こんにちは。
代表理事の中根です。
昨日の新聞にとても興味深い記事がありました。
イスズトラックが中古車というか再生トラックの事業でリースをしていくとの事。
中古車をバラして消耗品の交換して価格とCO2の排出を抑えていく事業。
当然新車の販売が落ちるが地球全体で取り組む脱炭素化に真っ向から挑む姿勢は勇気のいる決断だったと思います。
なんでも新しいものが良いという今までの資本主義の流れとは逆行する発想だけどこういうことが今後受け入れられていく様な気がしているのです。
話は変わって本日ベトナムで仕事してる日本人の知り合いから電話がありました。
メッセンジャーアプリを通じてなので通話料は無料ですので気楽に情報交換出来ました。
世界的な原料の高騰はベトナムでも品薄や価格に反映されてきているそうです。
アジアではあらゆる物の中古市場やリペアが盛んなので古い車や機械が普通に稼働してるそうです。
今後日本においても原料や部品などが入手困難になったとき経済の動脈の働きをする物流に於いてトラックが供給出来なくなるとリビルト品という需要で最小限のリスクで需要を支えられる訳ですから。
データ収集や技術者の育成は今まで以上に必要になってくると思います。
弊協会は自転車も同じ方向で考えております。
自転車が使い捨てという感覚の乗り物から直して永く使う道具としてみていただくようになるには少し道のりはありますが乗り捨てられた自転車がたくさん放置されているのが現実です。
ほとんどの自転車本体やパーツ供給が原料高騰や円安で入荷が遅れたり思う様に入荷しなかったりしており供給に不安があります。生産が部品、車両共に中国ですので以前のロックダウンの様なことや台湾有事には輸入経路遮断とかいう事にもなりかねません。
今から再生する道筋を考えて動くことも大事だと考えています。
そこで現場で学んでいただくことで実践で使える技術、ノウハウを学んでいただくことができます。
学びに関しての質問はお問い合わせ欄よりお願いします。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏