安全と保険は別物

自転車保険

こんにちは。代表理事の中根です。

弊協会の前は坂道なので毎朝、JR駅に向かう人がママチャリにて自動車と並走する程の猛スピードで下っていかれるのをみて凄いなぁと思っております。

その中にはスマホを片手に持っておられる強者もいらっしゃいます。

只々、安全を祈るのみですが。

昨日の新聞に自転車の保険に関する記事が出ていました。

コロナを機にいろんな事がシフトし始めて自転車の利便性が見直されたという事でしょうか。

乗り物という事で事故、危険性が付いてまわります。

先日、ある自転車店の社長と電話で話していたところ、最近自転車絡みの事故が多く、オートバイなどに当て逃げされてしまったり歩行者の歩きスマホなどが原因の場合もあるとの事。

自動車ではドライブレコーダーが浸透しつつある昨今、時代の流れで自転車にも波及する様な気がします。

片手でスマホを持っているのならばせめてビデオアプリを起動させる事をしていざと言う時の身を守って欲しいと思います。

ママチャリ自体が時速4〜50km/hで走る事を前提に設計されていません。

ブレーキがちゃんと効く為には点検とその半分位に制御される事をお勧めします。

自転車店では点検と同時に入ることの出来る1年掛け捨てのTSマークというものがあります。掛け金が安くとっかかり易いと思います。

そこでの補償の他にも他社の保険を入る事もアリだと思います。

安全に走れる乗り物という状態は今の日本では自己責任になっている事が怖いですね。

対人、対物賠償は乗り物である以上降りかかってくるのです。

自動車がドラレコを取り付けている今、停車してる自動車にぶつかった時自転車が悪くなる時代が来たという事を知っておいていただきたいなぁと思います。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏