自転車価格高騰のチャンス

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日、今日と自転車業界の記事が出ておりました。

昨日はシマノさんが今期か最高利益計上。

そして今日は日本国内での値上げ。

鉄スクラップ価格も先週よりなんと5円も上昇しています。

スポーツバイクを扱うショップさんでは毎年今頃に来年モデルの発表があるのですが予約注文していつ来るのか調べたら2023年との事・・・

工場が意地悪しているわけで無く部品の調達にそれだけ遅れが出てしまっているという現状なのでしょう。

当然、一般車の部品でもシマノ製を使う部分も多いので世界中で部品の争奪戦が繰り広げられていくでしょう。

6段変速の廉価版自転車においても変速機やシフトレバーはシマノ製を使う事が多いですね。中国には変速機を作っているメーカーは存在するのですが精度や耐久性の問題で選択肢がシマノ製一択になりつつあるのもその要因でしょう。

値上げする時にちゃんと今後のコストを計算して上げさせていただければ業界の安定に繋がります。

そして、ユーザー様も高かったからこそ自然と大事に乗られる様になり放置自転車などゴミの削減につながると思います。

損保会社の方に聞いた事があるのですが電動アシストの盗難率は凄く低いのだそうです。

10万切ってる物もありますが流行りの車種は軽く10万を超えオプション入れると20万になる物も御座いますがそういう方々の盗難は極端に少ないのだそうです。

ユーズドバイク市場も弾の取り合いから価格上昇も起こってくるでしょうね‼️

今後、大事に乗られる方がメンテナンスをされたりするには技術者がたくさん必要になります。

今まで自転車業界は大量生産大量生産消費に向けて営業を強化して来た結果、技術者の育成が後回しになってしまった傾向があります。

業界のさまざまな意見を聞いていると明るい話題が多い業界なのですが現場を支える技術者の不足は様々な素敵な企画を机上の空論にしてしまっているのも事実。

弊協会では買取や引き取りをした自転車をバラすところから学んでいただきます。

新車ではないので心置き無く分解してどこをどんな工具使ってどうやって力を入れたら外れるのかを確認していただき先輩スタッフが壊れてる部品を交換したり磨いたりしてリビルトしていきます。

そうして組み上げた自転車をリメイク車として店頭で販売させていただいております。

ゆくゆくは個人申し込みの方には授業料を戴く事になりますが現在は無料でお伝えしております。(法人需要は有償です)

そこで培った技術は自転車技士、自転車安全整備士の試験合格へアシストもして新たな職人を育てていく事を目標にしております。

今後、日本中が脱炭素化をしていった時。自転車のシェアや保有率はどんどん高くなります。企業が社用車を廃止してリモートワークの社員に福利厚生で自転車を貸与する事も十分考えられます。

その法人需要を弊協会のネットワークで巡回していく事でユーザーさんが安心して乗れる社会の一員にさせて頂けると感じております。

今がチャンスです‼️

会社の新規事業や複業など今まで気にも留めなかった自転車という伏線。

お問い合わせください

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

1ZOOMから学んだ事

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日、自転車技術者協会のオンラインサロンでの第一回ZOOMミーティングを決行しました。

全国の自転車店、問屋さん、これから技術を学んで行かれる方々などまだ30人程なのですが殆どの方は私以外は知らない人。対面で話をしていると個性的で発想豊かな方々ばかりなので互いに盛り上がって欲しいなぁと思っていました。

展示会などを活用してリアルに顔合わせできる機会を試みたのですがその展示会がコロナで中止になって八方塞がり状態でした。

顔合わせしてコミニュケーションが取れれば面白いと思ってのZOOM企画でした。

水曜日休みの方が多かったので火曜日の20時からスタート。

ZOOMセミナーに参加した事は2〜3回あるのですが主催するのは初めてなので自ら予約したところに入るのにもオタオタする始末でした。

5分前に入れたのですが20:30過ぎても誰も入室がありません・・・・・

その30分。いろんな事を考えました此処に入室されるされないは私の好感度バロメーターなのではないか?

いつか大勢のZOOMミーティングを開いた時に第一回目は参加者ゼロだったんだっていう話題が出来ちゃったなぁなんて考えていたら木更津のFさん、名古屋のMさん、ベトナムのEさんが参加いただき互いに自己紹介を終えました。

予約時に終了時間を入れてしまったので20:45で強制終了となりました。

今後ZOOMを使った企画を練っているのでその為には活用させていただきながらZOOMを使い倒していく必要があります。

昨日、お義理でも参加いただけた皆様にはとても感謝します。

参加者のところの数字が変わった瞬間の感動は一生忘れられないものになるでしょう‼️

自転車業界はFacebookアカウントもそうですがデバイスを活用されてる方が少ないので今後どうやってその方々にオンラインサロンに参加いただけるか、ZOOMの醍醐味を味わっていただけるかが今後の課題です。

貴重な体験と共に希望が湧いてきました。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

エネルギーシフト

こんにちは。代表理事の中根です。

今日の新聞は至るところエネルギーと選挙の内容です。

画像はセブン&アイさんの広告ですが。アメリカでのセブンイレブン内の充電スタンドの様です。

いろんな企業が脱炭素と省エネを全面に出していく事が今後の企業イメージや株価に反映していくからでしょう

配送車両も当然EVになっていき大量の物流に於いては大型トラックに代わる何かや物流そのものが変わるかもしれません。

奈良時代や明治維新では遣唐使や海外視察などで海外の優れた技術を勉強して取り入れて発展できて来たのでしょうが今の時代世界中の国がどうやって短期間に脱炭素化をしてクリーンなエネルギーを確保出来るか暗中模索してるという事では前例のないワークを世界同時に進んでいるはずです。

この状態を突き抜けた時、視野が一変する様な時代になるかもしれません。

だからこそ漫画の様な発想が未来予想図になるかもしれませんね。

これは個人的な妄想ですが、エネルギーお値段が上がっていきいろんなものが省エネ化されていく事で太陽光発電や風力発電などの他にも人力発電っていうのも取り組みが始まるかもしれません。

フィットネスクラブのエアロバイクやランニングマシーンに回生機能をつけて負荷をエネルギーに変換したりコンビニなどの駐車場の一角に電動アシスト自転車を繋げて漕ぐ事で興した電気を売却してポイントなどに変換。そのポイントでお買い物が出来たりするかもしれません。

店舗側もお客様に支えられて店舗の電力を使わせていただいておりますという一言が載せられ、売電したユーザーも省エネや節電に積極的になっていく時代人るかもしれません。

その時の接続する電動アシスト自転車は移動の手段だけで無く稼ぐ道具として新たな機能を備えたデバイスになる事でしょう。

スマホの修理がとても大事な仕事になって来ている今、同じ様に大事なデバイスを直す仕事は今後持て囃されていくはずです。

基本構造は自転車ですのでそれらを弄る技術を今から身につけていく事で新たな需要を先取りしてみませんか?

HPのお問い合わせ欄からなんなりと問い合わせください。

未来のエネルギーとして強引にこじつけてみました。

今日も此処までで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

高齢化と無人化

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日、今朝の新聞の新聞にファミマが郵便局とシェアして無人店展開開始というニュースが載っていました。

高齢者は郵便局の口座を大事にされているので年金の引き出しに行ったついでに生活必需品を買って帰るという流れが出来るので重宝されると思います。

ローソンが店内にポストを置いたりしているのでファミマの営業努力で勝ち取ったシェアでしょう。

今後、コンビニ業界がサービス向上に向けて激化していくでしょう。

話は変わりますが弊協会は現在、ノーパンク施工可能な自転車安全整備士、自転車技士を育成そしてネットワーク構築しようとしております。

今後、人口減少や脱炭素化でノーパンクの自転車が増えていく事が考えられます。

ノーパンクであれば修理において緊急性が少なくなるので予め予約して指定の場所に持ち込めばそこに技術者が道具と部材を持って待機しているという事が出来るのです。それが人の流れの多い場所であればある程便利になりますからそうした場所をシェアさせていただく事で更なるサービス向上を目指します。

但し、技術者というのはお金を出してできる物ではありませんから事前にスキルを磨いていただく必要がある訳です。

個人レベルになりますが自転車整備とノーパンク施工技術を手にしていただけると手に職をつけられるという訳です。

お店を持ってお客様を待つという今までの商売とは違ってこれからは効率良くできる仕事の方法があるはずです。

現在、手探り中ですが良い方向に進んでいる感じです。

チェーン店などでは売り上げ重視なので手間のかかる修理は買い替えなどを促して行かざるを得ないと思います。

それによって工場の稼働や物流センターの維持が出来ているので間違ってはいないと思います。

今後、二酸化炭素の排出とかを世界的な視点で見ていく時代。その時に大量生産ではどうしても排出されてしまう二酸化炭素を少しでも抑える為にリユースやリペアを推奨する流れが出てくるはずなのです。

話は最初に戻りますが地方において人の流れが郵便局に行き始めた時、その近隣や一部のスペースでリペアのできるステーションが有ればアプリを通じて双方が効率よく出来るのではないかと思います。

開始するには全国に万遍なく技術者を配備する必要があり、そのネットワーク構築した時に社会に役立つ技術者集団になる訳です。

こういう事は立ち上げ段階が重いのは覚悟していますが環境や社会貢献、新たな仕事創出という観点で考えればやるべき事として取り組んでおります。

少しでも興味を持たれた方、ご相談ください。そして力を貸してください。

いつか、あの時中根に相談して良かったと思っていただけるように頑張っていきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ガソリン価格高値と自転車

こんにちは。代表理事の中根です。

今日の新聞に深刻な記事が載っていました。

10月11日時点の店頭価格平均レギュラー162円との事。

いつもチェックしている主要相場では製油所での業者渡しが1000Lの価格で挙げられているのですが

10/6   125,000

10/7   125,500

10/8   127,500

10/13  128,000

10/14  128,000

です。最近の経験ですとこの価格の変動は数日後に店頭価格に反映されて来ます。

これは個人的な感想なのですが来週には一段と値上がりしていきそうな感じがしています。

この布石というか左隣に石油2割削減の記事。

世界的な脱炭素化でエネルギー源の過渡期であると思うんです。

ガソリン業界も供給を減らさなければならないのであれば価格を上げていくのは当然の事。

消費者も省エネに敏感にならざるを得ない状態になったと思います。

今まで車で行っていた買い物を自転車やデリバリーで済ます様になったりいろんなサイクルが変わっていくと思います。

世界中の国や企業が模索している中、いずれ糸口は見つかっていくのでしょうが手っ取り早くしていくのは昭和30年代の様な生活を見直す事なのかもしれません。

いろんな物がそれなりの値段をしていたので大事に使ったりリサイクルやリユースしてました。

お買い物に行けば野菜などは新聞紙に包んでくれましたしその新聞は綺麗に伸ばして畳んで廃品回収に出して最後までリサイクルしてました。

買い物カゴ(今で言うマイバッグ)は当たり前でした。

田畑の肥料は肥‼️子供の頃ウッカリ肥溜めに落ちたりしたのも苦い想いでですが人の糞尿までリサイクルしていました。

当然、乗り物は自転車といえど高級品。大事に乗っていたし皆さん定期点検って当たり前にしてました。

石油製品が出回って高度成長で価格破壊などしていくうちに古き佳き時代の産物になりつつあった生き方を見直すいい機会かもしれません。

話は戻りますがガソリン高騰を機に自転車の需要はさらに上がっていくと思います。

自転車店として自営業者になるのも一つの手ですが、企業が新規事業として取り組む時に自転車整備というのはローリスクで着手しやすい事業だと思うのです。

但しコストは低いのですが技術はお金で買うことができません。

今、技術と経験を手にして資格を持っていると会社が新規事業に乗り出す時、勤め先から真っ先にオファーが来るのでは無いでしょうか?

まだまだ副業を禁止している会社があるのも事実ですが経験を積んで資格を取得するのは公務員であっても認められるとおもうのです。

いざという時、世の中が求めているのに人材の少ない技術者が居れば昇級や昇進につながると思いませんか?

今までの常識を引っ張っているとリストラ対象になってしまうと思います。

副業OKの会社ならば自宅のスペースを使うのもアリですし、弊協会に登録していろんなところからの依頼の仕事をしていくのもアリだと思います。

最近お問い合わせいただく内容を見ていてどうしても技術者というと自転車を仕入れて売る。その差益の事ばかり考えておられる方が多いのに気づきます。

弊協会の育てたい技術者は工具とそれを使いこなせる技術者の事。

自転車の工具を一揃えしても大きな金額にはなりませんがそれを使える様になることが大事なんです。今まで売上中心にして来た業界ですので育成に目が向けられず人材欠乏となっています。

新たな時代に向けての資格と技術。

身につけてみませんか?

HPのお問い合わせ欄からなんなりとお申し付けくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

こんなところにもコロナの影響⁉️

こんにちは。代表理事の中根です

本日の新聞に海上コンテナ運賃の高騰についてのっていました。

スポット契約なので通常の契約運賃とは違うでしょうが少なからず影響が出てくると思われます。

新聞紙上では他にも脱プラスチックの内容が多くなりました。

これを自転車に当てはめて考えてみました。(私の勝手な妄想ですのでご容赦ください)

①今後脱プラスチックを進める上で自転車に使われているプラスチックも代替品になって来る可能性がある事。

ペダル、サドル、ベル、グリップ、リフレクター、カゴなどコスト削減のため昭和の時代に比べファッショナブルな造形もできることも相まってプラスチックベースの部品が増えました。これらを脱プラスチックした時、昔ながらの革サドルや革グリップ、金属ペダル、など高級車に使う部品などに戻っていく様な気がします。

当然コストは上がりますがその分、今迄に無かった革職人の仕事や革の代替品の産業が脚光を浴びるかもしれません。

この画像は弊協会店舗に飾って在る昭和34年の自転車のサドルですがまだまだ使える状態です。

60年も前自転車は超高級品でしたがそれ故にその時丁寧に造られた物だからこそ現代、そして未来でも使える代物なんでしょうね。

②冒頭の記事の様な海上運賃の高騰、コンテナ不足、生産国の人件費上昇などが製品のコストにのって来ます。

③SDGsやESGの様な環境を称える動きになり世界中の人権なども急速に是正されていきます。その管理費や人件費なども部品や製品の価格に反映されていきます。

ちょうど自転車業界は3月の需要期に向けて生産国メーカーに注文を入れる時期に来ております。今年がどうなるか判りませんがこの様な背景があるので定価が通常よりも上がる可能性もありますね。

元々、同じ規格で作られた部品ばかりですので自動車業界が推し進めているプラットフォームの共用は既に済んでいるのです。

自転車全般が値上がりしていくと思っております。

良い機会かもしれません。ユーザ様には大事に使っていただく事が業界の一員として願うところです。

奮発して買った高価な物ならば盗難などにも神経を使い日頃のメンテナンスや点検なども慎重になっていくと思いますからね。

自動車の様な感覚で維持していただく事で永く乗っていただけると思います。

今後使い捨ての時代が切り替わると思いますから考え方、常識も変わってくるでしょう。

弊協会が見据えているのは高級路線に移行する時、お値打ちに上質の中古を提供出来る市場を作っていく事で少しでも永く乗っていただけ喜んでいただけると信じております。

そしてそれらを整備できる人材を育てて社会に役立てる様にしていく事

上質な着物や時計が代々受け継がれる様に自転車も受け継いでいただけたら地球にも家族にも優しい時代が来るんでは無いでしょうか?

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

試験合格の知らせに涙

こんにちは。

代表理事の中根です。

10/1の新聞に工作機械メーカーの記事が載ってました。

修理の人員=技術者だと思います。

お客様を待たせず対応できる事で安心感を提供できる事。工作機械の営業も自信を持って売っていく事ができるという事でとても理想的だと思います。

こういう時期だから早い対応をして顧客のロスを軽減できるサービスがどれほど珍重されるかという事ですね。昔と違って大量生産大量消費の時代では機械のメンテナンスで長期間待たされてもスペアの機械などが稼働したかもしれません。

今は少量を短期間で仕上げていく事が多くなったと思います。

その時、短期間で直してくれるサービスがあれば生産計画に大きな穴を開けずに販売計画などが立てられるのは重要なリソースだと思います。

そういった事は自転車でも例えられると思います。

お客様とのアポイントでパンクして遅れるとか営業で使っている自転車の点検を稼働中に点検や修理に持っていく時間がないなど。

特にパンクに関しては自転車店が少ないお店までが遠い時間ができた時は自転車店が閉まってるなどで放置されて廃棄されるケースが多く有ります。

それらの問題をノーパンク化したり法人契約することで双方を解消できれば素敵ですよね!

話は変わりますが10/1は自転車技師、安全整備士の合否発表日。

夏に通って来て頑張ったB君から午前中電話が入りました。『実技。合格しました💮』との事。

初日に車輪組だけで時間オーバーしていたのに良く頑張ってくれたと大阪を走る車の中で涙が出てきました。

新たな技術者が誕生したわけです。

午後からの用事はあるメーカー様からの技術者ネットワークの要望。

仕事は色々と捻出できるからとにかく早く人を集めて欲しいという事でした。自転車業界としてまだまだやっていく事が沢山あり、その為にはいろんな場面で技術者が全く足りてないという事を感じました。

自転車は安く売っているお店もありますが付加価値ある物を丁寧に製造販売するルートが今後珍重されていくと思います。その中には工作機械メーカー同様に待たせないサービスとして誇りを持って働ける環境が在ります。

そんな仲間と仕事をシェアしたりコラボしたりする団体が弊協会の目指すところです。

自転車技士、安全整備士でお困りの方。ご相談くださいませ。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

パナソニック早期退職

こんにちは。代表理事の中根です。

9/25の新聞記事からです。

パナソニックといえば超大手。私はどうしても家電業界という固定観念が出てしまいます。

よく考えれば今の家電は省エネで耐久性に優れているのでそれ程頻繁に買い替えません。

皮肉にもその記事の隣にアップル関連の記事が有ります。

今や時代の必須品になったスマートフォンはアップルのシェアが半数近くを占めているとの事。携帯電話が出始めの頃は人気機種はパナソニックで不人気な外国製はノキア位だったのですが昨今は海外製品にシェアを奪われてしまった感が大きいと思います。

今後バッテリー事業とかDXに向けて新たな事業展開するのに私の様な古い感覚の社員の雇用が重荷になるのでしょうね。

気になるのは辞められた方々はどうされるのでしょうか?

大企業なので退職金などは割増退職金などは戴けるのでしょうが今までサラリーマンとして活躍してこられた方がいきなり仕事辞めても生き甲斐というか張り合いが無くなると思うのです。

最初の一月くらいは潤沢なお金が有り休養としていくのも良いかもしれませんが毎日、日曜日というのも飽きが来ると思います。(実際体験して感じました)

社会の役に立つ事で存在価値が見出せると思うのです。何かをした事でありがとうって言っていただければ嬉しいですしまた頑張ろうって気持ちになります。それが積み重なっていく事で地域に根付くというか自らの存在価値が見出せるんじゃないかと思うのです。

コロナ禍においてサービス業はかなりの打撃ですのでありがとうを言っていただけるとフィールドも少なくなっている様な気がします。

世界中が次世代に動こうとしている今。サービスの在り方も変わってきているはずなのです。今まで見向きもされなかった事が珍重されるかもしれません。まだまだ手探り状態だと思うのですが今まで『オタク』と呼ばれていたアニメやゲーム業界が好調の様な気がします。そこをサポートするかの様に個人宅配や置き配。フードデリバリーなども今までと流れが変わってきていますよね。

これからもっともっと新たな流れが来る筈です。

SDGsなど地球を守り、人を尊重する提案が世界中で行われている今、大きな取り組みに移る前に安全策として一先ず原始的なところに戻るというのがおおくとられるとおもいます。

世界中のすべての産業が二酸化炭素を削減する為、燃料を石油系から水素にしたりエンジンをモーターにしたりする開発や研究はされていますが急を要しているので繋ぎとしてのそこを人力などに置き換えて猶予を作りながら開発やインフラ整備していくと思うのです。

出来るかどうかで無くてやる事なので今できる事を置き換えていく中で自転車って今までは軽く扱われてきた乗り物ですが見直されていくはずなのです。

密を避けた運動としてロードバイクが見直されていますが初めてロードバイクに乗られる方、買われる方が価格の常識にビックリして私のところに相談が来ることも多くなりました。

ちゃんと説明していくと6桁の価格に納得してくれるのですが自転車といえどちゃんとしたものはそれなりの値段がするという事が段々と理解いただける様になってきています。

使い捨てという古い時代の考え方では二酸化炭素をさらに排出していくので色々なものが永く使っていくという流れになっていく様な気がします。

自転車は足として使う身近なものだからこそ一気に需要が出ているのです。

金属、ゴム、人件費の上昇でそれが価格に反映されてくるので大事に乗る様になっていきます。

その自転車の技術者が非常に少ないということは点検や修理出来る人は周りから感謝されて生き甲斐を多く持てる仕事なんじゃないかって思うのです。

幸い、自転車(スポーツバイクを除く)はJIS規格によりほとんどの部品の規格が決まっている為メーカーが違っても使ってる主要部品が共通している事が多いのです。

なのでそれほど難しくないのです。

携帯電話はタダでもらえる時代だったのは過去の話。話題のiPhone13は並んで高いお金を払って買う時代なのです。

社会のお役に立てる、生き甲斐を持つという仕事、生き方私たちと一緒に探求しませんか?

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ドーナツ化現象と自転車

こんにちは。代表理事の中根です。

9/22の新聞の第二部(特別編)に全国の土地価格の昨年対比変動が載っていました。

弊協会の地域は昨年と同様の142万円でしたが周りの地域は1万円下がっていました。

コロナ禍の効果なのか都心部でも値下がりするところが出て、地方でも〜郡という地域が値上がりしてたりしてますね。

これって勝手な私の解釈なのですがリモートワークが増えた事で都心の住まいから郊外へ引っ越す人が増えたのではないか❓

それに伴ってオフィス街では本社移転やビル売却などで人が減り飲食店も店を移転したり閉めたりして価格がさがってるんじゃないかなって気がしてます。

郊外に人が増えていく事で車の需要が増えるかもしれません。一部の人は脱炭素化を視野に入れて車をシェアリングに切り替えたりする方も多くなるのではないでしょうか?

車を持っていると税金、保険、ローン、燃料代、車検など出費が多いのでせっかくのリモートワークならばそういう出費を削減してみようと思う人も増えると思うのです。

今は一軒家でも昼間空いている自宅駐車場を時間貸し出来るアプリも開発されました。僅かですが駐車スペースを有効活用しながら脱炭素の意識がどんどん高まっていくと思います。

遠方の買い物などもamzonなどを活用すれば自宅まで届けてくれるので大きな車は必要無くリモートワークで通勤をする事がなければの近所の買い物やたまに会社に通う位ならば自転車や電動アシスト自転車で済んでしまうのでは無いかと思います。

会社も福利厚生費としてそれら車両を会社から貸与という事もあるかもしれません。

自動車の様な出費が殆どない代わりに電動アシスト自転車ならば減価償却として一定額を落としていくことが出来るからです。

この辺りから自転車にこじつけてしまいましたが近い将来の在り方をイメージしてみました。

現在、自転車の防犯登録は義務化されています。そして保険加入を義務化している自治体も多くなってきました。いろいろな保険は存在しますが自転車業界で流通しているTSマークを使えば毎年の加入に対して技術者の点検が付随します。その車両がノーパンクであれば修理の緊急性がグッと低くなるので急なパンクで修理に持っていったり出張したりするのにどうしても車が必要になってしまい二酸化炭素の排出が増えてしまいます。

その企業からの貸与の際ノーパンクになっていれば年に一度の点検と消耗品の把握ができれば緊急性を回避出来ます。

その時、会社からの依頼で点検に伺う業者(自転車技術者)が今激減しているのです。

自転車整備の技術とノーパンクの施工技術を持った人が増えればこういった案件がどんどん増やせるのです。自転車の技術者と言うと自転車屋さんをイメージする方も多いと思うのですが弊協会ではお店を持つ前に技術者ありきだと思っております。

点検ネットワークというかそういうインフラを作り上げていけば企業と個人、技術者みんながWIN になれる環境づくりが出来ると思っています。

今後、技術者をどんどん育成していきます。

お力添えいただける方歓迎します。

今日は土地の価格からこじつけてみました。

此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

冷延鋼板の上昇

こんにちは。代表理事の中根です。

今日の新聞の記事より。

コロナ禍で半導体メーカーの工場閉鎖などで半導体が無い為に自動車の生産が出来ずにいた各メーカーが半導体の在庫を増やすという記事でした。

去年の5月からいろんな原料の相場を表計算に落とし込んでいるのですが冷延1.6ミリ鋼板の値段が2020/6/4の時点で85円でずっと平行線だったのが今年に入ってから1/30  105円、4/9  120円、6/11  140、9/8  150円と15ヶ月で2倍近くの価格に上昇しています。

この素材が何に使われるのかは判りませんが鋼板の最上段にも記載してあるので需要が高いのかなぁと思っております。

厚みからして車のボディーに使われるのかもしれないから車社会にはこのデータは残した方が良いかなぁと思ったのがきっかけです。

これは憶測なのですが半導体が間に合い出したという事で生産が再稼働になって鉄板の値段が上がってきたんじゃ無いかって思うんです。

6月頃から銅が緩く下がり出したのはモーター部材の作り置きが一旦目処がついたとかエアコンの配管の生産が落ち着いたのかなぁと思っております。

今後、半導体が間に合う様になってくると世界中の自動車メーカーが生産を始め、原料の金属などが更に上がっていくかもしれません。

当然、自転車も鉄やアルミでできておりますので原料が上がれば価格に転嫁される様になってきます。

この時期から自転車メーカーが来年の春の通学に使う自転車の発注や生産計画を練る時期です。昨年は世界的な自転車需要で一部の部品生産が追いつかず売り上げを逃してしまった販社も多く在りました。今年はそれを見越して自転車メーカーも原料、材料の調達に神経を尖らせているはずです。

脱炭素化で鉄鉱石からの鉄の精製からリサイクルに移行しているはずなので原料生産量は過去の工法よりも少なくなるので高騰していくのでは無いか?と感じております。

私は相場を張るつもりはありませんのであくまでも個人の妄想です。

2022モデルが発表されるのがそろそろなのですがいろんな要因が入れば定価の上昇は否めないと思います。

お値打ち路線の販売店は工夫をして利益を圧迫して売上を作られるかもしれません。

この価格上昇が一時のものでなければ利益を圧迫した販売は継続が困難になっていくんじゃ無いかと思います。

価格上昇を受け入れてそれを提示しながらビジネスしていく必要があると思います。

自転車にしてみれば年々安くなっていく傾向だったものが経済上昇に則った価格になるチャンスだと思います。

当然、リユース(中古車)市場も広がっていくでしょうから今まで底辺を彷徨っていた自転車業界にとって今の時代は大きなチャンスだと思います。

しかも強豪がとても少なく人手が足りません。個人事業主として本業、複業共にアグレッシブに稼ぎに行こうと思われる方にはローリスクで安定できるビジネスモデルのはずです。

在宅ワークやリストラなど、将来に不安を少しでも持たれている様でしたら一度お声がけください。雇用という考え方から自らを雇用するという考え方ならばきっと打開策に繋がると思います。

HPのお問い合わせ欄よりなんなりとどうぞ。

お問い合わせが増えてきましたのでお返事が遅れる事があるかもしれませんがご了承くださいませ。

今日は自動車の半導体から無理やり自転車業界にこじつけてみました。

ここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏