大震災と自転車

阪神大震災で学んだ事

こんにちは。代表理事の中根です。

今日で阪神大震災からちょうど25年。

その時私は前職で某玩具販売チェーン店の担当もさせていただいていました。

震災から一年後、納品は神戸の物流センターに一括で入れる為、40フィートコンテナをつけてそこへ荷下ろしに行っていました。その時灘区を通り抜けるのに半日かかってしまいました。

一年経過してもまだ一階部分が潰れたマンションや倒壊した家屋があり至る所にゴミが放置されていました。

その時、よく耳にしたのが自動車だと時間がかかるので自転車が便利なんだけど道にいろんなものが落ちていて直ぐにパンクするからとても不便。

その経緯もあり10年経過後ノーパンク材をリリースする際にも携わらせていただきました。

これであの時のような場合被災地での移動がもう少しスムーズにできるかもしれない。業務用につければパンクでの遅延が回避できるということです大きな可能性を夢見ました。

あの時のノーパンクは今も健在ですし、別製品もラインナップして更にコストダウンができるようになってきました。

今後、企業が導入する自転車にはノーパンクというのがきっと定番化してきます。そして私がその普及活動をはた振っていきます。

但し、既存の自転車店様のほとんどはノーパンクに対して否定形なのです。

業界の暗い過去もありますしパンクが減ると収入が減るという安易な自己都合もあるのです。

日本中でノーパンクに賛同していただけるお店を探しました。やはり皆様個性的な方々で発想も柔軟です。

法人での需要が出てくるとノーパンクタイヤは更に市民権を得ますので仕事が増えます。

特殊作業を習得していただく事で日本の98%の自転車店がやらない仕事が優先的に回ってくるわけです。

ちょっとオーバーに書きましたがそれを習得して新たな需要の波に備えてみませんか?

阪神大震災での教訓は未だに生きています。そして次世代へ活かしていく。それがビジネスとして皆様に喜んでいただけると信じています。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏