大きなシフト

こんにちは。代表理事の中根です。

一昨日の新聞観て何か大きな変換を感じました。

今日からバイデン大統領政権。そしてあの電通の本社社屋売却。

私世代、電通といえば民間エリートの成功というイメージがあります。

大企業のコマーシャルなど販促費は殆ど電通と経由してマスコミや外商部門を通じて権利的な物販をしていました。

私も前職で某企業のノベルティを造らせていただいたことがありますが厳しい品質管理と条件で身が引き締まる思いで挑んだ覚えがあります。

よくよく考えてみればリーマンショックから企業の販促費が激減していたのでそこら辺りか大きな変化があったんだと思います。その後Youtubeやサブスクの動画サイトがメジャーになってメディアがシフト始めた事。そしてコロナ禍によりテレワークする事で本社社屋を売ってしまわなければならなくなった・・・

この一年で世界的に劇的な世の中の変わり方をしていますね。

人間って現状を維持しようとする生き物なので今までの流れを尊重してしまいがちです。

企業であってもそれを動かしているのは人間なのでどうしても保守的になってしまうんでしょうね。

1991年にパンアメリカン航空(通称パンナム)が倒産した時、組合員が今までの流れを変えようとせず固執した結果職を失う事になった暗いニュースは今でも教訓になっています。

今の時代、インターネットやSNSなど個人の意見、主張が出来る時代になりました。

私もこうしてブログを挙げさせていただいております。

世界的に脱炭素化へ向けて進んでいる今、それを確認し指標にするのがSDGsだと思うのです。各個人個人がそれに沿った自分で出来る目標を立てる自分の行動のブレを確認していく事で脱炭素化、地球温暖化ぼうしって出来ると思います。

大量生産、大量消費で売り上げを昨年より上げていくという芸当は少子高齢化した日本ではほぼ無理な事。一番お金を使う団塊の世代が70歳前後と成られ自らの生活向上にお金を掛けなくなりました。

だからこそ消費の流れが変わり売り方も変わっている今、大きな変化していく必要があります。

自転車というのはこれからの時代に更に沿った活用をされていくと思いますが業界も新しい試みにトライしていく必要がある訳です。

使い捨てから永く乗る時代へシフトさせる事でゴミを減らしCO2も減らせます。

その永く乗る為に修理応用のできる技術者が圧倒的に足りないのです。

弊協会は技術育成時に高額な講習料で売り上げを立てようと思っておりません。

全国に技術者が育って分布できたときに企業や自治体のメンテナンスを一手に受けさせて戴きその技術者の方々に点検や修理など仕事を斡旋しそこで手数料をいただく事を目標にしております。

自転車技師の資格を取得したらお終いでは無くちゃんと稼げるようになっていただく事が目標です。自転車技師の資格取得にノーパンク施工の要項は無いのですがも取得いただく事でパンクした為に捨てられてしまう事でゴミ処理費の削減にも貢献できるのです。

昭和の時代にいろんなメーカーがノーパンクにトライして失敗していきました。

平成になり新素材を活用したノーパンク素材により車体へのダメージが少なく乗り味が空気に近い物があちこちから出て参りました。

過去の経験を引きずって、パンク修理が減ってしまうと懸念してノーパンクに着手しない販売店がとても多い中、因果関係は解りませんがそういうお店が跡継ぎが無く廃業していっております。そこが今業界が変わるべきところだと思います。

業界の中で弊協会が目座すところは個人の技術者が本業であっても副業であってもデバイスを活用して繋がり孤立せずに情報を共有してスキルを上げていけること。法人ユースを共有出来れば安定した仕事に繋がるのです。

自転車店が時間を奪われる要素に事故とパンクがあります。どちらも緊急性が高いのですが大きな自転車店でも事故車の修理で緊急対応する事は数えるくらいです。

代車の対応で済んでしまうケースが多いのです。

ですがパンクは皆さん待った無しなのです。通勤通学の時間に間に合う為にユーザー様も焦っておられます。

結果、ノーパンクを推進していく事でスケジュールの組み方にもゆとりが出来プライベートも充実していくわけです。

新大統領政権や電通の掴みからノーパンクになってしまいましたが国も企業も自転車業界も変革変容の時期です。

これを機に自転車店ビジネスに興味を持っていただけたら幸いです。

お問い合わせ欄よりなんなりと質問くださいませ。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏