パイロット予備軍育成始めます
こんにちは。代表理事の中根です。
KDDIが産業用に法人向け格安5Gを始めるとの事
これでふと思った事があります。
もしかしたら自転車業界にもこれが入り込むかも入れないという事。
以前、ブログで未来予想図として挙げた内容の補足に近くなりますが、高速で遅延のない電波として医療や工場のロボット向けのサービスらしいですが、自転車の修理にも使えるんじゃないか?って事です。
例えば名古屋の駅前の自転車預かりサービスが有ったとしてそこへ修理ブースを置き店長として人が常駐します。店長は技術者でなくても良いのでシフトを組めば24時間体制が可能になります。
修理マシンは遠隔の技術者と繋がっており修理が入った時に店長は作業台に自転車をセットしてアプリを繋ぐ。技術者は例えば福島市在住でも5Gに繋いだコントローラーで点検し修理見積もりをする事ができます。
そこで例えばタイヤ交換となった場合、アプリを通じて店長のスマホに部品のコードが表示されるので店長はバックヤードでその部品を出してきて修理ロボットに渡せば良い。
同時に在庫管理もされるので一定の出庫が有ると自動的に発注され、届いた部品は後日店長がバックヤードに納める。
それが出来ると技術者は在宅でも24時間好きな時にネットを通じて全国もしかしたら世界中の修理をオンラインで請け負うことも可能になる。
親の介護で自宅から出られない方、障害を持っていて車椅子に乗っておられる方など今まで自転車店ビジネスとして目も向けられれなかった方が高効率で時間的に自由に出来る仕事として注目される事も可能だと思います。
この記事のすぐ下に、山陽商会がZOOMを使って顧客の体型から採寸してオーダーメイドのスーツの接客を始めたとある。
その右上にはオンワードとZOZO提携の詳細が載っている。
可能な限りの人の接触を避け今までの視点意外から新たな活路をという動きからしたら私の妄想も実現可能な事だと思います。
『技術者』というと堅苦しいのでこのシステムの場合、コントローラーを使って修理をする方を『パイロット』と称したい‼️
現時点、パイロットは居ませんがその予備軍となる方も業界で減少している傾向にあるのです。
自転車の修理は工賃計算が時間4〜5,000円程で計算されています。仮に15分で出来る作業であれば部品の代金は別として1,000〜1,250円という事になるのです。コントローラーの償却なども必要ですが自宅で人と会わずに効率よく仕事でき、人に喜んでいただけるという事。
自転車の修理で業務用の超特殊自転車でなければ1時間フルに1台にかかり切りになり作業は有りません。個人差はありますがママチャリといわれる物をバラバラの状態から組み立てるのにもそれほどかかりません。
この機会に将来を見据えて技術者じゃなかったパイロット候補生として腕を磨いてみませんか?
質問は問い合わせ欄よりお願いします。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏