こんにちは。
代表理事の中根です。
最近の新聞記事は脱炭素がメインになってきてますね。
そしてエンジンや燃料に関する記事が多くなっています。
世界的な流れなので各メーカーが変革の時期なのでしょう。
ディーゼルエンジンやハイブリッドさえも35年には廃止にする決定。23年からは国境炭素税も導入されるという事で世界が一つの国のような括りになっていくのかもしれません。
個人的にはランボルギーニやフェラーリの吼えるようなエンジン音が聴けなくなるのは残念です。
製造販売禁止ということは過去に生産された車両は走行することはできるんでしょうがその時ガソリンの価格は炭素税が加算されて1,000円/1L超えてしまっていると思います。
2020/5/20ガソリンの1,000Lバージ価格が80,000円だったのが2021/7/16の今日。124,000円。先物価格ですがバージは船での取引価格。実質価格もそれに連動してるのは実感しております。今月14日から更に500円上がったので来週辺りから少し上昇すると感じております。
燃費を気にされる方はスーパーカーは所有されないでしょうが1,000円/1Lを越えると色々変化が出てくるでしょうね。
一般車両でも燃料の高騰で車両を手放したりされる方も増えると思います。
2020年の1〜2月頃外出自粛の時、空気が綺麗になったりしたことが今後起こっていくでしょうね。い
そういうスローな生き方がコロナを機に変化しているような気がしております。
その時に新しい自転車の規格や電動アシスト自転車の規制変更などでもっとパーソナルで環境に優しいデバイスとして自転車が見直されるはずです。
現在、日本の自転車店がどんどん減少しております。資本主義では仕方が無いことなのかもしれませんが自転車を売って生計を立てるには大手に太刀打ちが出来ず後継せずに廃業してしまう技術者が多いのです。
一方で昨年を除き毎年自転車技士の試験で合格される方々がいらっしゃるのも事実。
本業としては敷居の高い自転車店も副業から参加する事でリスクがかなり低いのです。
新車を仕入れて販売するのには資金的な問題が出て来ますが自宅の車庫や玄関先などを活用した修理の副業からスタートして古物商を取得して中古という流れにした場合、とても効率の良いしごとになるのです。道具と最低限の部品だけを持っていればスタートが可能。
あとはどうやってマーケティングしていくかですがそこは現在、弊協会店舗事業部で取り組んでおります。
一緒に考えて盛り上げていきましょう。
技術者の連携したネットワークを構築することで大きな事業体とのコラボレーションが出来たり流通ネットワークも構築することができます。
現在存在しないプラットフォームなのですが時代の流れからすれば構築した時にユーザー、メーカー、中心となるエージェントさん全てにメリットが出るイメージが出来ております。
先ずは興味を持って知識よりも触って覚えてみませんか?
昔から頭の良くない私は両親から『手に職』を付けろって言われて来ました。
幸い、家業が自転車店だったので手伝っているうちに職を身に付けさせてもらったと思っています。
その技術。一朝一夕で身につく物ではありません。触って理解して壊して覚えていくそれがいろんな応用になったりして技術料としていただけるようになるのです。
今後世の中が更に変化していきます。次の一手の一つとして『手に職』考えてみていただけてら幸いです。
HPのお問い合わせ欄よりなんなりと相談くださいませ。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏