それは拘り我儘

こんにちは。

代表理事の中根です。

ロシアのウクライナ侵攻で世界情勢が刻々と変わって来ております。急激な円安、原材料の高騰など経済に疎い私でも只事では無いと震撼する様な記事が紙面から訴えてきます。

昨日の記事に昨年閉鎖した三菱自工のパジェロ工場が大王製紙に40億位で売却というのも驚きでした。違う物を造る工場でも売却後活用が出来て地域の人は工場での仕事ができるのだなぁと。

一方で早期退職された方々の中には今までの働き方やこだわりに縛られて身動きが取れ難くなっていらっしゃる方もいらっしゃるという事も耳にしました。

輸入の多い日本ではOEM工場での原材料、輸送コスト上昇だけで無く為替相場迄も円安になってしまうと製品のコストがとてつもなく上がってしまう事が充分想像つきます。

人口が少子高齢化している日本ではバブル期の様な消費拡大が難しい状況。

そうなると価格上昇。市場での優位性の変化などが変わって来ます。どんな物がニーズかその時その時で解らないですがユーザーは価格上昇に伴いより慎重な購買にシフトしていくと思います。

その購入判断の中で今使っている物をそのまま使うか、中古に買い換えという選択も入ってくる様になると思います。

コロナ禍で働き方も変わって来ていますし色々な価値観が交錯して行く様になるでしょうね。

昨日の新聞一面に地球の海面上昇のことが載っていました。

温暖化に伴って海面上昇がどんどん進んでいるという事。その温暖化で異常気象が発生したりして災害が増えているという事が今、人類に課せられた最優先課題なのでは無いかと思っております。

あと2度上がってしまうと自然では制御出来ない領域に入ってしまうため二酸化炭素を減らす必要があります。

様々な拘りが在るので否定をしませんが一度立ち止まって別ルートとかで歩み寄れる時代になって来たのかもしれません。

働き方も国も地球在ってのもの。心の柔軟さを求められているのかもしれませんね。

脱炭素化と世界情勢からもっともっとインフレが進んでいくのでは無いかと感じております。

なってほしくは無いんですがガソリン単価300円なんて事にもなり兼ねません。

その時、今の様に気ままにドライブしたり出来る自信のある方は良いのですがそうで無い場合、買い物や生活様式も変わっていくでしょう。

ガソリン節約の為自転車を乗ろうと思っても自転車も値上がりしたり品不足だったりします。

その時、自宅にある自転車を引っ張り出して来て直して乗るとしても直せる職人、技術者が今の日本では激減している状態なのです。

ここで新たな需要が生まれてますから整備士の一環として取り組んでいただければローリスクで地域に貢献できる仕事になるわけです。

今までの職種や業態など拘りもあるでしょうがこの激変する今。別の一手も手にされたら安心じゃ無いでしょうか⁉️

最後はまたこじつけになってしまいましたが『手に職』があればこれからは大きな在庫を持たなくても仕事として成り立っていく時代であると思います。

気になった方、意見のある方はHPのお問い合わせ欄より何なりとお問合せくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏