新たな時代のキーワード

こんにちは。

代表理事の中根です。

昨日、終日営業などで出掛けておりました。

三重県のエージェントさんの所で色々と情報交換していると三重県においても部品、完成車の価格が高騰しているとのこと。

幸い、中古自転車の買取強化をした所なので商いの幅は拡がったとの事。

今までの様に新車の販売だけに依存していると販売価格の高騰で消費者の買い控えと共に売りそびれてしまうという事で順調なビジネスが進んでいるとの事。お客様の中にはどこのお店も値上がりしてるから今までの感覚で買おうと思うと中古自転車が都合が良いという事で需要も増えてきたそうです。

今後、ロシアのウクライナ侵攻でが収まっても原料の手配や価格上昇、それによる商材の未入荷などはまだまだ続きそうだと言う話をしておりました。

夕方、4年ぶりに建設関係で自営業されてる方とお茶した所、仕事をして請けていると材料が入らなかったり受注時の見積り以上の価格になっていたりして利益が不安定なので何とかならないものかという話になりました。

リクルートするつもりではなかったのですが、現在の仕事を続けながら自宅で空き時間を使って自転車店ビジネスしたらどうか?という提案に耳を傾けていただけました。

結果、現在仕事の他に来年まで通って居る用事があるのでそれが終わり次第弊協会人通って習っていきたいとの事でした。

自動車や自転車ではリビルトパーツというカテゴリーがありますが自転車の場合汎用頻度が広いので自動車や二輪車の様に車種や年式に拘ることなく在庫の量や工具の種類など少なくて済む事や競合が少な過ぎるという事で魅力がある様です。

手や服が汚れるという事にはそれ程気にしないという事でしたがこれから業界に入られる方々へのイメージアップのためには私自身が手を汚さない作業や工夫、清潔感のある服装を心がける必要があると感じました。

そして新たな供給に対して受け皿を整えていく必要性が今後のキーワードの様な気がします。

今朝の新聞に水素燃料の件が載っていました。

5時間耐久レースで使う水素燃料のタンクに於いて『ミライ』の燃料タンクを基に水素の運搬という事をでのカイゼン。

5時間のレースで走れる距離を競うレースなのだが過酷な条件下で水素を安全に運び今のガソリンの様な快適性を生み出せればエネルギーを輸入に頼らなくても水素は水から製造が可能な資源という事で興味深い。

液化水素などにしていけば航続距離が増えて船舶や鉄道などでの応用が可能だという事。

流石、トヨタ。未来の社会を担う意気込みが感じられます。

弊協会の推奨して居る自転車店ビジネスとトヨタさんを一緒にするのは失礼な事なのですが供給の変化に受け皿を工夫していって未来の業界を見つめるというスタイルは同じ方向性だなぁと思いました。

今日は大きく出てしまいましたが思いつく事をかいてみました。

此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏