こんにちは。代表理事の中根です。
昨日の新聞にトヨタ自動車とパナソニックがコラボしてHV、EV用のバッテリーを造っていくという意気込みが伝わってきました。
日本メーカーでの競争いてる場合では無く、世界のトップを狙っている訳です。
共通の規格などで他社とも共有し日本の自動車業界を今後の世界トップへという意気込みに思えました。
世界的な脱炭素化の動きからして最終的にはEVになっていくのでしょうがその間にいろんな問題が出て来るはずなんです。
内燃機関がなくなっていく訳ですからエンジン部品、マフラー、燃料、オイル等がどんどん減っていってしまう訳です。
既にガソリンスタンドは全盛期よりも減ってきています。若い世代の車離れ、ハイブリッド化、エコカー志向等かっこいいから燃費は我慢して乗る人が少なくなりカッコ良いけど燃費が良くて当たり前の時代なのでしょう。
自動車はそうやって変化しつつ生き残りをしていくという宣言しているということは今までのエンジン関係の様々な業界も次の指標を掲げていく事でしょう。
企業はそうやって存続を懸けて進化していくと思います。個人が目の前の仕事に追われてしまっているとどんどん視野が狭まっていってしまう訳です。
話は変わりますが、先日スタアトピッチのプレゼン資料を作成していて驚いたのがこの50年で日本国内での自転車の国内生産台数+輸入台数が増減はありますが横這いなのです。
なのに自転車店の数は1990年33,000軒あった組合加入の自転車店が9,000軒になってしまったんです。60歳が若手と呼ばれています。
これについては後日またブログに挙げさせていただきますが明らかに減り過ぎてしまった修理可能なお店、それを支えるインフラ整備に人材が必要なのです。
付け加えておきますと今後スクーター、バイク市場はどんどん電動アシスト自転車にシフトして会社は経費削減のため社用車をノーパンク電動アシスト自転車などに切り替えていくはずなんです。
弊協会でも飛び込み営業好きの私がノーパンク推奨して日本中回る覚悟です。
今から知識と技術を身につけて次に備えませんか?エンジンバラして組み立てる程の難易度は必要無いので簡単です。
新たなニーズと安定した需要を持った業界。ところが現状の修理可能なお店が高齢化と共に激減してる事にチャンスを見出して欲しいと思います。
疑問、質問などお問い合わせ欄よりドシドシお願いします。
順番にお応えしていきます。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏