こんにちは。
代表理事の中根です。
昨日の新聞に日本電産がASF社と組んで軽バンEVを佐川HDと契約という記事がありました。
日本には優秀な自動車メーカーがたくさん存在して、つい先日スズキ自動車の社長が軽自動車の電動化は道のりは厳しいがやるしかないというコメントを覚えております。
既存の自動車メーカーで困難な事が新たにモーターメーカーがASF社とコラボする事で製品化できてしまう事が素晴らしいと思いました。
ホームページを確認したところ使い易そうな車両ですね。
下にリンク先を貼らせていただきました。
ASF社のホームページ
これを機に切磋琢磨してEVの可能性を広めていっていただけたら幸いですね。
街角に充電設備が増えていけばバッテリーや充電器の規格共用などで電動バイクや電動アシスト自転車もシェアできる様になるかもしれません。
シェア出来ればバッテリーの小型化でレアメタルを減らし、温暖化を削減できると思います。
軽貨物と乗用車では使用用途や乗り心地など求める物が違いますが過酷な宅配の現場から得られるデータが日本のEV、世界へ通じるEVになる事を願っております。
業務的見解で言うと自動車だけでは効率が落ちてしまう事があります。
数年前、棒宅配メーカーが試験的に配送方法の実施実験されている現場に立ち合わせていただいた事があります。
トラックから三人が降りて荷物を届けるやり方、トラックについて自転車部隊が二人巡回するやり方などで敷地内の設けた設備を様々な手段でタイムを測ってました。
この時、自転車部隊がいる事で効率が良いのを目の当たりにしております。
車両とバッテリー端子や電圧を共用していく事、パンクの問題をクリアする事で物流が円滑になると思います。
弊協会では今後、ノーパンクの施工技術者をも育成していきます。
既存の自転車店様ではどうしてもノーパンクは毛嫌いされますが社会的な利益を考えると必要になって来ます。
乗り心地の良いノーパンク素材を各メーカーさんはラインナップされて量産体制が整っているのですがサービス体制が整っていないのが現状です。
自転車の技術と共にノーパンクの施工技術者を育てていくことで今後の社会に必要な職業として認知されていくと確信しております。
今後、5G、6Gが当たり前になってくると遠隔での施工や修理ができていくでしょう。
翻訳アプリとの連携で海外の方が遠隔で日本の自転車を直す時も来ます。
逆もあり得る訳です。
高齢化社会で親の介護を自宅でしながら遠隔で自転車の修理やノーパンク施工を日本だけでなく世界に向けて出来る時代が来ます。
まだインフラは出来ていませんがインフラが敷かれてから技術を取得するより今、身につけていく事をお勧めします。
今日もEVから強引に自転車に結びつけてしまいましたがここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏