こんにちは。代表理事の中根です。
昨日、名東区のMさんが受講にお越しになりました。
先週の続きからバラしを始めていただき、ハイペースで1台目を終えられました。
今回、内装ハブをバラしたいとのリクエストがありましたのでシマノ3段ローラーブレーキの車両を用意して取り掛かっていただきました。
お伝えした事はベルクランクからワイヤーの外し方をレクチャーしただけで嬉々としてバラしを愉しんでおられました。
先日お越しになった時はパナソニックのハリアーでしたがもう一台14Ahのチャイルドシート付きのVIVIをお持ちでそれをカスタムしたいという計画だった様です。
詳しくお話を伺っていると奥様もチャイルドシート付きをお持ちなのでMさん専用という事でギヤ比を変えてみたいという事でした。
通常電動アシスト自転車のリアスプロケットは20T辺りを採用しております。Mさんはamzonで18Tを入手されたとの事。
まだトータルで3台しかバラしてないのに1時間ほどで作業終了しましたので、その後ろ車輪の中身を見ていただく事とスプロケット交換の注意事項をゆっくりとお伝えして構造を確認いただきました。
チェーンカッターはお持ちだという事なのでバラした自転車のチェーンを何度も切ったり繋いだりして感触を確認いただく事ができたので今日辺りガレージで18Tスプロケットの移植をされていると思います。
今回バラした自転車には14Tスプロケットがついていましたのでそれも持って帰っていただきましたので更に愉しんでいただけると思っております。
自らテーマを持って来ていただいた事でそれが驚異の吸収力で驚きでした。
秘伝の裏技というか通常では使わない道具の活用なども実際活用して観ていただきペダルレンチやブレーキプーリー抜きが大活躍しました。
次回Mさんがお越しの時には改造のインプレッションを語っていただけると思います。
電動アシスト自転車のスプロケットを交換できればタイヤの嵌め方を取得すればタイヤ交換も簡単に出来る様になってしまいます。
こうやって自家用の修理点検、友達の自転車を直してあげたりとビジネスにつながる前に技術を使う事で確実に喜んでいただけるフィールドがあります。
Mさんはとても器用で事前の勉強もして見えたので超最短ですが興味があるという事で来ていただけたら半年くらいで一通りの整備技術は身につけていただけると思います。
資格が必要ならば年に一度の自転車技士資格を受験すれば良いです。その受験アシストもお手伝いします。(こちらは有償)
気になった方はHPのお問い合わせ欄より何なりとお願いします。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏