こんにちは。
代表理事の中根です。
去年の2020/5/14からデータを取り始めて銅とアルミの高騰ぶりを時々ブログで挙げさせていただきました。
グラフを色分けするスキルが足りないので見辛くて申し訳ありません。
データをとるって大袈裟なことではなく、毎日の新聞の価格を表計算に入力するだけなんですが銅が2021/5/13を境に緩やかに下がってきています。
上のグラフが銅、したのグラフがアルミです
これは私の憶測なのですが半導体の不足でEVの生産が限られてしまい生産が止まってしまっているのではないか?
スクラップの銅とアルミの安定しているのは何故?
他の業態が銅の代替え素材をアルミにしていってるのではないか?
いろんな事を考えるのが楽しくなってきました。
今日の新聞に一つの指針が出てきたように思います。
半導体の増産が間に合うように成れば脱炭素化で電気化が進みモーターに使う銅は更に高騰していくはずです。
バッテリー素材のコバルトなども含めて車の価格にオンされるようになると今までよりも車は高価な乗り物になっていくような気がします。
当然自転車も材料値上がりに伴って高くなっていくでしょう。
数年後、過去には1万円台で自転車が買えた時代があるって昔話になるでしょうね。
父が生きていた時、昭和30年頃は自転車1台売れると芸者をあげて宴会が出来たという時代があったようです。その話をしたのが15年前。
自転車が適正な価格に戻っていけば直して乗る習慣も出来上がって行くでしょうね。
自転車はシンプルな構造ですが技術者、職人は1日では育ちません。1990年には全国で33,000軒在った個人自転車店が去年の1月では9,000軒を切ってしまっています。
今後需要が見込まれる業界なのに後継、若手が少ないのです。
このままでいけばもっと軒数が減っていってしまうでしょう。
需要は増えても技術の許容を持った人を増やしていくことが社会貢献に繋がっていくと思っております。
この時期を一緒に盛り上げていきましょう。
空いた時間お休みを活用して勉強に来てください。
現在触っていく事で皆さん体感から習得へシフトしていただいております。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏