便利の代償

スマート時代

こんにちは。代表理事の中根です。

今日の日経にSOMPO ひまわり生命がイスラエルのスタートアップ社とのコラボでスマートフォンで撮影した画像から血圧を測定できる技術を今月から保険のサービスに組み込むとの記事がありました。

今後高齢化社会に向けて病院、医師の負担軽減になっていくでしょうし今後こういう技術が進んでいく事で朝、スマホの画面を見ただけで健康チェックが済み、食事のアドバイスや運動のアドバイス、AIがGPSで日頃の行動範囲から計算してバスや電車を降りて歩きましょうとかいうアドバイスをする様になるのかもしれませんね。

その時、保険会社や国からの援助でそうやってAIのアドバイスで行動した場合健康度が上がって病気になり難いということでポイント還元なんかになっていくのかもしれません。

どの会社も今後どうやってAIを導入していくのかを模索し合っている状態なのが未来予想としてワクワクしますね。

一方、AIによってなくなる仕事も在る訳でワクワクだけでなくハラハラする場面もあると思います。

昔、ダイヤル式の電話だった頃からしたらプッシュ式の電話になり携帯電話になり今はボタンすら無い薄い板状のもので生活のほぼ全てが賄える時代になってしまいました。

それに伴い電話の交換とか電話帳印刷、配送、テレホンカード販売店など自然に消滅しつつある仕事もあります。

レコードがCDになりネットでの配信に変わった為、レコード針メーカーオーディオメーカー、カセットテープメーカー、デッキメーカーが消えていってしまいました。そこで働いていた人たちは新たなフィールドで働く事になったはずです。

アナログの時代はまだ色々な応用が効いたでしょうが今後AIに仕事を奪われると出来る仕事のハードルや条件が上がってしまう事は充分に考えられます。

当然、自転車業界にもいろんな波が押し寄せて改革されていくでしょう。売って儲けていくのはこれからの時代大変です。特に自転車の場合どこの家にも有りますから買い換えを促していくにも価格競争があるので大きな利益は得難い時代に突入すると思います。

修理する所が無いため放置自転車が増えている事実から修理する場所さえあればそういうゴミが減らせるはずです。処分に使われる税金を節約出来るという事になりますね。

私の提案する自転車屋ビジネスは売るための自転車は最初は必要ありません。並べれば資金の回転が遅くなり場所も必要になってきます。

先ずは自宅のガレージや玄関先を使って修理をしていくのです。

工賃での作業が多いのと思いの外収益性が高いので安定し易いビジネスなんです。

飲食店が知らない間に無くなっている事はありますが街の自転車店が無くなるのは後継がいなくて廃業というのが殆どです。実際私の父も90歳になるまで仕事させていただいておりました。

汚い、儲からなさそうという昭和から刷り込まれたイメージがあるでしょうが技術的には結構簡単です。(どこまで追求するかにもよりますが)

収入の柱としてちょっと覗いてみる事をお勧めします。

ホームページの問い合わせ欄よりなんなりとお問い合わせくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏