メンタルマネジメント 概要

こんにちは。代表理事の中根です。

今日はメンタルマネジメントについてお伝えします

今までのコンテンツでも『言霊』とか『お金のメンタルブロック』でチラッと触れたのですがこの事に関してシリーズ化してガッツリお伝えしたいと思います。

私がこのメンタルマネジメントを知ったのが25歳。今から30 年前の事です。

噂は聞いていたのですが当時インターネットなど無い時代ですから受講するには奇跡でした。当時バブル経済で盛り上がっていく中、修行の身なので月給8万でしたがこの講義を聴くのに25,000円払い仕事をズル休みして受講しました。

会場の最前列で鬼の様にメモを執った覚えがあります。

ラニーバッシャムというライフルのオリンピック選手が実力は世界一なのに本番ではどうしてもプレッシャーに負けて銀メダルになってしまうところからメンタル(心)のケア、トレーニングをして金メダルを取ることができたというものなのです。

27歳の時、前職のT社に完全歩合制のエージェントとして入りました。その時、担当させていただいたお店にこの応用を提案していったところ次々と売り上げを上げていただけ年商7000万だったT社を翌年から、倍、倍、倍と伸ばせた事で自信をもつことができました。流石にそこから先の売り上げは一人で作る事が物理的に無理になって後輩が続々と入ってきてくれる様になり社長と二人だった会社が10人を越える社員になりました。

メンタルマネジメントは

①下意識

②意識

③セルフイメージ

④行動

から成り立っています。

例えば車の運転。

自動車学校で先ずは集会コースを走る時、オートマチックの場合アクセル、ブレーキ、ハンドル操作にとても慎重に『意識』して走っていたと思います。

それが少しづつ脳の『下意識』に移行していくことで身体が覚えてくれたという事になります。そこで曲がる 30 m

手前でウィンカーを出す事や右左折の目視を『意識』しながら『下意識』に落としていく

バックの仕方や縦列駐車などいろんな事を『下意識』に落としてアップデートしていくことで免許をとって暫くしたら音楽聴きながら、隣の人と話をしながら『下意識』に運転を委ねて目的地に着く事が出来るわけです。

マニュアル車の場合、そこへクラッチ操作やギアチェックを『意識』から『下意識』に落とす(ダウンロード?)する事で知らないうちにギア操作ができているわけです。

①②④の流れは皆さんご存じの通りこういう風です。

そこに③セルフイメージ(あなたらしさ、キャラクター)が入る事で④へのアウトプットに個性が出るわけです。

映画『マトリックス』ではAIとのバトルにこのセルフイメージで挑んでいるところが個人的に面白いと思っています。

話がずれましたがコミュニケーションの中から相手の目指したい方向に必要な『行動、結果』に対して何に『意識』したら良いのかお互いに考え『セルフイメージ』を構築していく事でそれを『下意識』にしていく活動です。

小さな事の取り組みですが下意識に落としてしまえば何十年も自転車に乗らなかった人が直ぐに乗れたり、趣味でやっていた事など段々と身体が思い出す『昔取った杵柄』に似てますね。

成人過ぎるとその『意識』を嫌う傾向があるのでそこさえ解って取り組めば面白いのです。

今日は概要を流しました。もう少し詳しくシリーズで解説していきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝いたします。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏