中根塾始動

こんにちは。代表理事の中根です。

自転車技士合格請負始動しました。

試験要項を確認したところ年々厳しくなってますね。

実技試験は細かいところは色々増えましたが新車に限る事、傷がない事がちょっと前と違っていました。

流れは後輪、ハンドル、サドル、前ブレーキを外して車輪はスポークをばらすところまでを25分。 次はバラした車輪を組み立ててフレを取りタイヤを嵌めて元に戻すだけを80分。

作業の流れを細かく書き出して時間配分を考えてみました。

(画像がどうやっても横向きになってしまいます。見辛くてすみません)

車輪の仮組みを15分、振れ取りを15分以内で出来れば60分以内で出来上がることになります。

中根塾で教えさせていただく方々には一番で組み上げて会場を出る快感を伝えています。

早く組み上げても採点は同じです。

しかしながらここで大きな自信がつく訳です。

モチベーションを高く持ってもらう為に私が合格した時25分で立ち上がり周りの受験者の驚く顔がめっちゃ面白かった事を話して映像化してもらいます。

今回の依頼者はB君。三重県から仕事が終わってから駆けつけて来られました。

開始時間20時‼️

その時間からでも教えてくださいという彼の気迫に押されて請けました。

試験の組み立てと実践の組み立ては違うという事。試験の時は失格になる要素を排除して減点を減らしていくことで合格率を高めるという事を伝えました。

B君は自転車店二代目。親父さんとの意見対立で家では練習ができず、教えてもらえないので困っているところで私に依頼をして来てくれました。

作業の流れを確認してみてリアディレーラーの取り付け、変速調整、チェーンの接続、ホイールの仮組みに苦手があると判ったのであと1ヶ月でここを強化していきます。

先ずはホイールをバラしてもらったところ時間内にスムーズに終えました。

ハブにスポークを通すところで戸惑がある様で通し方をレクチャー。4本どりの仕方も教えて仮組みが始まりました。今のままでも15分くらいで仮組み出来そうな感じになりました。

今回の注意点は仮組み時ハブ芯を床から離さず裏表を一気に組む方法を伝授。

慣れればスポークが邪魔にならずにスムーズに出来るはずです。

来週の確認時にスムーズに4本どりが出来ていれば中根家秘伝のトライ組を伝えていきます。

これを取得していただくと仮組みが10分を切れるでしょう。

これも弊社秘伝の振れ取りの仕込みをしたのでこれをマスターすれば仮組みを終えてからフレを取り終えるのに5分ほどで完了するはずです。

仮組みと振れ取りを15分で終えれば1番で会場を出る事が出来るはず。

試験日は8/4との事なので普段の練習方法などを容量よく伝え筆記試験の要領も伝えました。

1日目を終え時計を見ると25時・・・

来週、またB君の進化を報告します。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏