カセットテープと自転車

いつのまにか


こんにちは。代表理事の中根です。

最近、断捨○というのを少しづつ始めていてふと思った事があります。

実はカセットテープ。昔は当たり前のように使っていたんですが出てきた物を聴こうと思ってもそれを再生するデバイスがいつのまにか身の回りにないんです。

平成生まれの人には何のことか解らないでしょうね。

ラジオとカセットテープの再生ができたからラジカセって呼んでましたが、今はCDラジカセっていう呼び名でカセットテープの名残があるように思います。

私が小学生の頃カセットテープという画期的な物が世に出て音楽をポケットに入れて持ち歩けるようになりました。(あくまでも持運びが出来ただけです)

当時は再生用のステレオまたは大きなラジカセでの再生が必要でした。

技術革新は凄い物で中学生の頃ソニーからウォークマンが発売されて歩きながらヘッドホンでカセットテープの音楽を聴く事ができる事にびっくりしました。

その音質に拘り、ナカミチというカセットデッキメーカーの機械は憧れましたが手にすることはできませんでした。同時にそれを再生する機械メーカーサンスイとかも有名でした。

気がつくと今、それらのメーカーが倒産して無いらしいんですね。

いつの間にかカセットテープ程の大きさのスマートフォンによって生活の色んな事が完結できる時代になってネットから無限大に音楽を落とせるだけでなく動画までテレビを凌ぐ高画質で観ることまで可能になってます。

いつのまにか。

先日のレナウン然り、今までのやり方に拘っているといつのまにか取り残されてしまう時代なんですね。

その背景には色んな要因があるでしょうが耐久消費財を売る事で飽和状態に近かった上に購買する団塊の世代がステレオから車や家などにシフトした事もあると思います。

ここでこじつけになるかもしれませんが今後団塊の世代が迎える免許返納とか通院、介護などのインフラが国内では必要になるはず。

そこでやはり自転車。

その自転車も今のままではいけないと思いますがそれをメンテナンスしてコンディションを保つところがとても少ない‼️

今、介護が人手が足りないと言ってる以上に健常者の足になる自転車の技術者が圧倒的に足りません。

副業として、本業としてメンテナンス、リペアとしての技術者。敷居を上げずに覗いてみませんか?

お問い合わせをお待ちしております。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏