こんにちは。代表理事の中根です。
日付変わってしまいましたが8/2。B君の最終講習をしました。
通しで作業をしてみさせてもらったところ全体は時間内の60分収めることができる様になっていました。
ところが先日7回繰り返して
身体に覚えさせたはずの変速調整に20分以上もかかってしまい再度その部分に特化した講習になりました。
思うように変速しない状況に苛立つB君
先週、2分30秒でできる様になった事が全然思う様にいかなくて半ばヤケクソ気味のB君にもう一度調整のカンペ見せながら解説。
早く終わらせようと焦ってしまうあまり手順を一つ飛ばしてしまった事で調整が出来ない坩堝に陥っていました。
誰もが陥るところなので心配しなくても身体で覚えていけば良いという話をしたのですが焦燥感は否めません。
そこで下の表をホワイトボードに描いて現在の立ち位置を教えてあげました。
弊協会に来るまでは変速調整をしたことが無いので無意識であり言い方は悪いですが無能(出来ない) Aの領域に居たのです。
先週、意識をして練習したのでCの領域に入ったのですが一時的だったのでBにズレてしまっただけの事だというのを諭してあげました。
数をこなしていく事で常時Cで手際良くできるようになって最終的にはDという国宝級の領域に行く事ができるという鴨頭さんの受売りなんだけど有意識でいる事の素晴らしさを伝えてあげました。
少しは気が晴れた様です。
その後も変速調整をなん度もトライして身体に刻み込んでいました。
B君は今夜には滋賀県に向かっていき明日は本番の試験。
変速調整を落ち着いてやれれば充分合格ラインというところまで来ています。検討を祈ってあげたいと思います。
今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました。
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏