こんにちは。代表理事の中根です。
今日の新聞に深刻な記事が載っていました。
10月11日時点の店頭価格平均レギュラー162円との事。
いつもチェックしている主要相場では製油所での業者渡しが1000Lの価格で挙げられているのですが
10/6 125,000
10/7 125,500
10/8 127,500
10/13 128,000
10/14 128,000
です。最近の経験ですとこの価格の変動は数日後に店頭価格に反映されて来ます。
これは個人的な感想なのですが来週には一段と値上がりしていきそうな感じがしています。
この布石というか左隣に石油2割削減の記事。
世界的な脱炭素化でエネルギー源の過渡期であると思うんです。
ガソリン業界も供給を減らさなければならないのであれば価格を上げていくのは当然の事。
消費者も省エネに敏感にならざるを得ない状態になったと思います。
今まで車で行っていた買い物を自転車やデリバリーで済ます様になったりいろんなサイクルが変わっていくと思います。
世界中の国や企業が模索している中、いずれ糸口は見つかっていくのでしょうが手っ取り早くしていくのは昭和30年代の様な生活を見直す事なのかもしれません。
いろんな物がそれなりの値段をしていたので大事に使ったりリサイクルやリユースしてました。
お買い物に行けば野菜などは新聞紙に包んでくれましたしその新聞は綺麗に伸ばして畳んで廃品回収に出して最後までリサイクルしてました。
買い物カゴ(今で言うマイバッグ)は当たり前でした。
田畑の肥料は肥‼️子供の頃ウッカリ肥溜めに落ちたりしたのも苦い想いでですが人の糞尿までリサイクルしていました。
当然、乗り物は自転車といえど高級品。大事に乗っていたし皆さん定期点検って当たり前にしてました。
石油製品が出回って高度成長で価格破壊などしていくうちに古き佳き時代の産物になりつつあった生き方を見直すいい機会かもしれません。
話は戻りますがガソリン高騰を機に自転車の需要はさらに上がっていくと思います。
自転車店として自営業者になるのも一つの手ですが、企業が新規事業として取り組む時に自転車整備というのはローリスクで着手しやすい事業だと思うのです。
但しコストは低いのですが技術はお金で買うことができません。
今、技術と経験を手にして資格を持っていると会社が新規事業に乗り出す時、勤め先から真っ先にオファーが来るのでは無いでしょうか?
まだまだ副業を禁止している会社があるのも事実ですが経験を積んで資格を取得するのは公務員であっても認められるとおもうのです。
いざという時、世の中が求めているのに人材の少ない技術者が居れば昇級や昇進につながると思いませんか?
今までの常識を引っ張っているとリストラ対象になってしまうと思います。
副業OKの会社ならば自宅のスペースを使うのもアリですし、弊協会に登録していろんなところからの依頼の仕事をしていくのもアリだと思います。
最近お問い合わせいただく内容を見ていてどうしても技術者というと自転車を仕入れて売る。その差益の事ばかり考えておられる方が多いのに気づきます。
弊協会の育てたい技術者は工具とそれを使いこなせる技術者の事。
自転車の工具を一揃えしても大きな金額にはなりませんがそれを使える様になることが大事なんです。今まで売上中心にして来た業界ですので育成に目が向けられず人材欠乏となっています。
新たな時代に向けての資格と技術。
身につけてみませんか?
HPのお問い合わせ欄からなんなりとお申し付けくださいませ。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏