イケメン整備士誕生レポート①

こんにちは。

代表理事の中根です。

先日夕方、Nさんが来店されました。

お話をお聞きすると弊協会のHPを観ていただき、ロードバイクで通勤しているけど自分でもいじってみたいとの事。

一般車とロードバイクは似て非なる物ではありますが応用は効くので仕事帰りに習いに来られるとの事。

今まで原付バイクを弄ったりと機械物に触れることに抵抗はないとの事でした。

ご自宅と会社の中間に弊協会が位置するので時々朝ものすごいスピードで自動車を抜いて行くNさんを見かけておりました。

初日からバラしをして自転車に慣れていただきます。

先日、某集合住宅で回収させていただいた車両。

いつものように敢えて口を挟まず自由にバラしていただき困った〜。お手上げ〜という時に助言するスタイルです。元々興味があった方なので後ろ車輪の外しでアドバイスしたのはブレーキインナーのキャップの外し方とベルクランクから3SPワイヤーを外すだけ。

チェーン引きの存在も難なくクリアされて前後の車輪が外されました。

チェーンのジョイントの外し方はどうかな?って思っていたらチェーンカッターですんなり切っておられました。

恐らくロードバイクの整備の動画でご存じだったんでしょう。

後からジョイントのクリップの外し方をお伝えする事になってしまいました。

クランクの外し方でやっと私の出番が出来てクランクリムーバーの使い方をレクチャー。

ビックリしたのがB/Bのバラしの時、(この時のB/Bはカートリッジ式)『右側は特殊』と言っただけで工具を充てがって逆回し。逆ネジの存在を一言で理解された人は初めてです。

この車両の車輪はリビルトとして使うのでこのままクリーニングして使います。

1時間程で車輪以外を完全にバラしていただけました。

本当に初めてなんですか??っていうくらい口出し出来なかった事に驚きました。

Nさんのような器用な方が副業(複業)で活躍されていく事で地域の方々に喜んでいただける日が近いと思いました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏