リストラがチャンス‼️

こんにちは。代表理事の中根です。

冒頭から不謹慎なタイトルですみません。

一昨日、三菱自動車にお勤めの方から今始まってるリストラの事を聞くことができました。

45歳以上全員を対象に500人規模で早期退職を募っているとの事。

特にバブル期に新規採用した方達の人数が多く、人件費を圧迫しているとの事でのリストラという事でした。

彼曰く、現在昔の様にパジェロやランエボ、軽自動車の売れ筋を持っておらず、パジェロの坂祝工場を閉鎖しているため人員の削減を迫られている。その彼は保険の担当だが若い世代の車離れで保険の加入もままならない状態の様でした。

45歳を越えると就職先が無い事と収入の面で手が上がらないのが現状。丁度その世代は住宅ローン真っ只中だったり子供の進学にお金がかかったりする世代。

背水の陣で全員生きた心地がしない日々だという事でした。

真面目な人ほど(三菱自工に入る人は元々真面目な人が多いが)柔軟な思考が出来ず、転職や副業という発送転換が出来ず『現状維持』にしがみつく形になっている様子。

大手企業の管理職というプライドが更に邪魔をする様で、転職先で平社員からのスタートという事に二の足を踏んでしまうのも判らないでもない。

500人という枠に入ってしまった時自殺者が増えるんじゃ無いかっていう事も懸念しておりました。

私が思うに、先ずは食っていく事が出来る様にする事。

3年前、この会社を立ち上げると言って脱サラした時にお金の苦労から始まった。人目を気にしてる場合では無く金になる事は全部取り組んでみた。

転換期というのはいろんな事が重なる様で子育てが終わった我が家では旦那のリストラを言い渡された(笑)

家を元嫁に譲る代わりにローンも肩代わりする条件で住宅ローンから解放されて良かったと今は思っています。

今回弊社が推奨する自転車店ビジネス。

自宅の玄関前や車庫など一部を活用して自転車の修理を始める事。

いきなりどうやっていけば良いか分からないと思います。

しかも環境やスキルなどは様々。ですがそこは個人的に対応して相談に乗ってなるべくお金をかけない様に始められる様な提案をしていきます。

何故自転車店ビジネスなのか❓

自転車は平均して年間800万台は日本で安定して流通しています。

ところが1990年に3万3千軒あった自転車店が今年の正月には9千軒を切ってしまっているのです。しかもその組合員は60歳台で若手と呼ばれている状態。

今後益々減少傾向にあることは否めません。

青い棒グラフは国内生産台数と輸入台数の合計。赤いグラフは組合員の数です。

一方、自転車はCO2削減とコロナで密になる事を避ける事も有り世界的に需要は鰻登り。

修理難民が出て居る地域が沢山出ております。現在そういう地域では量販店があり買い替えをする事で推し進めて居る様です。

おかしな話だと思いませんか?環境に優しいはずの乗り物が買い替えでゴミになってCO2を輩出してるんです。まだ、昭和期の大量生産、大量消費の流れがそこに残っているからでしょう。

現在、中国の工場ではヨーロッパ中心に電動バイクや上級車の注文で空前の需要機に入っております。

現在、日本で主流の低価格帯の注文を入れてもあまり儲からないのと順番待ちで造ってもらえない状態なのです。

現在、日本国内企業や業者は今後の仕入れをどうやって確保して売り上げを作っていくかなのです。

今チャンスなのは品切れを起こした時が大量生産大量消費の時代の転換期。ターニングポイントだと思うのです。

今ある壊れたものを直すリペア。

使ってないものを使える様にしていくリユース。

ゴミにする前に次の使い道を考えていくリサイクル。

それらをやっていくことでゴミの削減をするリデュース。

私はこれらの要因を持ってる事業が今後の求められる仕事なのじゃ無いかと確信しております。今後もてはやされる業界のモデルなのに人材、人員が足りません。

弊協会では早く一人前になっていただく事の他に指導が出来る人材を育てていく必要があります。

そうなれば新たな自転車店モデルの立ち上げが出来る訳です。

コンビニができ始めた時、その時のオーナーは立地の良い場所と充分な人材を育てていったので店舗を増やしたりしながら先手を打つ事ができました。

これからコンビニを始められる人は本部に充てがわれた立地条件でスタッフの管理、仕入れの管理に頭を悩ませてしまいます。

社会的に自転車が重要なリソースとなる時代。転職、副業として考えてみませんか?

問い合わせ欄よりメールお待ちしております。

順番にお応えしておりますので少しお時間頂く場合があります事をご了承下さいませ。

今日は長くなってしまいましたがここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏