新たな視点

コロナ後に備えて

こんにちは。代表理事の中根です。

自粛モードの中、いろんな情報と考えがネットをはじめ飛び交っています。

誰一人解決策は持っていないものの現状の打開策でベターとするしかないようなきがします。

私もその1人。

今後どうなるのかわかりませんが予想してみました。あくまでも個人的な妄想だと思ってください。

解禁になるといろんな工場が一斉に生産を始めていきます。鉄をはじめアルミ、ステンレス、の価格が高騰していくはずです。

そして脱炭素化に向けて車のハイブリッド化が進み銅やレアメタルの超高騰が進みます。

そこで携わる業界から景気回復に向けて邁進を始めるでしょう。

部材の高騰から物の値段が上がり車も高くなり一家に一台有れば良い方になる事でしょう。

世界的な需要から自動車の中古車の値段が一時的に高騰して海外に流れていくと思います。

その時、高くなった車を買わずカーシェアリングという考えが広まって、いくと思うのです。

だって、今回の強制リモートワークで会社に行かなくても仕事ができる業種が出来てきたという事はその方々は平日のカーシェアリングの安い時間帯を活用できるようになります。

そして普段は自転車、又は電動アシスト自転車で過ごす事が増えていくと思うのです。

その時には自転車も自動車と比例して高くなっていきます。

逆行して安売りする業者が出るでしょうがいずれ淘汰されていくでしょう。

昭和の高度成長期には大量生産大量消費で経済が回りましたが今回のコロナで世界的にそれが通用しなくなりました。

今後は良いものを作って長く大事に使っていく世の中に変わっていくと思っています。我が社の壁面に展示してる昭和34年の自転車は日本が高度成長期に入る直前の自転車。

上が1954年式、下は1985年式

今見ても惚れ惚れする造りがされています。今まで私が業界で携わった物創り(造り)が60年後にこうやって業界の後輩にながめてもらえるとは思えません。合理化と利益のために大事な何かをも削って来た様に思います。

でも今回のコロナで世界的にいろんなリセットがなされて、将来のためにはこうあるべきじゃないかと確信始めました。

時代と共に物の値段が上がっているのに自転車だけは価格が下がって来ました。今後は付加価値を多く持った乗り物として業界を牽引いていくと思います。

話は逸れますがコロナ騒動の後には原料の値段が跳ね上がると思います。

世界中の工場が一気に生産を始めた時、金属は高値をつけると思います。

今、身の回りを片付けているとゴミとして捨てる物の他に金属クズも多くあります。それらを要らないカゴや一斗缶に入れて溜めておく事で一時的ですが収入を多くいただけるはず。

現物ですので損がない所が素晴らしいと思います。

今後は新聞の相場欄を見て値段の変動を観察していきます

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏