こんにちは。代表理事の中根です。
今日はメンタルマネジメントの中よりセルフイメージの部分。
即実践出来る事をお伝えします。
先日も少し記事にしたのですが『ない』を無くしていく努力。
をしてみましょう。私も現在この取り組みを意識的にやっている真っ只中なのですが少しづつ効果が出てきたんじゃないかという気がします。
普段、無意識に話している言葉の中にこの『ない』というキーワードが入っているんです。これを排除していく工夫をするだけのことなんですね。
例えば『お金が無いから買えない』という言葉。これで『ない』が二つ入っていることが分かりますか?
この言葉を口にすることによって話が完結してしまい思考が止まってしまうんです。もう一つ怖いのは内容が言い訳になっていることで自分で声に出した音声を自分の耳から入って言い訳を自己暗示してお金とは無いものなんだという自己暗示になっていってしまうんです。
うっかり言ってしまっても直ぐに訂正する言葉を喋って上書きすれば良いのです。例えば『お金があれば買える』と言った場合この後頭の中ではどうやってお金作るかとか今持ってるお金で買える方法があるかもと探したりするのです。
そうやって欲しいもの、必要なものを手にして小さくてもいいから『出来た』を増やしていく事でなんとかなっていくもんだという自己暗示ができていくわけです。
意外と『ない』は色んなところに出没するので言ってしまってから気がついたりする事があります。そこで文章自体を変える様な事もザラなのですが繰り返していくうちに無意識にそういう文章で喋るクセが付いてきます。
意識して上書きしていく事でそれが無意識に出来ていくという事です。
小さな頃転びながらも自転車に乗った経験があるから今では無意識に自転車に乗れますし、自動車学校の時にあれだけ意識して運転に集中していたのに音楽聴きながらとか隣の方と会話しながら対向車に注意してウィンカー出して右折したりを無意識に出来るのと同じです。
その時口から出ている言葉は可能性を秘めたワクワク感が出ているはず。喋っているうちに愉しければ自己暗示でどんどん愉しくなっていき、周りの環境にも伝染していきます。
その時、お店の前を通った人に何気に挨拶したりした時、愉しそうという好印象が伝わって人が来やすい環境。子供たちが集まり易い環境になっていくはずです。
私が思うに自転車店ビジネスでは修理のスキルは二の次で良いと思うのです。やると決めて始めて行けば現場でスキルアップは出来ます。既存の自転車店さんが口を合わせた様に喋ってしまっている『ない』のループ排除。ここに一つの突破口がある様に思います。
夫婦、友人などで互いの会話をよく聴き合ってゲームの様にすると無意識に言ってしまう事に気付けるところから始めてみましょう。資金0円で即始められて効果絶大ですよ。
このコンテンツ書いているときそこを意識的に考えて書いているんです。『ない』と例文以外では排除されてるはずなんです。
今後も乗る人が安定して更には企業が営業車として自転車を導入して来ています。リスクが少なく小資本で始められる自転車店ビジネス。それなのに個人の自転車店の減少が問題化。
やはりメンタルの豊さが第一だと思います。
今日もここまでお付き合いいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏