ガラ空き

オワコン

こんにちは。代表理事の中根です。

最近、YouTubeなど見てると『オワコン』って言葉を耳にする様になりました。

調べたところ『終わったコンテンツ』という意味だそうです。

何が終わりで何がこれからなのかを色々考えてみました。

ポケットベルは既にオワコンだと思います。年代によっては何それ?って物ですね。公衆電話も携帯の普及でオワコン化してると言っていいと思います。

コロナ以降動画サイトが伸びてテレビがオワコン化してるっていう噂も聞きます。

今後5Gに向かっていくとガラケーもオワコンと呼ばれる様になるでしょう。

今日の新聞記事に興味深いものがありました。

日産、ANAなど大手を筆頭に最大赤字とか減益という見出しが連なる中でシマノが12%もの純利益増ってすごい事である。

今や世界最大の自転車部品メーカーに成長したので日本の需要だけでは無い。先日、中国メーカーからの情報ではヨーロッパからの注文が殺到して工場がフル稼働らしいのだ。

日本でも電動アシスト車の需要が伸びているとの事。

自転車業界がオワコンと言っている方が居られますが今までの商売形態はオワコンなのかもしれませんが、今後ますます増えていく電動アシスト需要に対応できる修理、メンテナンスサービスで人が居ない状況なのです。

弊協会ではノーパンクの知識や技術も併せてお伝えして個人需要の後に来る法人需要の後、そのメンテナンスを出来る全国ネットワークを構築していきます。

コロナで止むを得ず赤字を出してしまった企業が最初に取り組むのは経費削減だと思います。社用車のグレードを落としたり台数を減らしたりは当然ですが営業車を廃止して電動アシスト車投入という事も考えられるでしょう。

リストラしたりされたりを考えればそこで頑張るしかないと思います。

自転車の部品点数は少ないので自動車に比べて修理など絶対時間は少なく済みますし、今のところ車検や税金がかかりません。

なのに街の自転車店は減少しているのです。

新車を売るお店は凌ぎを削っていますがメンテナンスという部門はガラ空きなんです。

今、ここで技術と知識を身につけてみませんか?

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏