合成ガソリン

こんにちは。

代表理事の中根です。

今日の新聞にとても興味深い記事がありました。

ポルシェが合成ガソリンの生産を始めるというもの。

巷で問題になっているCO2削減に於いてそのCO2を活用していける事は素晴らしい取り組みで有るとともに既存の車両への対応できる事も受け入れられやすいと思います。

車の楽しみの一つに排気音やエンジンの構造などが有ると思うのですが全部が静かなEVになってしまってはレースなどの盛り上がりに欠けると思いますし、思い入れのある自動車や単車がガソリンがなくなってしまう事で過去の物になってしまう事も残念なのですが既存の車両はそのままにガソリンが化石燃料に入れ替わる事でメリットは大きいと思います。

ガソリン(合成ガソリン)の値段はどんどん上がっていくと思いますが、本当に乗るタイミングに於いて既存のインフラを活用できて楽しむことができるのであれば全てがWINで納まり大きな投資やリスクがない様に思います。

今回、さらに面白いと感じたのはそれを推進するにあたって水を分解するときに再生可能なエネルギーが必要という事。どうしても太陽光や風力発電というのを真っ先にしてしまうのですがもう一つ微力ながら忘れてる人力という物もアリなんじゃないかと思います‼️

実は前職で18年ほど前。回生充電の出来る電動アシスト自転車を扱っていてそれも担当させていただいておりました。

下り坂になった時にその下りに入った時のスピードを維持してエンジンブレーキがかかった様になりブレーキレバーを握らなくても減速にかかるエネルギーをバッテリーに回生してくれるという代物でした。

リアホイールのハブに組み込まれた

回生充電付きのアシスト自転車

まだトヨタのプリウスの初期が売られていた時代なので回生というキーワードに馴染みがなく認知していただくのに凄く時間がかかりました。

スイッチ操作で回生が手元で操作出来、電動アシスト自転車ながら負荷をかけたフィットネスバイクに返信することができました。

試しに空になったバッテリーを装着して一番回生するモードで走ったところ二度とやりたくない思いと引き換えに無事に満充電することができました。

この応用で尽力発電の売電が出来ないか?と感じます。アシストを受けて楽に走るだけで無く熱エネルギーとして放出してしまう下り坂でブレーキを回生ブレーキにする事で効率よくバッテリーに回収して再利用や売電に使うのです。

これをさらに応用させれば、コンビニや駅前などにあるエアロバイクみたいな物にスマホをかざして会いてる時間コグ事で売電出来、その料金はQR決済で支払われる仕組みができるかもしれません。学校帰りに友達とここで一漕ぎするなんてコミュニケーションの在り方や体力増進のために仕事の行き帰り電動アシスト自転車の回生モードで走って負荷をかけ、その負荷分が電気エネルギーとして再利用したり売ったり出来る時代になるかもしれないですね。

日産自動車は電気自動車を満充電すれば停電時に家庭用電源に使える事をかなり前から推進しておられます。ここへきて電動アシスト自転車も乗るだけで無く乗ることができるデバイスという考え方で利用者が増えていく事と思います。

バッテリーや電気についての知識なども今後必要ですね。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会