W危機

こんにちは。代表理事の中根です。

最近、ニュースの内容が変わってきた様に思います。

私はテレビ持ってなので情報入手は新聞が主なものになります。

最近は戦況を告げるものでなくウクライナが攻められたことやロシア制裁のその後の懸念事項の様に思います。

ロシアの天然ガスなどが入らない事でEUのエネルギー危機感。

それを見越してアメリカが増産して船でEU 2供給するというニュースが流れたのが今月上旬頃でした。

そして並行してウクライナの小麦やとうもろこしなどの穀物が入手できなくなってEUではWの危機感が迫っている。

ベトナムでは石炭の高騰で電力不足の懸念が起きていて脱炭素化へのシフトがなされていないまま目先の電力確保の板挟みのと事。

怖いのは人間って平常心を失うと集団でとんでもないことをする事があります。

コロナが始まった頃、日本で起きたトイレットペーパー事件。製紙会社は在庫在るから大丈夫だと報道しているのに早朝からドラッグストアにトイレットペーパーを求める人が並びその人たちに釣られて更に行列ができという事は記憶に新しいと思います。

これが世界中の食品で起きた時、エネルギー、食品原料を輸入に頼っている日本では一切のそれらが入ってこなくなる可能性が高いと思います。

エネルギーと食品が寸断される事を想定した準備が必要な時じゃないかと思います。

前回のブログでも書きましたが日持ちのする食品、水の備蓄、太陽光発電出来るモバイルバッテリーの準備など準備を始めるべき時だと思います。

そうしたシミュレーションが省エネを意識して家庭で脱炭素化の一歩になるんじゃないでしょうか?

兎に角、不安を煽るわけではないですがガソリンの価格も上がっています。(本日製油所引き渡し価格が1,000円/1kl上がっています)

それらの要因を踏まえて現座お持ちの自転車を乗れる状態にしておくのも備えの一環ではないでしょうか?

新たに買い替えるのならばその資金を缶詰や水に充当された方が良いと思います。

その時、少々値段は掛かりますがノーパンクにされれば自然災害の備えも同時に出来ますね。

弊社ではそういったノーパンクのご相談も承ります。

阪神大震災の直後神戸に行った時配給の水を貰うためにポリタンクを2個持って出掛けたが瓦礫でパンクして片道2時間掛けて行かれた方のお話を聞いてノーパンクの必要性も感じております。

有事になってからでは資材が入らないのでこの様な時期に準備される事をお勧めします。

ノーパンク自転車は新車を生産販売しているメーカーはあるのですがメンテナンス出来る店舗は非常に少なくアフターマーケットが拡がらないのはそれもあるのです。

ビジネス的に言いますと今後注目されるアイテム、業界でありながらメンテナンスの技術者が圧倒的に足りない状況下。

最近、弊社店舗事業部にお越しになる方とお話ししていると車の価格が上がって買い替えしようか迷っていたがガソリンが上がってきたので思い切って車を手放して自転車にするという方が増えました。

そのメンテナンスをお教えします。弊協会のプログラムで廃棄自転車をバラす作業、部品の仕組みを覚えていただき取り付け出来ればそんなに難しくないのです。失敗しても元が廃棄自転車ですから安心ですね。

これからの社会に必要な技術を身に纏って地域の方々から感謝される仕事が弊協会の推奨する自転車店ビジネスです。

今のお仕事にもう一つプラスすることも可能ですよね。

お問い合わせ欄よりご相談ください。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏