メンタルマネジメント 下意識2
こんにちは。代表理事の中根です。
今日は下意識についてもう少し詳しくお伝えします。
下意識にいろんな事をダウンロードみたいに落とし込んで仕舞えばもっといろんな事が出来るって感じますよね。
映画のマトリックスみたいです。
だんだんと無敵になれる訳です。
意外にもその下意識に落ちる時の脳っておバカさんというか精神年齢が幼いので『ない』という否定系の意識に肯定系で受け取っていってしまうんです。
心配性というかいつも上手くいかない心配をしている人って私の周りにもいらっしゃいます。その人は上手くいかない事をスクリーンに映してしまうのでその映像に向かって意識が働いてしまって下意識に落ちていってしまうんです
下意識の取扱説明書として一番注意しておいた方が良いのは上手くいく技術を望む事。だけなんです。
例えば実際の経験なのですが、演奏会の本番のソロで失敗したくないという意識をした場合。下意識では『ソロの失敗』を映像化してしまうんです。日々それを思う事自体下意識に落ちてしまっていると失敗する様になります。
それでどうだったかというと、全体に下手なのは仕方ないとして緊張の余り4小節飛んでしまったのです。心臓が飛び出すというか背中が凍りつく様な思いを一瞬しましたが1,000人を前にテンパる事なくリカバリー出来ました。
それを実際に使った事があります。6年前に市民会館でトロンボーンのソロを吹く機会がありました。準備期間の3年。成功して拍手喝采をいただく事をイメージし続けました。
時々あのDVD観て誤魔化してちゃんと拍手喝采をいただく事が出来たという事ではイメージ通りに出来たと思っております。
最悪のことだけをを考えていたらその事態が起きていたでしょうね。
1,000人を前にあの下手な演奏したことでいろんな意味で自信になりました。
話が逸れましたが否定系の『ない』という言葉、『最悪の場合〜』という言葉。よく使われているのでそれに対する訓練ができていて下意識がそれに対する言葉やイメージをどんどん湧く様に発してくれます。それが出来ているってことは裏を返せば『出来る』『上手く行っちゃったら〜』に発想を変えていく意識を持つ事でだんだんと出来る様になっていきます。
ちょっと違和感あるし時間がかかりますがそれを下意識に落としてみましょう。
応援しますよ‼️
自転車屋ビジネスにそういう意識の方でいっぱいにしていきます。誰もが憧れる業界。楽しそう。面白そう。
私が今、業界に対してイメージするのはここだけです。
きっと出来ます。一緒に楽しんでいきましょう。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏