フラッシャーがピーク
こんにちは。代表理事の中根です
先日、小綺麗な自転車屋さんの前を通ったので少しお話ししてきました。
お店のオブジェとして大将の意気込みが伝わってきて了解を得て撮影させていただきました。
昭和33年に先代と一緒に今の店を切り盛り始めたとの事。
見た目はもっと若かったので驚きました。
跡取りがなくていつかはこのお店を閉めなくてはならない。周りの同業者はどんどん減っていってうちのお客さんのアフターフォローが心配と優しい方でした。
画像の所謂フラッシャーと言うものが流行った時、上級機種は6万円近かった。当時、消費税など無い時代、サラリーマンの平均手取りが8万円程だった時に子供の自転車に6万を払って与えていた時代がある。って事があるのに今の時代ならば自転車が18〜20万円していてもおかしく無いのにどんどん低価格の競争に巻き込まれている為に利益率が落ちてしまって自転車が自転車屋さんで売れなくなった事。それで各店主のテンションが落ちてしまったのが減ってる原因だとの事。
新車を売っても儲からないのにここまで仕事をしてくる事ができたのは修理が在ったからだ。と断言されてました。これは私も深くうなづきました。
修理のお客様が見えたのでそこで失礼してきたのですがやはり違うお店でもそう言う事なんだと確信しました。
私が推奨する自転車店ビジネスは新車を仕入れて売る事は推奨していません。確かに販売したものの修理が入ってくるスキームは昔も今も同じだと思います。それならばお店を閉めた自転車店に挨拶に行ってご近所さんが見えたら紹介してくださいって言うだけで結構喜んで紹介していただけるのです。
私の親父が大して新車を販売してないのに学校に行かせてくれ(姉に関しては大学まで行かせてもらった)90まで現役で仕事できていたのは小さな店でも修理と中古を回転させていたから。
そのノウハウを令和のビジネスにはめていきます。
パソコンを使って短時間に高収入って誰もが憧れる副業ですが本当に稼げるのか?っていうと大きなリスクも裏にあったりします。
この先需要があるのに先駆者が店を閉めていってる今チャンスなのです。
問い合わせ欄よりなんなりとお問い合わせ下さいませ。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏