念していただきました。

力加減を間違えて大きな穴が空いてしまったチューブも数知れず(笑)

これがお客様の預かり品だと大慌てですが全国の自転車店では廃棄されるチューブ。

コツコツと反復練習がつづきます。

話は少し逸れますが弊協会では自転車の完全循環を目指しております。

自転車の構成素材は大まかに鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮、ゴム、プラスチックなのです。

金属はスクラップとして再利用が出来ますがゴム、プラスチックのリサイクルが今後のテーマ。

処理特許を持つ業者さんは見つけたのですが現在その処理システムが休止している為そこを稼働していただける様に十分な排出をしていく事で『廃棄』ではなく原料化する為の排出に繋げていきます。

現段階ではチューブのみ別の業者さんで原料として排出ができるので社内にてサイドが削れたり、リペア回数の多いチューブ、補修不可能なチューブはバルブを切り取って『原料』にしています。

(バルブは真鍮ですから)

話は戻りますがAさんはチューブの補修がうまくいけばリビルトチューブ、失敗すれば原料を分別していただけたわけです。

パンクを習う現場としては異例の和気藹々とした空気の中でスキルアップが計れました。

個人店ではこの練習の時に嫌な思いをしたりコストを気にしたりする事で職人離れの一因にもなっているらしいです。どちらに転んでもプラス発想になるのでパンクのリペアに集中していただけました。

⚠️下の画像は蛍光灯の光が水面に反射しているだけです。チューブに刺さってるわけではありません

次回はタイヤ、チューブの脱着をマスターしていただこうと思っています。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏q