鉄スクラップ高騰

こんにちは。代表理事の中根です。

6/6の新聞に鉄スクラップの記事がありました。

実は先週、溜まった鉄屑を業者に持っていった時に伝票を見て驚いたのです。(ちゃんと申告してますよ)

海外を含めて鉄の需要が上がってるとの事でした。

今日の記事を見て納得。

新たに鉄鉱石から作るよりもスクラップを精製する方がCO2の発生を抑えられるとの事なんですね。

今までの製鉄方法では脱炭素化を視野に入れるとだんだん廃止になっていくのかもしれません。

買い付け価格が高騰してるって事は鉄製品の値段が上がっていくという事。

薄利多売をしている業者さんにとっては大きな顧客と契約でしている場合仕入れ価格が上がって利益が無くなってしまう事も考えられますね。

現在、いろんな物の生産や入荷が遅れている今。流通と価格が大きく変わっていくと思います。

例えば自転車も鉄を使っている部分が多いので値段が上がりそれに見合う付加価値のついた物に変化していくと思います。

私が小学生の頃、自転車は5〜6万する物でした。そういう時代が再来するかもしれません。

脱炭素化の為、リユース、シェアリングなどももっと多用される様になるとおもいます。

世界全体が地球に優しい考え方、手法を選択しているっていう事でしょうね。

トレンドというワードが当ては嵌まるのでしょうか?

自転車シェアリングという考え方は10年ほど前から取り組まれて来ましたが大量生産、大量消費の波に押されていました。その当時の問題点はメンテナンスを誰がするか?という事、バッテリーの充電は誰がいつするの?という事でした。

これから更に需要が深まる自転車。メンテナンスの技術者の人数が圧倒的に足りません。

新たな市場を開くつもりで副業からでも構いません。参加してみませんか?

誰もがやった事がないので難しくて考えがちですが難易度は普通自動車のマニュアル免許を取得するくらいの難易度です。

部品点数が少ないのでツボを押さえれば全て応用が効くんです。

将来の為、会社の為、家族の為、収入の為などどれも目的は正しいです。

将来の為に技術を学び資格を取得したが会社のためにその技術を活かしたとか、通学する家族の為に技術を取得したが友達が困っていたので直してあげたとかもありうる話です。

少しでも気になる事があったらホームページのお問い合わせ欄よりなんなりとお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏