こんにちは。
代表理事の中根です。
今日は20時より中根塾技士試験開講しました。
三重県から通ってくるB君。今回2日目です。試験日は8/4。
実技試験はバラしが20分。組み立てが80分。
バラしは18分。組み立てが85分でした。
バラしスタートしたB君
このままでは時間内での作業が出来ず失格になってしまいます。
B君の得意部分と苦手部分を分析してみました
苦手の仮組み
得意
◯タイヤ、チューブの脱着
◯ブレーキの調整
◯ペダルの脱着
◯ホイールの増し締め
◯ホイールのバランス取り
苦手
◯ホイール仮組み
◯ワイヤーの取り回し
◯変速調整
◯サドルとシートピラーの固定
一通り作業を終えた後、タイムオーバーで消沈していた彼にどうやって時間内に作業を収めるかレクチャーしました。
仮組みを終えて調整に入ります
道具の置き方使う順番取り付け手順などを考えて意識してやれば5分以上の時短ができる事、我流でなく教わった通りにやってみる事を諭してみました。
弱気になった彼から後ろ向きの発言が出たので
何故自転車技士を取得したいのか?
一昨年落ちた時から今日までどんな思いをしていたのか?
そして今回このまま落ちて一年間同じ思いをしたいのか?
矢継ぎ早に質問しました。
5月に試験の申し込みをして弊協会に講習依頼するまでに2ヶ月以上あったのに何もしてないのはどういうことか解らないが諦められる事なのか?
声を荒げてしまいました。
どうすれば良いのか解らない彼にもう一度5分以上の時短が出来る方法を説いた後、残り4日間でそこを詰めていったら時間内に出来上がる事を告げ自転車技士を取得した後弊協会とコラボしていくとどんなメリットがあるのか大風呂敷拡げてみました。
B君の頭にビジョン化できた様で目つきが変わって来て残り4日間、死に物狂いで通ってくるそうです。
一通りの事は出来ているので得意分野を伸ばしつつ苦手部分を数をこなすことで70分切りを目指します。
残り数日、彼との格闘をブログで綴らさせていただきます。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏