Facebook懐古録

こんにちは。代表理事の中根です。

最近、リアルやブログなどで新たな方々との出会いが多くなりました。

その方々と話をしていてどうしても噛み合わないのが私の過去の経験値。

全国各地で仕事させていただいた話がどうしても信じられないとか大風呂敷に見られてしまっているのです。

確かに通常ならば支店や支社に割り振って分担した方が効率が良い仕事が出来るのでそれが常識だと思います。

信用していただけないのでFacebookの過去のタイムラインをシェアする事が多くなりました。7〜8年前の昔話なのですが私自身もあの時の気持ちが甦ってきて熱くなります。

前職の社長の引きの良さで無理だと思われる様な大きな仕事がいくつか舞い込んできてどれもが緊急であった為営業所を開いて面接をして教育してから配備するのに間に合わなかったのです。

私は余り口がうまく無いのですが行った先でとにかくなんとかしなきゃって気持ちを訴えて伝えていく事で皆様に力を貸していただいてきたって感じです。

その時も全国で技術者の足りない現状を目の当たりにしていました。あの時から月日は流れ技術者が増えたとは思えません。

今後益々減少していくであろう技術者を育成していく事で新たな雇用や仕事として成り立っていく信じております。

全国津々浦々に技術者が分布していればZOOMやメールにて仕事の依頼、面接をして遂行する事が可能です。

少数の技術者が飛び回るというのは今の時代に合っていません。

そうしなければならない程人材不足だという事です。

稼げる仕事として学んでみませんか?

お問い合わせはHPのお問い合わせ欄より何なりとどうぞ。少しお返事が遅れることもありますがご容赦くださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

国際OEM

こんにちは。 代表理事の中根です。

今日の新聞に三菱自動車の記事についてネタにさせていただきます。

車台を日産と共通にするという事で開発事業部の縮小。更には既存の車台発注先が5年後に仕事が無くなってしまうという事ですよね。

世界中の自動車メーカーでこういった車台の統合がなされるってことは自動車が蔓延して世界的に売れなくなったという事じゃ無いかと思います。

実は自転車業界でも私が社会に出た38年前はとても多くの自転車メーカーが存在して技術競争をしておりました。

品質を追求しすぎて高価な為売上が減って消えていったメーカー。安売りしすぎて資金繰りで消えていったメーカー。いろんなメーカーさんを現場で見させていただきました。

その時、必死で売り繋いだメーカーさんが現在残って居られると思います。

ところがOEMに頼って売り上げに専念した代償として末端の技術者の育成まで時間や予算が回らず現在では量販店や自転車チェーン店が販売のメインとなっていますが簡単な修理や調整は店頭でやってくれますが手の掛かる作業はメーカー、ベンダーさんに依頼する事がおおいようにおもいます。

当然お預かりからお渡しまで時間がかかるので買い替えられる方も多い様に思います。

コロナ禍と脱炭素化で自動車業界の世界的な変革、乗り物や仕事についての考え方などが変わってくる今。電動自転車の需要が上がってくると思いませんか?

信頼のおけるメーカーですとモーターの不具合はほとんどありませんからバッテリーの消耗とスイッチ周りの故障が主なので修理は難しくありません。他の部分は自転車ですのでそこの知識、技術を身につけていればこれから世界中で持て囃される職業であると信じております。

その技術は個人差や環境などで一概には暫定しませんが現在、弊協会に習いにきていただいてる方々は1〜2年程で独立できる位のレベルです。

2年という方は仕事のお休みの日に週一で習いに来られてますが興味があるという事が再前提ですね。今まで、会社から習ってこいと言われて来られた人、家業を継ぐ為仕方無く習いに来られた方々を対応させていただいてましたがレスポンスの違いが如実です。

これからの仕事としてもう一度考えてみませんか?

話は戻りますが自動車メーカーは試行錯誤して進化されていきます。EV化、自動運転化により壊れ難く事故も減っていきます。保険業務はAIが行う様になり、整備も簡潔になるでしょう。事故が激減すれば修理工場も仕事が激減してしまいます。

その時安定して需要があり人間が操作運転する自転車って大きな市場、人材需要が秘めています。

世界的な需要なのでリモートを活用して日本に居ても海外の仕事が出来る様になるでしょう。逆もあり得ますね。

技術は一朝一夕で身につくものではありません。

興味持って問い合わせください。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

対岸の火事では無い

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日の新聞でカリフォルニア州に次いでニューヨーク州でも2035年にガゾリン車販売の全廃を宣言したとの事。

こういう脱炭素化の動きはきっと世界を駆け回ってスタンダード化していくと思います。

世界中の自動車メーカーがEVや水素エンジンに短期間で切り替わっていかなければなりません。

これまでに出来上がった中古車などの販売網、ガソリンの供給網にも多くの改善というよりも改革が必要になってくるとおもいます。

ガソリンを備蓄しておくタンクを水素に切り替えたり大型のバッテリーや変電施設にしていく事で初期投資や運用コストは燃料代や利用料などに大きく転嫁していくはずです。

アメリカの広大な土地を走る事のできるタフな車造りが求められてくる事でしょう。AIが管理して自動運転になり可能か限りの効率の良い運航を算出してくれるはずだと思います。

今までアメリカで求められていたのは1〜2週間の買い物を遠くまでいって調達するため大きな車が必要だったわけですが、自動運転で無人配送のシステムやドローンなどによりその必要性が排除されていくのかもしれません。

この考え方が日本にもきっと入ってくると思います。

日本の場合、解釈の違いはありますが広大な距離は少ないと思います。ので自家用車を保つという感覚が変わっていくのかもしれません。

私の世代が免許を取った時、マニュアル車クーペからオートマチックセダンへとシフトし、平成生まれの人達は免許を取得しても競って車を買う事がなくなった様に変化していくと思うのです。

それらが積もりに積もって大手自動車メーカーのリストラに発展しているんでは無いでしょうか?

世界的に脱炭素化へシフトしている今、税収不足から自転車にも課税されてくるかもしれません。その代わり、自動二輪に代わる乗り物(デバイス)として電動アシスト自転車の規制緩和されると良いですね。

それが悪い事ばかりでは無く、放置自転車の撲滅、道路交通法の遵守、自転車の交通マナーの向上で事故の軽減につながると思っております。

現在、罰則は有りませんが防犯登録の義務化されているのはその序章では無いかと思うのです。

施行するにはいろんな問題が生じると思いますが罰則が決まり次第スムーズに遂行されると感じます。

当然、あらゆる事情から自転車の値段は上がると思います。その代わり永く乗れる仕様で有れば大事に乗る事で節税になったり廃棄によるゴミの削減が可能になり、高い価格設定でも納得して購入出来る様になると思います。

そのとき、今の自動車業界の様な色々なサービスが仕事として出て来るでしょう。

自転車の運転や整備にはAIが介入し難い部分があると思います。

人間に残された稼げる仕事として自転車業界って大儲けはできませんが永く稼いでいける業種、職業だと思います。

これから参加される人には現在業界の人が手の回らない部分。所謂、技術を身につけるのが早いでしょう。開発、営業、販売、流通などいろんなセクションがある中で技術者が圧倒的に不足しているのです。

現在、習いに来ていただいている方々が日増しにスキルを上げていただいております。

無料講習乗り物枠が埋まり次第有料化になってしまいます。

気になる方はお問い合わせ下さい。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

さよならセダン

こんにちは。代表理事の中根です。

8/30の新聞に車の趣向が変わってきた旨の記事がありました。

私自身。車は好きですのでこの記事に釘付けになりました。

個人的には2シータースポーツカーなんてのに心躍りますが乗ってる車は超実用的な物(笑)

今トレンドがセダンからSUVに変わってしかもガソリンからEVへと世界中がシフトする時。エンジンが無くなっていく時代にガソリンそのものも高価になっていくでしょう。

今私が無理をして欲しい車を買った時、燃料代の高騰や規制強化などで維持をしていく自信がないので様子伺いで軽自動車なのです。

自動運転とシェアリングがもっと普及すれば必要なときに必要な大きさの乗り物をチャーターすれば目的地に乗せていってくれる街づくりがなされていくでしょうから車に対する価値観もいろんな意味で変わってくると思います。

私が免許を取得した時代は自動車がステイタスシンボルでした。どのブランドの車で何処のナンバーが付いているか、そして何台持ってるかだったように思います。レンタカーの『わ』を見るとからかわれ冷やかされる風習も知ってます。

そのナンバーの為に中流家庭ってキーワードに踊らされて一軒家と車をローンで買ってバブル崩壊で苦しんだ方々をたくさん見てきました。

これからの時代、地球に優しく生きる流れになってきました。

移動の時間をリビングの様に過ごす事は一昔前ではリムジンを持ってる一部のお金持ちだったのでしょうが自動運転のEVならば地球に優しく会議をしながらとか目的地に向かう事もできる訳です。移動の時間を寝る事もできるしスマホを操作する事も出来ます。

今の交通事情では寝ながら移動とかスマホ操作しながらは危険運転になってしまいますから需要は高まるでしょうね。

自動運転のインフラ整備、管理にコストがかかるのでシェアリングしても今の自家用車以上にコストがかかってくると思います。自動運転のマイカー所有は自家用ジェット並みの維持費が掛かるのではないでしょうか。

未来の事はどうなるのか判りませんがあくまでも私の一方的な妄想ですのでご容赦ください。

やはりその時、ちょっと買い物とか駅までとかいう移動では自転車、電動アシスト自転車が見直されていくと思います。

自動車の電動化に伴い充電インフラが整っていけば今のような大きなバッテリーを搭載しなくてもスッキリしたデザインの電動アシスト自転車に変わってくるかもしれません。

充電技術も進化しているので非接触充電などで車も自転車も小さなバッテリーで動けばリチウムイオン電池に使うレアメタルの採掘にCO2を排出しなくても済みます。

8/31の新聞には走行中の充電技術開発の記事が載っていました。

そうなった時、雨対策されて簡単な空調のついた自転車が出てきたら現在の自動車の様にパーソナルな移動デバイスになるかもしれません。

電動自転車の面白いのはアシストモード(電気を使って走るモード)ではなく回生モード(発電しながら走るモード)をチョイスすればペダルに抵抗は掛かりますがトレーニングをしながらの移動が可能になるという事。当然スマホと連動されているので充電したエネルギーは売電され電子マネーかポイントで還元されてくる仕組みにも出来る様になるはず。

太陽光発電や風力発電の他にも人力発電というカテゴリーも生まれるかもしれませんね。

そうした未来の可能性を大きく持った自転車。モーター部分はさておき他の部分は至ってシンプルなのです。消耗品を交換出来る技術と点検スキルが有れば仕事として成り立っていくはずなのです。

今、日本の組合に加入している正規自転車店は9,000軒を切っております。そして平均年齢が高く60歳で若手と呼ばれる状態なのです。職人ですから一朝一夕に育つ事は出来ませんが短期集中で一通りの事ができる様にする事はできます。

自転車技士という資格を取得し、これから弊協会の発行するノーパンク技師の資格を両方取っていただければ大体の自転車の点検修理ができるようになります。

需要は鰻登りになるのにメンテナンスステーションの減少では社会的に困惑してしまいます。人に喜ばれる資格取得しませんか?

現在、自転車寺子屋として技術指導を行っております。

なんなりとお問い合わせくださいませ

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

頼れるリーダー

こんにちは代表理事の中根です。

一昨日、浜松に向かう途中、愛知県豊橋市のT自転車店に立ち寄らせていただきました。

新学期を前に次々とお客様がお越しになる活気ある店内で熱い話を聞かせていただけました。

愛知県自転車組合の理事長でもあるT氏は自らのお店の事と同じ位業界の発展をあれこれ考えていらっしゃいます。

どうしたら活気が出るか、どうしたらみんなが楽しく稼いでいくことができるかなど口を開くとそういう話題になる方です。

理事長として現状を把握されているので高齢化してしまってる体質改善にも危惧されていました。

自転車自体は健康に良い、維持費が余りかからないなどなど自転車の良いところをこれ程嬉しそうに列挙して褒めちぎる自転車店も珍しいと思います。それだけ自転車という乗り物と自転車業界に期待と希望を持っていらっしゃるということが伝わってきました。

冷め切ったように思える業界のですがリーダーの熱さはきっと伝わっていくことと思います。

弊協会としてのコラボ提案もいただき挨拶程度のつもりだったのですが熱いリーダーとの対話がいつのまにか90分いただけました。

超前向きな意見交換で勇気をいただきました。

ありがとうございました。

話に夢中で画像を撮り忘れたので以前の画像を使わせていただきました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

物流改革⇨革命

こんにちは。

代表理事の中根です。

コロナ禍で配送需要が増えているのにドライバー不足に悩む輸送業界。

将来的には自動運転化で解消されていくのでしょうが出荷作業、荷卸し、お届けの部分ではどうしても人の手が必要になるわけです。

私は3年前脱サラし、去年会社を立ち上げさせていただくまでは宅配便の委託ドライバーで生計を立てさせていただいていました。

運送というと軽くあしらわれてしまうのは仕方のないことなのですが効率化を図れる場面は沢山ありました。

大企業などへのお届けも何度かさせていただいたことがあります。

流石セキュリティーが万全なので小さな荷物一つであっても担当者様にお渡しするのには受付する前に搬入用のスペースに車を停め決められた通路を歩いて(走るのは厳禁)受付に行き免許書を提示して入館許可申請書に記入をし警備が担当に内線電話で確認を摂れた時点で中に入る事ができました。その担当者様が他の電話をされていたり席を外されていた場合守衛で待機する事になります。

やっと入館許可が出てお届けして車に戻るのに20〜30分かかる事は当たり前でした。

宅配では一つの荷物にそれだけ時間かけていると非常に効率が悪く雇用時間とかで働き方改革のテーマになっているんじゃないでしょうか。

これらの中間プロセスは比較的早く実現できるでしょうね。

問題はラストワンマイルだと思うのです。今後、シルバー人材などががんばれるフィールドとしてリヤカーや3輪、4輪の自転車を活用した配送がもっと広がっていく事で労働環境、就職先、環境問題などに寄与していけると思います。

労働時間の管理などを考慮するとノーパンクは必要なリソースとなる筈なのですが自転車業界では製造側と販売側でノーパンクに対する考え方が食い違っている事が多いのが現実です。

時代はノーパンクを必要としているのだけれどノーパンク自転車のタイヤメンテナンスが出来る技術者が非常に少ない故にユーザーが不便な思いをする事になっているのです。

下の画像は実際に某宅配便の現場で使われていた車両です。

私の画像処理能力が足りないので画像が傾いている事をお詫びいたします。

この画像は極端ですがチューブ式のタイヤであれば此処までに辿り着くまでにパンクして配達が滞っていた筈です。定期点検を怠ってしまった為現場から『走ってるとタイヤの辺りからバタバタとうるさい』という事で駆けつけたところこの状態で目が点になったのを思い出します。

現状は販売した量販店でお預かりして配送便の帰り荷でメーカー、卸に持って帰り直した後次の配送便で店舗にお届けする形態が主です。

ノーパンク施工は一定の技術を取得すれば比較的簡単なので今後は弊協会にてノーパンク技師としての資格認定制度を発行していこうと考えております。

ノーパンク技師資格保持者がいるお店では短期間での施工が可能に成ればパンクに悩まされずに自転車を乗る事ができる様にしていきます。

1700年後半に起こった第一次産業革命だは蒸気を動力とする機械化でした。

現在蒸気機関車の臨時運転以外では見かけません。

世界中の自動車メーカーが短期間でEVへとシフトしている今、数年後には『自動車が音を立てて人が運転していた』という伝説が残るでしょう。その時、昔の乗り物はパンクという厄介な事があったなぁということも付け加えられるでしょう。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

銅、アルミ相場の変

こんにちは。

代表理事の中根です。

去年の2020/5/14からデータを取り始めて銅とアルミの高騰ぶりを時々ブログで挙げさせていただきました。

グラフを色分けするスキルが足りないので見辛くて申し訳ありません。

データをとるって大袈裟なことではなく、毎日の新聞の価格を表計算に入力するだけなんですが銅が2021/5/13を境に緩やかに下がってきています。

上のグラフが銅、したのグラフがアルミです

これは私の憶測なのですが半導体の不足でEVの生産が限られてしまい生産が止まってしまっているのではないか?

スクラップの銅とアルミの安定しているのは何故?

他の業態が銅の代替え素材をアルミにしていってるのではないか?

いろんな事を考えるのが楽しくなってきました。

今日の新聞に一つの指針が出てきたように思います。

半導体の増産が間に合うように成れば脱炭素化で電気化が進みモーターに使う銅は更に高騰していくはずです。

バッテリー素材のコバルトなども含めて車の価格にオンされるようになると今までよりも車は高価な乗り物になっていくような気がします。

当然自転車も材料値上がりに伴って高くなっていくでしょう。

数年後、過去には1万円台で自転車が買えた時代があるって昔話になるでしょうね。

父が生きていた時、昭和30年頃は自転車1台売れると芸者をあげて宴会が出来たという時代があったようです。その話をしたのが15年前。

自転車が適正な価格に戻っていけば直して乗る習慣も出来上がって行くでしょうね。

自転車はシンプルな構造ですが技術者、職人は1日では育ちません。1990年には全国で33,000軒在った個人自転車店が去年の1月では9,000軒を切ってしまっています。

今後需要が見込まれる業界なのに後継、若手が少ないのです。

このままでいけばもっと軒数が減っていってしまうでしょう。

需要は増えても技術の許容を持った人を増やしていくことが社会貢献に繋がっていくと思っております。

この時期を一緒に盛り上げていきましょう。

空いた時間お休みを活用して勉強に来てください。

現在触っていく事で皆さん体感から習得へシフトしていただいております。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ベテランの域

こんにちは。代表理事の中根です。

弊協会の店舗事業部が更に進化しております。

今週はA子さんずっと車輪を弄っていただきました。

うっすらと錆びて汚れた車輪をバラして磨き上げ、更には組んで振れ取りするまでの作業が90分程で出来てしまいます。

車輪によっては錆がなかなか取れなかったりするものもあり、時間の半分は掃除なのですがステンレスにはこれ、鉄にはこれ、真鍮にはこれと材料や道具があって仕上がった車輪は新品の様な仕上がりになっています。

磨き前の錆びたハブダイナモ

10分後‼️バフ掛けしたみたいにピカピカに仕上がったなハブダイナモ

最初の2回レクチャーした後大した事をお教えしたわけでは無いのですが身体で覚えて楽しみながら車輪の生産をしていただいております。

人それぞれ得手不得手あるでしょうが彼女の場合車輪は得意分野の様です。

今後は更にいろんなスキルを身に付けて頂こうと思っております。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

Mさんにも起きた奇跡‼️

こんにちは。代表理事の中根です。

全国的に大雨の中、本日の名古屋は雨間が差して来ました。

5月から週一で勉強にいらしてるMさんが家族でお越しになりました。

お子さんが『父ちゃんカッコいい』ってベッタリくっついてました。

本日はバラしを1台。ヘッドのスレッドが潰れていてフロントフォークを取り外せませんでしたがこういうレアなケースも体感できて良かったと思います。

1番興味を持たれていた車輪組立をしていただきました。

弊協会に学びに来られるきっかけはクロスバイクの車輪から音が出ているのがメーカーで直らなくて問い合わせ頂いたのがきっかけです。

その車輪をお持ちいただいて10分程で調整して音を消して差し上げたところからスタートされているので吸収力半端ないです‼️

仮組みのツボは最初のスポーク通しとリム組みする時のスポークの取り方だけ。

難しく考えないで2箇所の注意点だけを気をつけてやっていただいた所仮組みで25分で仕上げられました㊗️

そして振れ取り作業。振れ取りの構造を説明して縦、横振れの取り方、センターゲージの使い方などで時間取ってしまったんですがその時間を入れても30分で振れ取りを完了して実走レベルまで仕上げられました。振れ取りの実際作業は15分程だったと思います。

今回も学んだのは能動的な人の吸収力の凄さです。A子さんB君もそうですがMさんも興味があって学びに来られているので会得が早いんです。当然作業時間も短くなります。

今までお教えした方には受動的な方がいらっしゃったので(会社の命令で習いに来たとか)仮組みに1〜2時間っていうのが当たり前でした。

(仕上がった車輪の精度を3秒の動画載せたかったのですが今のところ技術が足りませんすみません

作業を終えた後、今後の展望など話をする中で、来年度の自転車技士試験で合格できるレベルである事もお伝えしました。

こういう方々と巡り合わせていただけていることにとても感謝ですね。

歳を重ねたこともあってから私自身もキレる事なくレクチャー出来る様になれました。

人間、日々成長ですね。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

驚愕のホイール組立

こんにちは。

代表理事の中根です。

本日のブログは週に3〜4日程、自転車の勉強にいらしているA子さんの驚く出来事です。

今日はホイールのバラしをしていただきました。ブリヂストンのてんとう虫前車輪。

レストア前のサビサビ車輪

バラしたリム、ハブ、スポークの錆び取りをしてA子さん得意の磨き技でオートライトハブはピッカピカになりました。

当初の予定では他の車輪をバラして磨いてもらうのでしたが、上目遣いの彼女から『組んでみたい』との事。まだ早いんじゃ無いか〜と思いながらも手先の器用で好奇心旺盛なA子さんの可能性を信じてみることにしました。

6本づつ数えながら仮組み中

ハブへスポークを通し方簡単にレクチャーしたところスコンスコンとスポークを通してしまいました。1番最初だけ気をつけてあとは一個穴おきに入れるだけですがこれが出来ない人が沢山いらっしゃるんです。3分程でスポーク通しが終了。

6本組の仮組を最初の4本教えた所器用にニップルをはめていきました。

結局スポークを通してから仮組が終わるまでになななんと18分‼️

本当に初めて組んだんですか?って何度も聞いてしまった程。本職レベルのスピード感に驚きました。

ここまで出来てしまうんならと振れ取りも覚えていただきました。

初めての振れ取りを慎重に取り組む様子

ニップルを締めるとリムが左右上下に移動する事に納得してのめり込む様に振れ取りも完了。

私が対面でリムを見ているので締める方向緩める方向を支持し間違えたので少し手間取ってしまいましたがたった1本でここまで覚えてしまうかってくらい爽快でした。

ピッカピカに仕上がった車輪

今後は車輪のレストアを暫くお願いして振れ取り終わるまで20分で出来る様になって頂くことにします。

来年の自転車技士試験では制限時間80分の中で35分で仕上げて1番で会場を退室していただくイメージができました。

ほとんどの受講者はその時間でまだ車輪の振れ取りしてる筈なので目立つし気持ちいい事この上無いのです。伝説の序章はじまります。

自転車技士試験でお困りの方。来年受験しようと思われていらっしゃる方。弊協会の受講で実践向けする技術をお伝えします。

何なりとお問い合わせ下さい。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏