再生トレンド

こんにちは。

代表理事の中根です。日々のルーティンや新規のお仕事でブログがすっかりご無沙汰になっておりました。

言い訳はみっともないですね。きっとやる時間は有ったんでしょうが怠けちゃったんでしょう。

さて、15、16日の新聞で気になる記事を二つ見つけました。

❶航空機燃料の再生燃料を2030年には全て置き換えるというもの。

流石に今の段階では飛行機はモーター化出来ないのでジェットエンジンを使うとして、あらゆるバイオマス技術を駆使して再生エネルギーにするとの事。

私の大好きな映画のシリーズで『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』をふと思い出しました。

科学者のドクが未来でデロリアンを改造して現代に戻ってきた時、ボンネットを開けて主人公のマーティーの目の前のゴミを無造作に投入した後未来へ戻っていく場面です。

DVD買った時は何気に笑って観ていましたがこういう技術が進んで実際に30年には全てがこうなるという事なんですよね。奇想天外な発想が未来の常識のヒントになるかもしれないと思いました。

空飛ぶ車の開発やドローンの技術力が合わされば本当にこれが実現するのかもしれません。

楽しみですね

❷二つ目は2/16の記事

鉄スクラップの高騰記事ですね。

本ブログでもよく取り上げさせていただいてますが脱炭素化で鉄を電炉にてスクラップから再生するから動きは世界中で始まっているのです。

元々他の形をしている鉄を溶かして再利用していく訳ですから『鉄クズ』という表現から脱却していくのでしょうね。鉄は酸化して土に還る事もあるので新規を鉄鉱石から作らない限り絶対量は減っていく訳ですから更に値上がりするでしょう。

記事の中に、鉄鋼メーカーの原料購買担当者が「買い負けない高値で調達するしかない」というコメントがある様にこうした背景がインフレになっていくんでしょうね。

実際、自転車の価格もこの1〜2年で値上がりしております。ブリヂストンのアルベルトロイヤルは2022モデルの定価が98,000円‼️これにオプションの荷台やスタンドを付けると10万超えの通学車なんです。これが本来の価格なのかもしれません。

価格を抑えた自転車では原料や部品の調達が後回しになって入荷が遅れたり、未定になってしまったりしております。

コロナ禍より世界的にバイクブームが白熱化した事でシマノのパーツ製造が追い付かず完成車の納車が1年遅れとかが発生しておりショップさんもお困りの様です。日本だけの話ではありません。

こうした需要がまだまだ続く中、原料、燃料のリサイクルという再生のトレンドが拡がっていくのであれば製品、商品のリサイクルという物も注目されてくるはずです。

それらに息を吹き込むのには技術者、匠の手を介す必要があります。

今、その技術者が圧倒的に足りない時代。使い捨ての時代であらゆる職人は隅に追いやられてしまいましたがその職人、技術者が必要になる時代が来たという事です。

弊協会ではその技術者を育成させていただく事に重点を置き活動させてただいております。

技術と工具を持った方々が日本中にいてくださる事で大きな案件や地方の細かい案件を請けてシェア出来ていく事でギグワークを構築する事をイメージしております。

仕入れて売る時代から技術を活かす業界で漫画の様な発想かもしれませんが今後のトレンドに融合させていきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

正義の味方‼️

自転車温故知新

こんにちは。

代表理事の中根です。

昨日、久々に師匠のところに顔を出して来ました。

師匠は17年くらい前に亡くなったのですが奥様がお店を守っておられ時々お伺いしてお手伝いしたりしてくるのです。

店頭にあった実用車でタイヤ交換をお手伝いした方が良いのかな?と思っていたところ、これは古いからお客様が代わりを購入されて処分するという事でした。

私の悪い癖で古い物に見入ってしまいいただいて来てしまいました。

それがこの車両です。

33年前のツノダ製。丁度この時は私自身ツノダの社員として名古屋の西区の問屋さんに出向に出ていた時の物です。

溶接していた人、車輪を外注担当の人、塗装をしてる人、生産ラインで組み付けしてる人達など回想出来ました。

こうして見てみると脱炭素化されていたんだなぁと気付きました。樹脂製品が極端に少ないのです。サドルが現代の物になっていますがこの当時のサドルはベースはスチールそこに圧縮したスポンジを乗せてビニール製の表皮を被っていました。(現代はベースがプラスチック)

このひと時代昔だとサドルベースが鋼線で表皮に革を張った物になります。

この部品ですと一つづつ手作業ですので高価であったのですが50年経過しても現役で使えています。大量生産大量消費の時代には安くて代用出来る石油加工の製品になってしまいました。

近年の脱炭素化では脱化石燃料で二酸化炭素発生を抑えようという世界的な動きですと昔ながらのサドルだと鉄は再生出来、革は二酸化炭素を発生せず土に還るので環境に優しい部品なんですよね。(この画像は62年前の自転車のサドルです)

ペダルはゴム製ですが33年使ってこの減り具合ですとまだまだ50年は使えそうです。

唯一タイヤ、チューブは消耗品なのですがチューブは再生する業者様が居られたりするのでタイヤのみが二酸化炭素発生する対象部品です。但し交換する時、タイヤの肉厚は著しく薄くなっており個体差はあるものの500g/1本になります。

今後、このタイヤの再生方法や有効な処理方法が出来ていけば更に環境に優しい物に仕上がっていきます。

そう思っていところ今日の新聞にカネカが海洋性分解樹脂の増産という記事を見つけました。

今問題になっている海中のプラスチックゴミ問題のも明るい話題であると思います。

この素材を使ったサドルなどの樹脂製品に切り替わっていけば現代のデザインの自転車が60年前のレベルの脱炭素化を果たす事ができる様に思います。

但し記事にもある通り従来の2倍の価格。もしかしたらあらゆる工場がこの素材にする事で原料が不足してもっと値上がりする事もあるかもしれませんね。

現在、金属の原料が脱炭素化でどんどん値上がりしております。あわせて原油の高騰で流通コストが跳ね上がりあらゆる物の価格に転嫁され今までの様な手軽に安くという考え方の根底が覆る様な時代が来たと思っております。

地球の為、次世代の子供たちのため少しでも気温上昇を抑える行動と企業努力していきます

『壊れたら買い換える』昭和の発想から『直して永く使う』発想が今後のトレンドのような気がします。

偶然立ち寄った師匠の御宅でしたが『中根。これから学べ〜』って師匠からの檄が飛んだような気持ちになれました。

流石師匠。天国からのリモートでヒントを提示してくださいました。ありがとうございます

弊協会では自転車の整備。自転車技士の育成も行っておりますが特に修理など応用問題とノーパンク車輪の施工を中心に学んでいただいております。

修理をするお店が減ってしまった事で買い換えという選択肢をされている方々へリペアしてくださる技術者がいらっしゃるのなら直して乗りたいと思われるはず。

そしてパンクで乗れなくなった自転車を直すお店に持って行く事が困難で廃棄してしまう事が無くなっていけば街の美観も損なわずユーザーも永く大事に乗れる訳です。

工具と技術を持った方が増えれば正義の味方の如く喜んでいただける仕事になっていくはずです。

店舗や在庫は二の次で良いのでローリスクであると言えます。

質問は何なりとHPのお問合せ欄よりお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

鬼は外。福は内

大きな流れの変化

こんにちは。

代表理事の中根です。

今日は節分ですね。

昨今の脱炭素化の流れから今まで当たり前だった色々な事が移り変わろうとしています。

その様に感じているのはわたしだけなのかもしれませんが。

①まずは銀行のシフト。

銀行業務をそのままにブロックチェーンを活用していく事で場所を超えた投資家から集めた資金を安い金利で貸して投資家に多く配当出来るというもの。

私の年代は学校を卒業する時、金融関係に就職する人達はいわゆる『勝ち組』と呼ばれていました。ですから今でも金融関係者は勝ち組の人達だと思っています。

銀行の統合などが進んでいる昨今。銀行そのものにかかるコストがブロックチェーンでいらなくなってしまう世の中が来るかもしれないと思いました。

②ばら積み船料9割安

どちらも本日2/3この記事なので驚きの連続だったのですが脱炭素化で石油の高騰、鉄を溶解炉から電炉でのシフトしていることはかなり前からブログにも挙げている通りである。

コロナから重油の高騰、中国の生産に世界中から注文が殺到して生産が追いつかないことと並行して空のコンテナが足りないことなどから船賃が上がってさまざまな業界がいろんな輸入物を値上げする状況下。二酸化炭素の発生要素になる事から原料を運ぶ船賃が下がるということは世界中で起こってることだと思います。

当然、溶解炉で働く人やそれに携わるサプライヤーも厳しい状況なのだと思います。

③セブン、そごう・西武売却

一昨日衝撃的だったのがそごう・西武売却の一面記事。

金融関係の他に百貨店業界の就職も『勝ち組』だった世代です。

こちらも統合しながら進化していると思っていたのは私の願望だけで不振だったんですね。

世代の移り変わりからうりかた、買い方が変わり他所行きの服を着てデパートや百貨店にお買い物に行っていた時代は終わり普段着で買い物出来るコンビニ、自宅で買い物出来るネットへとシフトしているという事なのでしょう。

今まで当たり前だと思っていた事がまだ知らない形態へと変わらざるを得ない状況。

古き良き時代は時として鬼になる時代。

こんな日は節分をして『鬼は外、福はうち』と豆を撒いて古い執着を捨て新しい発想で福を呼びたいですね。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

NIKKEI脱炭素アワードエントリー

こんにちは。

代表理事の中根です。

やっと2月になりましたね。

先月はありがたいことに元日から仕事が盛りだくさんのところからスタートという有難い月でした。

1/5に実家で一人暮らしする母が倒れてスクランブルで戻った時、幸いにも実家に到着と同時に愛車のエンジンがダメになり身代わりになってくれた感じで母も500m離れたクリニックに通い薬を貰ってついでに牛乳を買ってくるほどに回復しました。

その間2日ほど臨時休業した事で私自信も身体を休めることができました。

後半は出張が続き、近場でしたが関東と関西をクルッと回ってくることもでき新たな出逢い、試み、取引など収穫の多いひと月でした。

丁度臨時休業していた1/6。日経に『NIKKEI脱炭素アワード』の告知がありとても気になったので切り取って時々眺めておりました。

弊協会の目指しているところは紛れもない脱炭素化した社会での仕組みづくり。

此処にエントリーする事でノミネート以前に私自身の頭の中の整理が出来たり少しでも認知度を上げられる要因になるかもしれないと沸々と構想しておりました。

1/31が〆切という事で私の本領が出てしまいました。夏休みの宿題を9月に入ってからやっていた性格がそのまま出て、昨日てんてこ舞い。

一昨年中古で購入したパソコンを引っ張り出してきて慣れないというか初めてだったかもしれないワードでの原稿作成。

頭の中では骨子が出来上がっていたので原稿作成は案外早く出来ました。

最初の難関は画像の添付。たった二つの画像をネットから切り抜いて貼るまでに2時間。

この時点で20時。

提出データは揃ったのでエントリーフォームに添付するだけなのですがPDFに変換しなくてはいけないとの事。

これは過去にやった事も習った事もないけどそれっぽいアイコンをカチカチやっていたのですが21:30になっても進まない・・・

もはやこれまでか。いや。まだ2時間半あると奮い立たせスタッフのA子さんに電話。夜分大変失礼なのは承知の上でPDFの変換方法と添付方法を尋ねました。

うちのパソコンのワードがWindowsでは無いので勝手が違う為、電話の向こうで少し困った声でアドバイスいただけたA子さんの粘り勝ちでPDF変換と添付が完了しました。〆切50分前の綱渡りでした。

何十年ぶりに夏休みの宿題を終えた時の様な達成感を味わうことができました。

今日から2月。新たなお問い合わせをいただいており、計画している事や通常の業務で面白い日々になりそうです。

周りの環境や応援いただける皆様に感謝します。

そして今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

こんにちは。

代表理事の中根です。

18.19日東京浅草での展示会に行ってまいりました。

去年、コロナにより中止になったので皆さんその鬱積を晴らすかの如く真剣でした。

みなさんが素晴らしいと感じたのはコロナ関連の愚痴を言い合うのではなく、コロナを踏まえた今後の展望やビジョンを語るキラキラした方々が日本中から集まり素敵な波動を放っておられた事です。

去年の中止を機にパーツ展示会という趣旨のイベントでしたが物を紹介して売るだけでなくそこに出展されるベンダーさんや訪れる方々の想いや方針を交換しているという感じがいつもと違う雰囲気として伝わってきました。

8年前、袖触れ合うも多生の縁のイタリア人プロダクトデザイナーがオリジナルブランドを立ち上げられていた事も驚きでした。自動車業界ではかなり有名な方なのでそんな人が私を覚えていてくれた事も凄いこと。

元々、自転車のプロダクトデザインをしたいという事だったので彼の夢の結晶と一緒に撮影させていただきました。

停めてあったロードバイク自体から躍動感が感じられるオーラの様なものがあり、見とれていたらサンティエロさんが声かけてくれたって感じの再会でした。

オミクロン型のまん延防止措置としてスタッフの全員の緊張感や配慮も素晴らしく気持ちよく会場を観て廻ることができました。

ブース出店キャンセルの企業もごく僅かで殆どの方々の圧迫から解き放たれた様な弾けかたが今後の業界の明るさを映し出している様に感じました。

私自身、二日間掛けて探していた部材や業者さんと巡り合える事ができて、今まで『なんだかなぁ・・・』と思っていた部分に『これだ‼️』と思えるご縁がありました。

展示会だけでしたら新幹線で行って日帰りという選択肢もあったのですが、先週から静岡県からのご注文や栃木県での作業。買い付け。そして急遽埼玉県熊谷市での仕事もいただき2週間くらいに匹敵するくらいの内容で出張できた事に大変感謝します。

今まで知り合った方々から繋がりからさらに繋がりおきな手応えを感じております。

名古屋に戻り、いただいた仕事や情報、など整理させていただき暫くは更に忙しくさせていただける事になりました。

なんか抽象的な記事になってしまいましたが弊協会の仕事が多岐に渡るため追々、紹介しながらアップさせていただきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

次世代プラスチック

こんにちは。代表理事の中根です。

お正月が過ぎて日常に戻りました。

今日は月曜日なのに近所の様子がおかしいと思ったら成人の日で祝日なんですね。

今日の新聞は脱炭素の記事がてんこ盛りでした。

王子HDの木材などを原料に造るバイオプラスチック技術を2025年に量産するという記事がとても印象的です。

今まで石油から造られるのがプラスチックだったのが植物由来という事で焼却処分しても植物が育つ過程で吸収した二酸化炭素と相殺という事です。

まだコストがポリエチレンの倍だという事ですがこれが量産体制でどこまでコストダウンできるかというのが今後のテーマなんでしょうね。

自転車においてもプラスチックを使っている部分は沢山あります。

ベル、サドル、ペダルなどなど細かく上げていくともっとあるのですが、環境にやさしい乗り物であっても経年劣化などで壊れた場合廃棄でCO2が出てしまいます。

これをバイオプラスチックになればたいや、チューブなどのゴム以外はCO2を排出しない物になるんじゃないかと感じました。

いろいろな企業が脱炭素に向けて研究しておられるので、もしかしたらゴムのタイヤに代わる素材も出てくるかもしれません。

いや、きっと出てくると思います。

世界のトレンドがストップ温暖化の為の脱炭素化ですので真っ先に自転車がその要素を兼ね添えた乗り物になる事でしょう。

もしかしたらバイオプラスチックや新しいタイヤ素材などはリサイクルが可能なインフラが施されるかもしれません。

今の時代の使い捨て、買替えなどのワードからリユース、リペア、リサイクルにウエイトが置かれている今。単価が上がってもそういう流れが主流になってくると思います。

単価の上昇は悪いことばかりではないと思います。ユーザーは大事に使う様になりメンテナンスなども採算が取れやすく充実してメーカーもリペアパーツ在庫の充実をしてくる事でユーザーの快適度合いが直接環境保護に直結してくると思います。

但し、そのリペアする技術者が日本には少なくなっているのです。

1990年に3万3千軒在った街の自転車店が2020年には9,000軒を切ってしまっています。

新しい世の中に必要な人財数が不足している為、修理に時間おかかる物には買い替えという流れになってしまってはせっかくの脱炭素化が進みません。

地球温暖化であと2℃気温が上がってしまうと後戻り出来ない状態になってしまうのだそうです。

現時点でも異常気象や生態系の変化などで気温上昇に伴い災害や飢饉があちこちで起こっています。

今ならこれらの上昇要因を抑えれば元の地球に戻ることが出来るギリギリのところなので世界中で脱炭素化が進んでいる事をもう一度念頭に入れましょう。

技術を身につけて工具を所持することでこれからの世の中での仕事の一つになっていくと思います。

自転車は部品点数が少ないので自動車の様な大きな設備や工具の点数も必要としないところではローリスクであると言えます。

これを機に技術を身につけて脱炭素社会で役立つ『手に職』目指しませんか?

詳しくはお問い合わせ欄よりお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

今年は『像』

明けましてありがとうございます。

代表理事の中根です。

昨日、仕事を入れて気がついたら日付けが変わってしまいました。

幸先の良いスタートが切れています。

さて、昨日目覚めた時にふと『像』という漢字が頭によぎりました。

早速、紙に書いて部屋に貼りました。

本来ならこういう事は書き初めするのでしょうが書道の用具を持ち合わせていないためポスターの裏にマジックで書きました。併せて字の汚いのもご容赦ください。

調べたところ

ぞう、かたち、かたちどる

肖像、映像、画像、実像、虚像、残像、受像、偶像、石像、群像、現像、銅像、仏像、木像、裸像、人物像、自画像などのワードが出てきました。

私自身、今年はイメージを伝え残す事が一番大事なのかなぁと感じます。

色々な思いや計画が頭の中ではどよめいているのですが去年は発信する環境を少しづつ作り始められました。

今年はそれらのブラッシュアップもそうですが発進した後見た人、聞いた人の心に映像化出来たり残像で残したいと思います。それらが積み重なっていくと人物像となって認知されていくと思うのです。

目先の作業も大事なのですがそこに相手の記憶に残る様な『像』を醸し出していきます。

試行錯誤して発信していきます。

お気づきのところありましたらご鞭撻のほど宜しくお願いします。

今日も此処まで読んで頂いたご縁に感謝します

ありがとうございました

今年も宜しくお願い致します。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ありがとう2021

こんにちは。代表理事の中根です。

いよいよ2021年ファイナルですね。

今年最後の仕事や予定を全て終えて実家に帰ってきました。

今年の年頭に立てた計画を思い起こしてみたところ結構進んでいる事に気が付きました。

いつもは目先の事に追われているので振り返る事なかったのですが口に出してみるもんだなぁと思っております。

○SNSを駆使する。

SNSにおいては法人アカウントも作って棲み分け、つかうことができました。(Twitter、Instagram、Facebook)

Youtube、zoom、Facebook liveなど動画系のプラットフォームはやり始めて頓挫したりしております。2022年に持ち越しですね。

Twitterに関しては3年前からアカウント作成が上手くいかず困っていたのですがスルリと作成出来、使い方を試行錯誤しながら進めております。

Google MAPのマイビジネスも少しずつグレードアップ出来、Google経由の問い合わせや来店も増えました。

○自転車ノーパンクの普及と技術者の育成

此処が一番やりたくて大事な部分です。いろいろなアピールをしていくことができました。実際に形にはなって無いですが水面下で

進んでいってるであろうと信じております。

○店舗事業部の充実

技術者育成も兼ねての店舗事業部ではA子さん参加のおかげでとても素敵な方向に進み始めました。

今までの趣味や仕事で培ったスキルや知識を駆使して日々驚きながら自転車の中古車という認識からリメイクサイクルというカテゴリを創出してくれました。

買取り制度も手探りながら順調に推進出来ました。

○趣味の楽器でのギネストライ

趣味のトロンボーンに於いては上達はそれなりなのですが10年前から取り組んできた音域が10月辺りから8オクターブ出せる様になった事。

今月初旬、偶然見かけたギネス社の広告をクリックして『管楽器での音域』というジャンルで仮の申し込みが受理された事。このジャンルに誰もいなければ初代ギネス記録保持者に成れる訳です。

#ギネスプロジェクト

#モアギネスプロジェクト

モアギネスプロジェクトでは私自身も未開拓の9オクターブにチャレンジ企画。

将来的には周波数が商売やコミュニケーションにどんな風に影響をするか音のコラボレーションをイメージしています。

上手くいく事、そうでない事ありますが上手くいかない事の方が楽しかった記憶があります。最近は『どうせ上手くいっちゃうんだしコレくらいのハンディーは経験しておいた方がドラマティックだよなぁ』って思って取り組んでいます。

様々な状況と様々な方々とのお陰で今までで一番素敵な時間を刻ませていただくことができました。

中根劇場に参加いただいた皆様に感謝します。

そして来年の登場される皆様も宜しくお願いします。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

一年間ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

国家予算から思う事

こんにちは。代表理事の中根です

昨日2022年度予算案が決定しましたね。

107兆って天文学的な数字でよく解らなくなってしまいますが、メンターとしてるある社長のスピーチから引用して単位を落としてみたら腑に落ちるということでよく考えてみました。

年収652万円のサラリーマン家庭で年間の支出予算が1075万円だとするととっても身近に感じます(年収652万円はかなりエリートですが)

その支出予算の帳尻は奥さんのパートで5万円残りを借金で約370万円借りているのと同じ感じでしょう。

その支払い用途で社会保障が医療費や年金ですからおじいちゃんおばあちゃんのお小遣いと病院代で362万円。国債費は過去に発行した国債の利息ですから借金の金利といったところでしょう。

その利息に243万円。

恐ろしいのは社会保障と国債費で税収の殆どが消滅してその為に新たに370万円ほど借りていては借金がどんどん増えていくように思います。

コロナ対策などで大きな出費があったのは事実ですが

これって自転車操業じゃないでしょうか?

ギリシャの破綻みたいにならないのは郵貯の貯蓄額が沢山あるからそれが担保になっているのだとか。

おじいちゃん、おばあちゃんの貯金をあてにして借金をしてその債務は生まれたばかりの子供達にも降りかかる仕組みになってるわけです。

収入に見合った生活水準にすべきなのでしょうが出来るところからやっていく事にSDGsが噛み合ってくるのかもしれませんね。

エコな暮らしをしていく事で支出を減らして残ったお金で利息や返済に充てる考え方と歳入を増やす考え方もアリだと思います。(個人レベルですが)

エコな暮らしとしてCO 2削減も含め自転車という選択は個人、法人を含めて取り組み易いアイテムだと思います。

こうした取り組みが増えるとそのメンテナンスに今以上の需要が出てくるのです。

そのメンテナンスする人材が日本には圧倒的に足りない状態なのです。

コロナ禍を機に一気にいろいろなことが変わりつつある世の中。

国家予算をどうこうすることはさておき個人レベルでエコな暮らしを心掛けていくことに自転車店ビジネスが絶対必要なリソースになります。

他のブログでも書いていますが自転車店ビジネスというのは自転車屋さんをするのではないのです。

自転車のメンテナンスやノーパンクの施工などが出来る技術者が工具を持って待機出来る事です。

これからの時代、ネットヤSNSでアピールすることもできますし、弊協会で人材バンク的なユニオンを創り大きな案件を全国の技術者とシェアしていくことをイメージしております。

他の業界ではよくあることなのですが自転車業界に至ってはそれがありません。

技術者の育成やその技術希望者を見つけていくのも今後の弊協会の役目だと思っております。

これができた時、世の中の方々がエコで便利に暮らせ、技術者の方々がローリスクで稼げる様になり業界全体も活気付くとイメージしております。

副業が認められる時代。今の仕事はそのまま自転車の技術を学んでみませんか?

難易度は自動車の免許を取得するくらいだと自負しております。

お問い合わせお待ちしております

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

便利は希少から出来ている

こんにちは。

代表理事の中根です。

冬至も過ぎ、これから日照時間が長くなっていきます。此処は夕方以降閑散とする街ですので明るい時間が長いと経済が活性するように思えます。

さて昨日の記事なのですが、とても気になるニュースです。

レアアース、レアメタルのお陰で今日の技術進歩があり便利で安全な暮らしができていると言っても過言では無いと思います。

これらの採掘が許可制になるということで半導体はじめ現代の便利品呼ばれているあらゆる製品(デバイス)のリソースに制限がかかるという事なのでは無いかと思うのです。

世界的に半導体不足からスマホやパソコン、自動車の生産計画が狂ってしまっている今。

今まで通りの生き方活かし方では通用しなくなってきていると思うのです。

当然、物不足は価格上昇の要因ですので今までの様に『壊れたら買う』スキームは大きなコストが必要になります。これから『壊れたら直す。直せるものを買う』時代になっていくと思うのです。

物の本体価格も上昇していくでしょうがそれに併せてリペア市場リサイクル市場も拡大していくと思います。

企業は減価償却をして新たな設備などを購入していくのでその市場は残したまま、それらをリサイクルしていく動きもきっと出てくると思います。

個人ユースでは新品でなくても良い部分もあると思います。

私はテレビを持っていないのである時、コマーシャルで『新品じゃなくても良いんじゃね?』ってのが流れてたのを偶然見かけておおお〜と思いました。

現在、弊社で所有しているパソコンは大手企業や官公庁が使っていた物をリサイクルした物を使っております。使うスキルが足りないだけで使用には何ら問題ありません。

こういった時代が来るのでしょうね。大事に使えば永く使えるそういった考え方の元コロナ禍明けの経済が進んでいくと思っています。

現在、リチウム無しの生活ができない時代。20年後にそのリチウムの発掘が制限されたまま需要が13倍になった場合。ほとんどのデバイス価格は高騰します。

自転車も然り‼️

現在、原料不足で価格が高騰して生産が間に合わず色々なメーカーが調達に奔走されている状態。

日常の脚となる自転車においてもその波が来ているのに現在リペア、リサイクルの出来る職人が激減している状況なのです。

今までの直すよりも買った方が安い時代で業界離れが定着してしまった為なのです。

後継が無く廃業するお店もたくさん出てきて修理難民が沢山居られる事実日経目を向けていただきたいです。

買いたくは無いけどそれしか選択肢のない地域もたくさん出てきているのです。

その殆どがパンクから。パンクしたけど近所に直してくれるところがない。仕事や塾などが終わったら直してくれるところが閉まっているなどで廃棄される物もあるのです。

そういう方々にノーパンクを購入していただく選択肢があるのですがそのノーパンクのタイヤ交換の出来る技術(そんなに難しくない)を取得した方が少ないのと何処で出来るかわからないためお困りであるという循環。

弊協会ではそういった全般の技術を身につけていただき協会全体でアピールする事で自転車修理難民と技術者を繋ぐ事も目指しております。

まだまだ牛歩状態ですが確実に前に進んでおりますので今後の事業としてお考えの企業様や個人の方々。何なりとお問い合わせ下さいませ。

今日も此処までお付き合いいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏