ネイル感覚のリメイク自転車

こんにちは。代表理事の中根です

今日は4月から来ていただいているA子さんのお話です。

多趣味なのでそれらを活かしていただいている事は以前にも触れさせて頂きました。

半年近く経過して出来る事の幅が拡がってきたので最近は『バラし』だけでなく『組み立て』も始めていただきました。

組み立てといっても様々ですが中古車両を車輪を外してスポークをバラして全部錆び取りをした後組み立て振れ取り迄やっていただける様になったので新品と見分けがつかないレベルになっております。

その際に壊れている部品などを取り替えながら組み立てていくのでリビルト自転車なのです。

今回、車両に組み付けもトライしていただきました。

知り合いの塗装のお手伝いされてた経験から上手にマスキングして重ね塗りする事で驚きの仕上がりになったのです。

塗装だけでなく細部の部品も工具などを使い分けアルミ部品などはメッキを変えた様なピッカピカに仕上げたりという事で趣味で乗ってる単車のレストアや手入れが自転車に活かされてるのです。

①キズキズだったフレームにマスキングして大胆なピンク塗装。

②フレームに貼ったカッティングシートのネガ部分をステムに貼ってピンクの上から白の塗装したり

③ブレーキレバーも同色

④ローラーブレーキもされ気なく可愛く

⑤ベルトは白く(純正は黒)

ネイルはされてないのですがネイルをする様な繊細な作業が好きだという事で時間を忘れて没頭していただいてます。

仕上げの点検は私がさせていただきましたが合格点でした。

組み立てに関して何も教えて無いので不思議で聞いてみたところ以前何台もバラしていたからそれらを逆にやっただけとの事‼️で逸材発掘出来てしまいました。

中古自転車という括りでは括りきれない領域に入りました。

あえて『リメイクバイク』として個性を主張出来る自転車としてデビュー出来ております。

現在、弊協会店頭にて展示中。

今朝、店舗前の草取りしてる時ウォーキングの女性や登校前の女子高生が立ち止まって『かわい〜』っていっていただいたのがとっても嬉しかったですね。

現在、リメイク車の第二弾、三弾を同時進行中。出来上がり次第紹介させていただきます。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏