こんにちは。代表理事の中根です。
今朝の新聞記事からふと思った事をブログにします
私が21歳頃、携帯電話ノーパンク第一号機が発売されたのを覚えております。
当時電話は家に線で繋がれている物でしたから、街角で大きな電話を肩から提げて電話してるバブリーな方々を見てびっくりしたものです。その時が1Gだったのですね。
しばらくしてデジタル電話というのが出来てそれが2G。1990年代ですね。初期の頃維持費が高いので持てなかったので『ポケットベル』というのが便利でした。
今で言うと受信専用の端末といったところですね。2G後半は携帯電話のタダ撒きというのが始まり小さくなった(スマホの4倍位の大きさ)電話を手にしたのを覚えています。
その頃、映画『マトリックス』というのを観て意味が不明でした。
今になって理解ができるのですが人間そのものがデバイスになってバグと闘うという壮絶な内容だったんじゃないかと思います。
この2Gの時代にそんな表現をした監督の感性が素晴らしいですね‼️
時代が流れて今、5Gがスタートしています。未だ所持してるデバイスが4G対応なので体感してません。きっと驚きの世界なんでしょうね。
だって4Gでさえスマホひとつでいろんなものの操作ができたり出来る様になっているんですからね。電話としてではなくあらゆるものに関わっていけるツールになりました。
以前のブログでも触れましたが自転車もきっとデバイス化していくと思います。
乗られる方の年齢や体調に応じて健康を管理する物としてその方々の健康維持のための走行距離を算出しそれをスマホ又はそれに代わるデバイスでモチベーションを与えて快適な音楽を流して知らず知らずニュース運動させてしまう様になるのかもしれません。
当然、気象情報なども取り入れて雨が降りそうになったらアップテンポな曲をかけて少しハイギヤード設定になったり、アシスト比をあげて到着を早めたりするかもしれません。
その個人が好きな食べ物も把握してお値打ちな時間帯など手にできる様に案内しながらそれらをビッグデータで操作してくれるかもしれません。
デバイスとして活用するには電力が必要ですので電動アシスト自転車がもっと普及していくと思われます。
そこにはもっといろんなセンサーが搭載されてスマホと連動して運動量、タイヤや部品の摩耗などを計測して部品交換時期などを知らせてくれる様になるはずです。
その時、登録している自転車の近所の技術者を紹介してくれます。消耗度合いが明確ですので修理見積もりなどは明確になるでしょう。無理に買い替えをしなくても良くなるはずです。
その技術者が現在不足しているのです‼️
今までの自転車のイメージが安っぽいという事もあるのですが仕事としてどうか?というイメージもあるので跡継ぎがいなかったりして町の自転車店は廃業されています。
今後、このシェアは個人でも良し、企業の新規事業としても安定した需要を取り込めていけます。
それには技術者が必要なのです。
その技術を今のうちに身につけて資格を取得された方には起業や雇用といった新たな入口が見つかります。
EV化が進む昨今。エンジンの整備資格ではポケットベルの修理の仕事と同じく時代に置いてかれるかもしれません。企業はそういう事を見越して新規事業を立ち上げますからその時に必要な人材に今からなってしまいましょう‼️
身に付けた技術は一生物です。昔から言われる『手に職』というものを6G時代のデバイスを直す仕事として認識してください。
今日も強引にこじつけてしまいましたがここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏