副業解禁

こんにちは。

代表理事の中根です。

昨日の新聞に厚生労働省が企業に対して副業解禁を促す記事がありました。

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医療費、年金、社会保障などが将来的にきびしくなってきているから今のうちに収入の柱を増やしていきましょうということなのでしょうね。

いろんな副業の仕方があると思います。

A企業に勤めていて同業種のB企業の仕事するのは倫理的に許されないでしょう。大企業であればあるほど様々な企業秘密の中で仕事してるので些細な事が漏洩に繋がってしまうことを懸念する会社側の立場もあります。

人間、楽な方に流れようとするので副業の場合でも自分のスキルが活かされるという意味では漏洩に繋がる選択をしがちです。

そこでギグワークを取り入れたらいかがなものかと思っています。

私もこの間までamzon  flexやUber eatsの配達をさせていただいていたのでこの働き方の凄さを実感しています。

これが店舗でも出来るんじゃないかと思うのです。

まず、店舗を借りる権利をスマホで獲得する。そこで発行されたQRコードを店舗入口の鍵にかざせば店に入れる。店舗の時間貸しのようなスタイルを取ればテナントオーナーさんは安定した家賃が入る。車輪組み立てや分別などの作業は予め店舗に運び込んでおけばその時間帯を借りた人が作業すればテナント料と相殺出来るので夜間帯安く借りて作業すれば作業代の方が多く専用の場所で

仕事が出来る。もし、その時間帯に修理のお客さんがあればそれは自分の売上。お店に備え付けの補修部品や商品は自動販売機のようなものに入っていてスマホをかざせば部品が買える。

その時間帯に使った部品、商品はお店を借りた人のクレジットカードから引き落とされる。のであれば万引き防止にもなり自転車修理画像夜でも出来るお店として遠方からでも持ち込まれる可能性大である。

文章では解り難いと思います。まだこんなことやってる人は居ないのでイメージがつかないと思います。

実は30年間これを実体験してるのです。当時私はコンクリートポンプ車のオペレーターでした。生コンを流す仕事なので朝はちょっと早いのですが夕方には帰宅出来る仕事が本業でした。

前職の社長から提案で会社の倉庫の鍵を預かって指定場所に置かれている自転車を組み立てる仕事をしていたのです。当時は携帯電話持ってなかったので台数がポケットベルに飛んできて道具を持って倉庫に行き組み立てて帰る。月末に請求書を起こして場所代と相殺する事をしていました。

いつもなら0から5の数字だったのがいきなり3桁になることがあり他のメーカーの仕事を請け負ったとの事。納期にゆとりがあったので毎日頑張ってみたところ本業の収入を超えてしまったことがあります。昼、夜バイトを雇って下拵えなど手伝っていただいた事で本業は土木作業員なのに副業ではバイトを得人雇って仕事する立場でもあったのです。

ご近所さんとも仲良くなれて夜、修理に持って見える方が増えたくらいです。

自転車屋さんをやるのに技術と道具があれば出来るというのが弊協会が推奨してるのですがこれであればその条件を持った方がアカウントを作成すれば空いた時間帯を技術を駆使して稼ぐことができるのです。

ドン・キホーテで自転車の売上が伸びているようです。

深夜帯まで営業しているので夜間にパンクして困った時乗り捨ててドン・キホーテで買ってしまう流れがそういう需要を作ってしまったんでしょうね。

自転車の価格が高騰している今、気軽に乗り換えられない様になってきました。

その需要を供給する働き方としてそのようなビジネスモデルも形成できると思います。

テナントオーナーさん、システム開発、自転車メーカーの協力は必要ですが。

先ずは技術をマスターする事。それもいずれは教える仕事も副業として出て来るはず。

圧倒的に技術者が足りない今、どんなシステムが来ても自転車の技術者というのは引っ張りだこになるはずです。

忙しいあなたに合った学び方の相談に乗ります。

何なりとご連絡くださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏