循環型社会
こんにちは。
代表理事の中根です。
最近、ブログご無沙汰してます。
さて、昨日の新聞である見出しに目が留まりました。
大量生産脱却。衣料においての記事でしたがこれ自転車においてもいえる内容だなぁと思って読んでおりました。
服の需要と供給だけでなく再利用や再生、中古などゼロエミッションへの取り組みをどうやって業界で進めていくかが鍵なんだと思います。
自転車の場合も同様で今までは大量生産で乱売して来た業界なのですがコロナを機に密を避ける為世界中から生産国の中国に通常の数倍の注文が入った為スポーツバイクの部品生産が間に合わないという事態がいまだに続いております。
ウクライナ危機で原料の高騰で生産工場は入手と値上げをやりくりして日本に入ってくる時には原価が1万円を超えています。
それでもユーザー様の中には1万円以内で買えるものとして認識されている方も多いのが現状です。
こういう時ですので自転車業界も既存の自転車を直して乗るという事を強化していくべき時なのではないかと思います。
直す事でゴミを減らし、ショップはそのゴミを分別してリサイクルに回す事が出来ます。
自転車は金属部分が大半なのでリサイクルが容易です。
そして先日知り合った業者様は特殊な機械を使ってゴムやプラスチックを炭化させそこから出るガスも浄化するという事で認定をとられたという事で非常に興味深くお話を聞いております。
現在自転車店の1番の困りごとは廃棄タイヤの処理なのです。
処分費はかかりますが炭化してしまうのでゴミにならないという意味では完全循環型が可能なのです。
今後、産廃についても勉強をしていきます。
いろいろな情報ありましたら教えてくださいませ。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏