情報ソースシフト

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日、ポストに電話帳が入っていました。

時代の移り変わりを如実に感じました。

今回は5mm程の厚みでした。

昔は電話帳というと分厚い物の例えとして表現されていました。

以前住んでいた北区でも4~5cmも厚みの物数冊が毎年届いていた覚えがあります。

新規営業を計画する時などその業種が地域別でリスト化されているので営業しやすいんです。

フリーダイヤルが在ったり、告知が大きかったりするとその企業の取組み具合も伝わってくるのでそういう企業様に真っ先に提案させていただいたりして活用しておりました。

今回の厚みの変化は広告量が減ったからなのでは無いか?と思います。

私の場合、引っ越ししたり困ったことなどの時は昔は電話帳でしたが現在はスマホでGoogle検索で一瞬で検索出来てしまっているのです。

検索後、電話する前にHPや口コミなどを参考にされているのでしょうね。

スマホを持つ前は出先で困った時公衆電話ボックスに駆け込んで電話帳で調べてテレホンカードで電話してました。今や電話ボックスすら見かけなくなりましたしテレホンカード持ち歩く事も無くなりました。

弊協会へのアクセスやお問い合わせなどお客様に聞いてみるとパンクしたからスマホで調べたなどスマホが電話帳の在り方まで変えて来ている様な気がしました。

こうした新聞などを含む紙媒体の物がデジタル化して来ている事でそこに携わる企業などの仕事も変わって来ているのでしょう。印刷とか配送などもデータ化してメールという手段でコストを削減出来る訳ですから。

これからの世の中でももっと合理化が加速していくと思います。

今の当たり前がもっと進めばその仕事もなくなるかもしれないという当たり前のことを痛感しました。

自転車においても、便利ではあるけれども何かの特許や開発でもっと便利になれば今の在り方が変わっていくでしょう。

今、感じている事は乗り心地やコスト面でチューブにエアーを入れて乗るのが当たり前なのですが自転車はパンクした時の緊急性が高い事、販売店、修理ステーションが少ない事などからノーパンクへシフトする動きがあっても良いと感じております。

技術革新で乗り心地は昔のように硬すぎないですし、素材の工夫で軽量化もできて来ております。

振動による金属疲労も解消できて来ているので導入コストや整備技術インフラをクリアしていけばもっと身近でエコな乗り物になると確信しております。

あと10数年後、孫たちに『昔の自転車はパンクすると走れなくて困ったんだよ』って電話ボックスやテレホンカードの様に話をする事が来ると思っております。

その時の自転車はサブスクで乗っているかもしれません。電話帳、またはそれに代わるデータベースにはノーパンク施工業者というジャンルで登録が出来るんじゃ無いかと思ってます。

既存の自転車店の殆どはノーパンクに対して反対派です。色々な理由は有りますが業界外でノーパンクをはじめ整備技術者を募って育成させていただければ新たな仕事になっていくはず。

サブスクが増えれば定期点検などで仕事、収入も安定出来る要素は大きのです。

今、この技術習得してみませんか?

SDGsが進む今現在。それに沿った技術者として先を見ていただければ一緒に面白い業界について語っていけると思います。

質問などはHPのお問い合わせ欄より何なりとどうぞ

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏