こんにちは。代表理事の中根です。
間の抜けた話題ですみません。
4/14の新聞で佐川急便のEV導入が大々的に取り上げられていました。
私も去年まで宅配に関わっていたのでとても興味が深いところです。
私が携わらせていただいていたのはヤマト運輸でしたが軽バンで1日に130〜140kmの距離を走りました。
佐川さんだと一人当たりのエリアが広いのでもう少し距離が増えるでしょうから一度の充電で走れる距離としてちょうど良い気がします。
1日に12〜13Lのガソリンを消費していたので毎月4万円弱の燃料代が掛かっていました。
オイル交換なども含めると年間60万円。
これがEV化する事で5年償却するうちには300万円程を削減出来る計算です。
夜間に各車両が充電出来る設備投資や車両価格はそれなりに高いでしょうがアイドリングなどによるCO2排出や燃料代は相当抑えられると思います。
こうやって脱炭素化が業務用レベルで推進していく事は地球環境的に見ても素晴らしい取り組みをだと思います。
ここで裏側から見た場合、今までこれらの車両整備や車検をしていた企業が困ると言うことです。
自動車の修理などのほとんどはエンジン部品の交換、消耗品の交換なのですが電動自動車に切り替わっていくという事はエンジンが無いというところでタイヤ、ブレーキパッドなどの消耗品だけになるのです。
付け加えさせていただくと、センサーの進化で衝突安全性を高める技術や自動運転技術の進化で事故が減少して板金なども減っていく可能性が大いに有ると思います。
自動車の整備の場合部品の値段のほかに工賃というのがあります。
自動車整備ではその工賃を生業とする企業さんもたくさんありますが業務レベルで切り替わるといきなり仕事がなくなっていくわけです。
皆さんそこを見越して次の事業を展開なさっていると思いますが模索されているのなら自転車店ビジネスも頭の隅に置かれる事をお勧めします。
道路交通法に於いて自転車にグレーの部分が多くあります。それはこの法律が制定された1960年にはリヤカーを牽引した自転車は当たり前だったし今の軽トラック的な役割をしていたのがそのまま改正されて無いところがミソなのです‼️
日本の電動アシスト自転車のレベルは世界的にメッチャ高いレベルにあります。今後電動アシスト自転車の応用などで三輪や四輪。又はリヤカー連結などにシフトした場合、内需の拡大。海外生産などで日本で勝目のある商材だと思うんです。
現在の仕事を進行形のまま電動アシストや自転車の技術や知識を取得しておくだけで近い将来その技術、知識が役に立ちます。
その時から始められても遅くは無いと思いますが資格の制限や規制などが施行されるかもしれません。
最近、他業種の知り合いから連絡いただきリアルに知ってる方々と食事なんかして話してると自転車店ビジネスに興味もたれる方々が増えてきました。
近々、定款を書き換えて新規事業にしたいという方もあり急進行してきました。
今日も先週の記事からですがこじつけてしまいました。
ここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏