合計特殊出生率からチャンス‼️

こんにちは。

代表理事の中根です。

昨日の新聞で合計特殊出生率について一面の記事がありました。

調べてところ、『女性が妊娠可能な期間に通常の出生率で子供を産むとして、生涯の間に産む子供の数を表したもの。』とありました。

一人の女性が1.8人の出産をするという事なのでしょうが世の中には男も居るわけで男女ペアで1.8人の子供を育てると言うことは人口減少してる訳ですよね。しかもその数字を達成した自治体が1割という事。将来の日本を背負う人たちが減少するってことは経済が下向きになってしまうわけなんですよね。

因みに団塊の世代の特殊出生率は

昭和22年 合計特殊出生率 4.54

昭和23年 合計特殊出生率 4.4

昭和24年 合計特殊出生率 4.32

だったんです。

夫婦に対して4人以上の子供が居たという事。

その人達が大きくなるにつれて乳母車(ベビーカー)が売れ、雛人形、鯉のぼりが売れ、ランドセルや本、雑誌が売れ、学校が巨大化し、ひとクラス60人も居たと聞いたことがあります。

結果消費者が増えたのですから物もたくさん売れたのですがその方々が今72〜74歳に成られている訳です。老人ホームや介護施設が増えたりしてるのもうなづけますね。

コロナ禍での不安から昨年は1.34。

この数字の結果は徐々に現れてくる事でしょう。

これを見越した覚悟は必要でしょうね。

消費者が減る事で生産性、売り上げが減ることは想像出来ますからリストラや企業の統合などおこりうるとおもいます。

世界的に脱炭素化が進んで燃料代が高くなるので営業車などコストのかかるものは電動アシスト自転車に切り替わってくるのではないかと思っております。

その時、自転車の価格も高騰していきます。

直して乗る文化が復活していくと思っております。背景には溶解炉で鉄鉱石から鉄を作るよりも電解炉にてスクラップを精製する方がCO2の排出が少ないので現在スクラップの価格がどんどん上がっているのです。

近い将来、自転車を直して乗ろうと思っても直せる自転車店がない事に気がつくでしょう。

その技術を身につけることが今後の少子化社会で生き残る時の財産になると思っております。

日本の自転車組合の殆どが団塊の世代の方々。30年前に3.3万軒あった自転車店が去年0.9万軒に激減している事実は少子化問題以上の問題だと思っております。

逆に言えばチャンスだと思いませんか?

自転車の技術はそれ程難しくありません。マニュアルの自動車免許を取得するくらいの難易度です。数をこなして身につけた技は多くの人から感謝されるものになります。

気になった方はホームページのお問い合わせ欄よりなんなりとお問い合わせください。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏