こんにちは。
代表理事の中根です。
東日本大震災から11年。復興途中である東北の方々の心境はまだまだ癒えてないと思います。
7年間、石巻の方から聴いた生々しい避難劇、その後のサバイバルなど同じ日本なのか?と思える程の惨状をイメージしました。
そして福島ではそれにプラスして原発事故の併発。
世界に衝撃を与えた出来事でした。
チェルノブイリ原発事故の事例をもとに様々な機関が奔走していたのを思い出します。
11年経過してロシアの侵攻の標的が原発や病院になっている事でチェルノブイリ原発事故や福島原発の惨状を知ってるはずなのに危機感と焦りを感じます。
ロシアは交渉の手段として用いたのかもしれませんが世界は脱ロシア路線。中国は中立の様ですが豊富な天然資源を見越しての中立なのかもしれません。
今朝の新聞でアメリカの液化天然ガスプラントが生産を6割増やしてヨーロッパへの輸出体制を整えるという記事でビックリしました。
経済制裁というのはこうした販路まで断たれてしまい兵糧攻めの様な状態になってしまうという事。
世界が脱炭素化に向けてしふとしている今、天然ガスの販路や金融インフラが停まってしまうのはロシアにとって相当の打撃のはず。
窮地のプーチンさんが禁断のボタンを押さないことを祈るばかりです。
様々な出来事で燃料や原料の高騰、不足に拍車がかかってます。
今までの価格で生産できなかったり計画数を生産できなかったりと品薄や高騰の要素が増えてきました。
造り方、売り方、買い方、生活様式まで脱炭素化に向けた生き方にシフトが求められて来ると思います。
今までは物に溢れていた時代だったのに急に物が間に合わなくなって来た事でシンプルで大事に労って使う様になっていくのかもしれませんね。
物だけで無く人に対しても同じだと思います。ちょっとした挨拶などで人間関係も円滑にしていく事が昔のように地球や環境に優しコミュニティやマーケットができていく様な気がします。
震災で亡くなられた方々、いまだに行方のわからない方々にはいろいろな夢や希望をお持ちだったと思います。
争うところから離れ、今生かされている事に感謝して今出来る最大限の挑戦を決意する日だと思っております。
合掌
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏