お買物の在り方の変化
山形県唯一のの百貨店大沼が320年の歴史に終止符を打ち世界先月末閉店したとのこと。
名古屋でも一昨年、老舗の丸栄が惜しまれつつも閉店した。
どちらもインターネットの普及によりお買物の在り方が変わってきた事が起因しているとの事。
私の幼少期。百貨店へのお買い物はレジャーだった様に思う。
よそ行きの服に着替えさせられてバスに乗って行った覚えがあります。
今思えば百貨店でお買い物をしてその包装紙の箱を持って帰る事がステイタスだった様に感じます。
前職で大手百貨店の法人外商部というところのお仕事をさせていただいた事が多々ありました。
いろんな企業が新製品とか広告、顧客感謝で宣伝広告費という枠を持っているのでそのノベルティー品です。
例えば航空会社が一定マイルでオリジナル自転車に交換とか飲料メーカーが点数を集めて申し込むと抽選で3,000人にオリジナルフォールディングバイクやマウンテンバイクが当たったりする企画物。
その生産の都度、中国工場で品質管理と検品に行かせていただいていました。
私がラッキーだったのは生産が間に合わない時に別のOEM工場を梯子して品質管理と検品をしてくる経験が財産です。
言葉が通じなくても道具と治具持って現場に入ればなんとかなるという自信が身につきました。
古き良き時代という事でしょうね。
リーマンショックの後それらは夢物語になりました。
経済の細かい仕組みは私にはまだ理解ができないのですが企業の販促費が削減された事で毎年5,000台だった注文が50台とか10台なんていうこともありました。
アメリカでの住宅ローンの破綻が日本の経済を10年以上も狂わせてしまうという事でアメリカ、イラクの緊張や中国との経済問題、新型肺炎なども今後の日本での仕事の在り方が変わって来る大きな要因となるでしょう。
話が逸れてしまいましたが、インターネットの普及で百貨店始めお買い物が変わってきました。今年は5Gが始まる事で新たな仕事、ニュースが出る中で苦戦する業界が出て来るはずです。
まだ5Gのインフラが整うまで少しだけ時間がある今のうちに転ばぬ先の杖として副業を考えてみませんか?
今でも生活していくのは大変な事は誰でも一緒だと思います。急なリストラや給与カット、倒産など起きてからではお先真っ暗になってしまいます。今時副業禁止の会社は珍しいですが技術取得、資格取得という考え方ならばそれも可能じゃ無いでしょうか?
何かあった時に『手に職』があれば『資格』が在れば普通の仕事よりも割の良い仕事が出来るという事をお伝えしたかったのです。
あなたの不安や希望をお問い合わせフォームからどしどし送ってくださいませ。
今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏