団塊の世代を味方に

売り方と買い方の変化

こんにちは。代表理事の中根です。

先日の新聞広告に奇抜な物を見かけ経済産業省やるな!と思いました。

今後、日本を変えていくにはここが一番大事だと思います。

今までの時代は団塊の世代の消費がメインなので大量生産してコストを落とし薄利多売方式でも商いができていました。

今、団塊の世代は定年をし、老後に向かって慎みやかな生活をされたりしていらっしゃる昨今。その世代の方々の直接反映される業種は医療、介護、葬儀が大きくなってきているはずです。

以前にもこの話題を出した事はありますが団塊の世代が生まれてしばらくした頃は乳母車屋というお店が生計を立てられたのです。

その世代が成長していくに従って雛人形、五月人形→出版社(学研、小学館など)→文具メーカー→運動具メーカー→ステレオメーカー→車産業→結婚式場→住宅メーカーと移り変わっていった筈です。

人口とそれに伴う消費が減ってきた今、安く売る為の仕入れ、商談が後々互いの首を絞める事になると思うのです。

売り上げも大事ですがどれだけの利益を確保して継続していくかが大事になってくると思います。

個人商店であっても付加価値を付け、その対面販売にメリットが有れば無理に安く売らなくてもお値打ち感を演出出来る筈だと思うんです。

大手ではその動きを急に変えていく事は難しいでしょうが次第に変化していく筈。

自転車店ビジネスではお客様の自転車を効率よく直すアドバイスをしていく仕事です。

完成車をドーンと仕入れて売っていくビジネスとは違いスタートのリスクがとても少ない事。そして収益率が高い事でマイペースでやっていく事が出来ます。

スキルが上がれば仕事量を増やす工夫をすれば良いですね。

団塊の世代が免許を返納を考えられる今、この時期にその方々がお持ちの自転車を直して乗れる様にして差し上げる事で喜んでいただきながら口コミという昔ながらの信用。そしてSNSなどを使った告知で切り込んでいく事ができます。

何か副業をお考えの方。自転車店ビジネスというものも知っておいた方がよろしいかと思います。

今から乳母車屋さん始める様な事のない様に吟味ください

問い合わせフォームからなんなりとお問い合わせくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏