遠方からノーパンク依頼

こんにちは。お久しぶりです

代表理事の中根です。

先日、タンナスのはめ替えのお問合せいただきました。

小牧市のTさん。小牧と言っても北部なので犬山に近いところから1時間かけてお越しいただきました。

元々タンナスが装着されていたクロスバイクを通勤で5年ほど乗っておられたのですがタイヤパターンがなくなって来たから新品にしたいとの事。

近所の自転車店で問い合わせたところ片っ端から断られてタイヤ・チューブにしなきゃjいけないのかなぁと感じておられたのですがパンクによる遅刻などを懸念してノーパンクのメリットを実感されておりノーパンク以外の選択肢が無かったとの事。

購入時の保証書などからメーカー名を探してHPで調べてタンナスのHPから弊社へアクセスとなった様です。

700x 28cのリムに35cのタンナスを引っ張って入れるのはとてもよい運動になりました。(笑)

前後車輪を外してタンナスの取り外し車輪の振れを確認してから新規メディア装着。

2本目の時動画を思いつき早送りで撮影してみました。

総作業時間45分と長丁場になりましたが無事終了。

来年度Tさんの通勤を安心して支える乗り物に仕上がりました。

自転車店が減っていく中で物価上昇などで自転車の需要、ノーパンクの需要がどんどん増えていく時代になると思います。

働き方の多様化で早朝や深夜の移動時のパンクのリスクを味わった方はノーパンクを考えられるはず。

多くの自転車店がノーパンクの施工を嫌がられる今、エリア拡大と他社との差別化に重要なリソースだと感じております。

来年は法人需要にも目を向けて案内、営業をしていきます。

素晴らしい体験をさせていただけました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

佳いお年をお迎えくださいませ。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

下げられるか?中国調達

こんにちは。やっとカメです

代表理事の中根です。

12/2の新聞に中国調達の記事が載っておりました。

ダイキンさんが取り組まれているゼロチャイナですね。

自転車業界では街乗り自転車のほとんどの部品が中国生産です。

昭和から平成になる辺りから人件費が安く経済成長を始めた中国へ工作機械を移し技術者を常駐させて安く大量に自転車を生産することで使い捨てされる様な価格で自転車の生産が可能になってしまいました。

日本で生産しようと思っても工作機械が無い為それを作って着手していくとコストが上がります。

市場の感覚では1万円くらいで売っているものという感覚はまだ拭い切れておらず、自転車メーカー、部品メーカーも設備投資ができないジレンマに居られるはずです。

昨今の世界情勢から気になるのが台湾有事、中国ゼロコロナ、米中摩擦、円安、資源高騰などに加えウクライナ危機による燃料代高騰、地球温暖化抑制の為の脱炭素化など安心できる材料は少なくなっております。

台湾有事や貿易に関して中国の判断一つで自転車、部品の入手が止まってしまうことは安易に予測されます。

今年(2022年春)の上海ロックダウンにおいては様々な業種業態が品物や部品が入荷せず需要を満たせず困った事は記憶に新しいと思います。アメリカや台湾の関係でそれが無期限で訪れるかもしれない状況下にあるということです。

今日の新聞一面ではサプライチェーン(部品供給網)を中国からの調達を5割が下げて日本、タイ、ベトナムに移行していく企業があるという事です。

この円安で日本での受注が増えるというのはありがたい事。

経済活性化に繋がるんじゃ無いかと思います。

中国からの物資が入らなくなる事を考慮すると売るもの買うもの全てが一旦枯渇するでしょう。

石油、天然ガスも高騰し、ガソリン300円/Lなんていう日が来るかもしれません。

その時、人々の移動手段は車から他の手段に移ると思うのです。電動キックボードとか自転車。日本ではまだ電動スクーターの普及してませんが需要に応じて一気に流れ込んでくるはずです。手っ取り早くお手持ちの自転車を直して乗ろうとされる方が多くなるはずなのです。

大体の部品はリビルト品を使っていくこともできますが消耗品のタイヤなどは現在リビルト技術が存在しませんので新品を活用になるのですがタイヤも殆どが中国製。

これが輸入規制で止まってしまうと移動の手段のリペアができなくなってしまいます。

弊協会で扱っているノーパンク素材『タンナス』に於いては韓国製。

今回の台湾に備え日米韓で方向性を同じくしていることから韓国メーカーの原料調達さえ出来れば供給が可能になります。

ノーパンクに対して否定的なショップ様も多く居られますが20年前は私も反対派の代表みたいな位置に居ました。あれこれ携わっていくうちにノーパンクの可能性や社会性、魅せられているのです。

この施工技術を取得した工具を持った技術者のネットワークを構築する事で多くの案件をこなして仕事や点検のシェアリングを考えております。

当初はその技術伝達講師としても必要になってきます。

限りなく0に近いところから大きな需要を満たしていく為。多くの方のご協力が必要で携わっていただいた方々には有り余る需要をこなすために忙しく稼いでいただける環境をイメージしております。

これからは雇用というよりもやる気に満ちた個人事業主様、法人様でネットワークを組んでいく構想です。

コロナや円安で働く環境の変わった方々に提案します。新たな事業。ローリスクの事業。環境に優しい事業。大手の新規参入が起きていない未開拓の分野が自転車のメンテナンスです。一度検討されたらいかがでしょうか?

お問い合わせ欄よりご意見、質問をお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

法人からのノーパンク施工依頼

こんにちは。代表理事の中根です。

先日、ある法人様よりノーパンクの施工依頼がありました。

半年前、営業回りをするツールとしてノーパンク自転車をお探しのお客様でした。

中区の名古屋市内の会社ですが駐車場や一方通行などで時間を取られないようにとの事での選択だそうです。

その時は条件が一つあって営業で乗られる方がとても体格が良いのでそれに耐えられる車両との事でした。

私の経験として今まで某宅配メーカーのリヤカー付き車両とかを担当させていただいておりましたので自信があります。

『どのような要望でも対応させていただけますので詳しいお話させてください』と電話でお応えしたところ電車でお越しいただけました。

弊社のストックにフレームパイプの太い27型3段変速でリア車輪のスポークが#12を採用した車両にノーパンクを装着した車両の提案しました。その車両のターゲットとしては高校の運動部で体格の良い子が長距離を通うのに適した車両です。

諸経費など全て込みで42,900円だったんですが別に於いてあった電動アシスト自転車に目が留まり快適さを求めて電動アシスト自転車で話がまとまりました。

但しその車両はチューブ式なのでパンクすることは承知でお買い求されました。

こういった経緯で営業先から帰り道で大きな釘が刺さりパンクされそのパンクしたタイヤをノーパンクにして欲しいという依頼でした。

その時もあちこちのお店にノーパンク施工依頼をして片っ端から断られ最後に弊社に依頼をいただけた訳です。

午後からの営業でも使いたいとの事で緊急出動しました。

タイヤ、T-core、工具を持ってお伺いし、お昼休憩をされていらっしゃる30分程でリヤタイヤの交換と全体の安全点検をして完了しました。

画像で後ろタイヤの空気を入れるバルブがなく、白いプラグが出てるのがお分かりでしょうか?

いつか前タイヤがパンクされた時、もう一度スクランブル出動があるでしょうがこのトラブル回避劇を営業されてる立場なら日常会話で出ると思うのです。自転車なのでその乗り心地をその場で試乗して検討される法人様も今後増えていくでしょう。

この脱炭素化のインフレ時代自動車、ガソリンなどが上がっていく時代にランニングコスト削減の為に自転車にシフトする企業がどんどん増えていくでしょう。

1番困るパンクが無ければ総務部として管理が簡単ですしパンクによる臨時出金の処理をせずに済む経理部にも優しい乗り物となるはずです。

こうした提案を積み重ねて安心して業務遂行できる手段としてお手伝いできる企業として在り続けていきます。

自転車の整備技術とノーパンク施工スキルが有れば差別化した集客が可能になるという事を実感しました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

遠方からノーパンク依頼

こんにちは。

代表理事の中根です

先日、50km以上離れたセントレア空港近く(常滑市)からTさんが電話で問い合わせいただきノーパンクノ持ち込みいただきました。

車両は20ミニベロピストでした。

定年されてあちこちを車で旅する時に積んで行って乗るバイクなので極力パンクなどのトラブルは避けたいとの事でノーパンクを思いつきネットで自転車店を検索するも片っ端から断られてタンナスに行きつきHPで検索して弊協会に辿り着かれたという事です。

どのお店も最初から拒否だったのに弊協会だけはどうやったら出来るか実車を見せてくださいという事で対応が違ったとお褒めいただき2時間近く車を走らせて持ち込みいただきました。

タイヤサイズが23cと細いタイプなので初めての施工です。

出来るかどうかわからなかったのですがエイヤっていう感じでお請けしました。

輸入元とも相談しながらピンの幅を17.5mmに決定して早速施工。小径に嵌めるにはちょっとしたコツや力加減が必要だということが分かりました。

リムにタンナスが乗っかっただけでは旋回中に外れてしまいますからピンをリムの中でブリッジ状になる様にはめ込んでいきますが今回持ち込まれた車輪はディープリムの為ピンを嵌め込むプライヤーが使えません。別にタイヤレバー状のツールがあるのですがこれをリムとタンナスの隙間に入れて押し込みながらピンをパチンパチンと打ち込むことができました。

車輪を外した状態での装着にはおおよそ40分程で作業が終了しました。

車輪をお預かりしている間にT様がカスタム化を始められていて試乗はできませんでしたが持込された時とフォルムは変わらずミニベロピストを堪能していただけます。

弊協会ではノーパンクについてポジティブに考え相談に乗っております。

そして、これからの技術者育成時にノーパンクの施工を身につけていただくカリキュラムを組み込んでいきます。

現在、ユーザーの中でノーパンクの需要は相当数の需要が在ります。メーカーもノーパンク自転車を販売して居るのですが中間でメンテナンスが出来る技術者が圧倒的に足りない為広まっていかないのが現実です。

現在の自転車店は高齢化が進んでおり今更新しい技術を取得するのは面倒だというのと昔の素材はスポークやフレームが折れたりしたことがあるということで否定してしまっているのです。

不景気、円安、値上げなどネガティブな要素のニュースが報道されている今、自転車のニーズはさらに高くなっていくはずです。

朝早くから出かけたり夜遅くに帰宅される方には自転車店の空いている時間に関係なくパンクの心配はされているはず。

今、自転車に点検と共にノーパンクというキーワードが大きなビジネスチャンスになると思っております。

Tさんの様に2時間かけて遠方から持ち込みされる様な需要がどんどん増えていくでしょう。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございます。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ゼロチャイナ

こんにちは。代表理事の中根です。

習氏の3期目が決まり世界情勢が緊迫したものになってきました。

連日、新聞では細かく分析した情報から懸念事項などを報道しております。

習氏は37年の計で台湾統一を第一に掲げており軍事的な緊迫を煽っているように思います。

アメリカ、台湾の間でこれに対しての軍事対策がなされたようで軍備に余念が無いようです。

日本はアメリカと同盟を結んでいるので今の憲法下では戦争はしないものの自国を護る動きや配備はしていくでしょう。

中国からしたらアメリカ側に着く国として敵対視され色々な制裁が下ると思います。

真っ先にくるのは輸出品の停止や関税の高騰など3月にあったロックダウンのような状態がずっと続くかもしれません。

それを懸念して部品供給網を見直す企業がたくさん出てきました。

自転車の場合、一部はベトナムなどに生産が移行したものがありますが殆どが中国内で部品生産、組み付けも中国という大きな流れが出来ています。

仮にベトナムなどに生産を移しても部品の殆どが中国なので部品工場から移設をすところから始めなければなりません。

バブル経済真っ只中、中国でのOEMが始まったのを覚えております。コンテナーを開けた時、バラバラの自転車の部品を手に取って殆ど使えないものばかりだった事を思い出します。

幸い、日本に部品メーカーが機械を一部持っていた時代ですのでそれらを国産部品で補って仕上げていました。

部品の精度やそれを造る技術、技能が足りない為いろんなメーカーの技術者が中国に渡りアップデートしていくうちに10年くらいで日本の市場でも受け入れられる品質になり技術競争や技術者のヘッドハンティングなどで各社が技術を競うようになり今の市場形態が出来上がって来ました。

自転車の場合いざ台湾有事が始まると自転車本体や補修パーツが一切入荷しなくなる事が想像出来ます。それだけではありません。

世界からの輸入品、輸入食材が戦火を避けた航路で日本に来るので到着が遅くなったり運航が高くなったりするでしょう。

想像したく無いですがレギュラーガソリン300円/Lなんて事もあり得るでしょう。

その時今と同じ車の乗り方するでしょうか?

恐らく移動のメインは自転車になると思うのです。

先日も自転車メーカーの値上げがあったのですが円安や燃料代、減量コスト高で更に上げざるを得ない状況になるような気がします。

物があるうちは値段を上げてでも売れるのですが中国からの入荷が止まった時、今の流通が機能出来なくなる事が考えられます。

実際、コロナ禍で世界の需要が急激に増え部品の供給が遅くなって配給に近い状態だったのに加えロックダウンで上海からの入荷経路が途絶えただけで大打撃でした。

台湾有事になった場合、南京や天津などからの供給も止まってしまうわけですから自転車が買えない。部品がなくて直せないという事態が起きるかもしれません。

今できることは既にお持ちの自転車を点検して使えるようにしておく事。

タイヤ、チューブなどの部品を個人でも1〜2本ストックする事をお勧めします。

急に自転車の需要が上がってあっしまうのですが品薄の為どんどん高騰すると思います。

今まで自転車が安すぎたというのがここで一気に認識されるように思います。

直して乗るという常識が芽生え技術者の需要が増えていきます。

今、自転車業界では技術者が圧倒的に足りません。

色々な理由があるのですが安く売られていたから直す技術よりも売る人員を増やしてしまった事だと思うのです。

私もその一員だった訳なんです。

今までの大量生産、大量消費の時代では販売スタッフの増員で済んだのでしょうがこれからは脱炭素化がキーワード。

買い替えよりも直して長く乗る事で排出される二酸化炭素は抑える事ができます。

そう言った今までの流れとの狭間で試行錯誤しながら新しい時代へと向かっていくんじゃ無いかと感じております。

今は戦火に包まれていても落ち着いた時温暖化抑制に向けて努力すると今までのスキームを見直すことになっていきます。

新たな学びとして今後必要とされ圧倒的に人員不足している技術、知識、技能を身につけておく事で次のフェーズで必ず活きてきます。そしてその技術、技能を教える講師も圧倒的に足りない時代になります。

1990年頃の技術者分布に戻すのには3万人の技術者が必要です。

今、学びのチャンス‼️

一緒に新しい時代の働き方、本業、副業として目を向けてみませんか?

難しいと思い込んでる方が多いのですが難易度としてはマニュアルの自動車をエンジンの点検して運転するレベルだと思っております。

車が好きな人でしたらそれくらいのことはされてますよね?。

部品点数が少ないのでそれくらいのレベルなんですよ。

それらを数をこなしていけば早く出来たり出来るのです。

退職やリモートワークで副業(複業)をお考えの方。一度選択肢の中に自転車技術者というステイタスもポジションしてみてください。

疑問に思う事はHPのお問い合わせ欄より何なりとお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

AI手術

こんにちは。

代表理事の中根です。

14日の新聞に興味深い記事がありました。

AIが豚の小腸の縫合に成功したとの事。

2年前、手術の遠隔操作する機械の特許が切れて一般に広まれば腕の良い医師がリモートオペレーション出来て多くの命が助かる。

その機械がもっと安くなれば自転車店に店主が居なくても機械に乗せれば遠隔での修理をすることができる様になるからリモートワーカーやギグワーカーという働き方が出来るだろうというブログを上げたことがあります。

腕の良い外科医の手元をAIが真似ることができれば手術時間の短縮やコストダウンなどメリットが大きくなるでしょう。

その発展系で小手先の技術が数値化出来ることでいろんな職業にも応用が可能になるかもしれません。自転車業界においても技術者不足解消に大手がリモート機械とAIを駆使して修理部門に参入してくるかもしれませんね。

現時点では費用対効果が合わないので参入は先送りでしょう。

人間が身につけた技術は宝です。昔から『芸は身を助ける』といったもんですよね。

自転車は部品点数が少ないので整備、修理の技術は自動車やオートバイほど大変ではありません。

幅広い年齢層が乗る物だからこそ技術者がたくさん育てば多くの方に喜んでいただけるはずです。

もし、そういうAIが出来てきた場合、導入してAIが出来ない整備を人間が教えていけば自動販売機の如く売上が上がっていく仕組みが出来るでしょうね。

人間にしか出来ない出張しての整備、修理などは残っているので心配することもないでしょう。

機械やAIによって便利になる世の中というのはそれに依って仕事が奪われる人もいるという事。

今の時代、今やってる仕事が5年後、10年後どうなってるのか調べて次なる一歩を手を打つ時でしょうね。

政府からリスキングに1兆円というニュースも出ています。

時代の流れに伴って新たな学びを促すという指針でしょう。

一つの選択肢として円安、資源不足の時代を前に自転車技術者としてのスキルを磨くというのは如何でしょうか?

販売は販売専門のお店に任せておけば工具と補修パーツというローリスクでスタートが可能です。

街の自転車店が減少しているのに需要が増えている業界なので新たな展開が可能かと思います。

疑問点などはHPのお問い合わせ欄より何なりとお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

再生トラック

こんにちは。

代表理事の中根です。

昨日の新聞にとても興味深い記事がありました。

イスズトラックが中古車というか再生トラックの事業でリースをしていくとの事。

中古車をバラして消耗品の交換して価格とCO2の排出を抑えていく事業。

当然新車の販売が落ちるが地球全体で取り組む脱炭素化に真っ向から挑む姿勢は勇気のいる決断だったと思います。

なんでも新しいものが良いという今までの資本主義の流れとは逆行する発想だけどこういうことが今後受け入れられていく様な気がしているのです。

話は変わって本日ベトナムで仕事してる日本人の知り合いから電話がありました。

メッセンジャーアプリを通じてなので通話料は無料ですので気楽に情報交換出来ました。

世界的な原料の高騰はベトナムでも品薄や価格に反映されてきているそうです。

アジアではあらゆる物の中古市場やリペアが盛んなので古い車や機械が普通に稼働してるそうです。

今後日本においても原料や部品などが入手困難になったとき経済の動脈の働きをする物流に於いてトラックが供給出来なくなるとリビルト品という需要で最小限のリスクで需要を支えられる訳ですから。

データ収集や技術者の育成は今まで以上に必要になってくると思います。

弊協会は自転車も同じ方向で考えております。

自転車が使い捨てという感覚の乗り物から直して永く使う道具としてみていただくようになるには少し道のりはありますが乗り捨てられた自転車がたくさん放置されているのが現実です。

ほとんどの自転車本体やパーツ供給が原料高騰や円安で入荷が遅れたり思う様に入荷しなかったりしており供給に不安があります。生産が部品、車両共に中国ですので以前のロックダウンの様なことや台湾有事には輸入経路遮断とかいう事にもなりかねません。

今から再生する道筋を考えて動くことも大事だと考えています。

そこで現場で学んでいただくことで実践で使える技術、ノウハウを学んでいただくことができます。

学びに関しての質問はお問い合わせ欄よりお願いします。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

自転車部品逼迫

こんにちは。代表理事の中根です。

先日

、部品問屋さんに立ち寄った時社長と話をしていてリペアパーツの市場状況が露わになりました。

様々なパーツが10月1日から10%近い値上げだという事。6月にも値上げしたメーカーが更に値上げ・・・

そして注文している数量の半分入荷すれば良い方で次回の入荷が未定だという事です。

特に困るのはリサイクルパーツにできないタイヤが入手困難だという事でした。

リペア部門でこうであると完成車部門でも同じような事が起きているはずです。

そろそろ来年の春需要に向けて日本の自転車業界から中国メーカーに発注が集中しますので鉄、アルミ、ステンレス、ゴムなどの原料争奪戦が始まります。世界的な自転車ブームがまだ続いているため主要部品でシマノ製品の生産が間に合わなくなっていくかもしれません。

23年の春、自転車が店頭に並ぶ時更に価格高騰している事が容易に想像出来ます。

40年前は3月の高校合格発表と同時に売れるような事は無くなりましたがそれなりに動きます。

その需要を満足させられない場合、既に乗っている自転車を使う又は中古市場に目が向けられるかもしれません。

未だに自転車って9,800円で売ってるイメージが強い商材なので春になってからビックリしてほんろうする方が増えるのではないかと思います。

補修のタイヤ交換も値上がりしたり欠品したりした場合ノーパンクに目が向けられるのでは無いかと感じているのです。

アルミリムに嵌め込むタンナスの場合、一体整形なので1,000km乗ってもタイヤパターンが残っている状態なので耐摩耗性は充分。自転車に緊急性って事故以外にはパンクなので少々の乗り心地と引き換えに緊急性のない安心感は必ず大きな市場があるはずなんです。

ところが今の自転車業界ではノーパンクを肯定するショップは皆無に近いのが現状。その理由は様々なのですが新たなことにチャレンジしたくないという根底にパンク修理が減るという懸念。

現在ノーパンクを工場で入れた完成車がリリースされているのですが、脱着のタイミングでメーカーに修理を委託したり通常のチューブに変更されたりと拡がるのにブレーキがかかっているのです。

施工はとても簡単なので通常のタイヤチューブの交換と手数は変わらないレベル。自転車店は数をこなしているので無意識で簡単にタイヤを嵌めているのですがそれくらいの事でノーパンクは施工出来ます。

弊協会で習っていただくのは自転車全般の整備とノーパンクの施工です。自転車の整備の延長には自転車技士資格の取得とかも視野に入っております。資格を執る為の実技講習よりも実践で使えるレベルの資格になっていただければ今後来るイレギュラーな時代に於いて中古車の作成や修理、ノーパンク施工などで遠方からの依頼が入ってくるでしょう。

そういう技術者のネットワークが出来れば大きな案件や仕事を請けてシェアしていくことが可能になります。

弊協会のビジョンは法人需要に於いて脱炭素化の一環としてノーパンク自転車の提案とTSマークを活用して車検のように保守管理させていただくユニオンを登録技術者の皆さんとシェアしていきます。パンクがなくなる事で緊急な出金が無くなり法人経理においては予算が立て易く請求書での一括支払いが出来るので車両管理が楽になるのです。

テレワークが増え会社の福利厚生として電動アシスト自転車などを貸与された場合そのメンテナンスを弊協会で請け負って技術者会員とシェアする事でジワジワと個人需要へと繋げていけばノーパンクの便利さが解っていただけリモート社会に対応出来る修理網が構築出来るとおもっております。

この仕組みは未だ何処もやっておりません。面倒そうだからです。物価上昇や物資不足で売るものが無くなった時今までと違う方法や物、考え方でユーザーを支えていくことができるメソッドであると信じております。

経営者の方には今現在の事業の新規事業部門として始められて最初の人為的な手間だけなので投資金額は少なくすみます。工賃として利益率が高いので回収は早いのです。

個人の方の場合技術を身につけて工具を持っていれば『芸は身を助ける』昔の大工さんの様に依頼があったときに技術者価格で請け負うことができるという副業(複業)になります。お勤めの会社へ稟議書を出して社内の自転車、社員の通勤の自転車の整備を請け負う事業部を立ち上げてそこで活躍するという事も可能だと思います。その際企画書や稟議書のお手伝いは喜んでさせていただきます。

先行きの不透明な時代の新たな仕事、チャンスとしてご提案させていただきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

供給遮断のビジネスチャンス

こんにちは。代表理事の中根です。

一昨日の台風一過で一気に涼しくなりました。

最近、ノーパンクの問い合わせが一般ユーザー、自転車店さんよりいただける様になってきました。ありがたい事です。

先日のブログでも紹介させていただいたタンナスやT-tube、e-core、T-coreなど様々なメディアの長所、短所をお伝え出来、それを施工出来る唯一の業者が弊社であると自負しておりますのでありがたい事です。

私はそのノーパンクの施工を独り占めしようとは思っておりません。

コレからの時代必ず需要が有るのに施工出来る会社が1社ではぜんぜん旨味がないのです。

多くの方々に施工して多くのユーザー様がノーパンクで安心して街を走っていただければ新しい時代の移動手段の救世主成れるのです。

先日の新聞でエアコンのダイキンが部品メーカーを中国に頼らず国内で調達するという記事がありました。メーカーにとってネジ一本が足りなければ完成品を作ることが出来ませんから今後不安要素を抱えた中国からいつ供給が止まるか判りません。

昨今、ロシア中国の接近、核使用をチラつかせる発言。アメリカの台湾に対する姿勢などを考えると一触即発の事態が近い様な気がしますから安定した供給を考えたらコスト高になっても国内受給はアリなのでしょうね。

自転車はバブル期を境に一部工場を除いて生産を殆ど海外に移してしまいました。日本で組み立てをしている工場もあるのですがパーツは殆どが中国製です。

こうした場合、有事では日本に自転車が入って来ない場合が考えられます。自転車業界は仕入れて売るという流れが殆どでユーザーもそういう流れの中で消費をされているのでしょうが仕入れられなくなった場合。『売るものがない』=『死活問題』になってしまうのではないでしょうか?

実際、コロナ禍からスポーツバイクに需要が世界的に増えて部品の取り合いになり注文しても完成車が仕入れられず、修理やカスタムするにしても主なる部品やブレーキパッドが入荷せず店を閉めるところが何軒あると報告されております。

一般車においても中国との有事には一才入って来なくなるでしょう。消耗品として自転車の販売、使用をしていくとその有事に売るものがない。乗るものが無いということになってしまいます。

その時物価が更に高騰しているはずなのでこの1〜2年の自転車の値上げ以上の事態が起きるはずです。

当時、中古やリペアに需要が移るのでその時、補修部品と技術、工具を持ってる事で新たなビジナスチャンスになるはずです。ガソリン価格は更に高騰していくと思いますので距離を乗られる方は電動アシスト自転車の中古などを探されるでしょう。自転車店が少ないのでノーパンクの需要は増えていくので超多忙な時期が来ると思います。

自転車業界はそれだけの市場を抱えておるのです。

ノーパンクにして中古車や補修をメインにする事で社会的に発生する二酸化炭素を大きく削減出来るのでコレからの時代のニーズは満たしています。

法人との企画コラボをさせていただいていく事で認知度も上がりサービス網を広げやすくなれば技術者に委託する点検整備が安定して仕事していただける時代に出来ます。

大きな道具は必要ないのでスパーカブや電動アシスト自転車に工具積んで巡回する事で仕事になる時も来るでしょうね。

暗いニュースが多いですが見方を変えれば大きなチャンスが待ってるということがわかりますでしょうか。

詳しくは電話やお会いした方に直接お伝えします。

気になる方はお問い合わせ欄からのメールや直接電話いただいても構いません。

未来を熱く語りましょう。

今日もここまで読んでいただきありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ガラガラのノーパンク市場

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日は以前も紹介した同級生の自動車店でオイル交換してもらってる時間、自転車のノーパンクの事や整備するお店の少なさを話していて技術者の少なさ稀少さを話していて技術者希望を探して育てるという気の遠くなるような作業よりもその後の可能性にワクワクしておりました。

今日、来社されたお客様は何と常滑から守山区にお越しいただきました。

私と同年代くらいのお方で登山をされる為の日頃のトレーニングでミニベロのピストを購入されたとの事でノーパンクにして気楽に走りたいのだけどノーパンクを相談できるところが無くてネットで探されたとの事でした。

日本全国の自転車店が9,000軒を切ってしまった中でもノーパンクに真摯に向き合っておられる店舗はごく僅かだということがコレで証明されたような気がします。

サラリーマン時代、日本中の主だった自転車店や問屋さんにノーパンクの可能性を訴えて展示会などでも声を涸らせてノーパンクを語っていたのが進行形で次世代の可能性に変わった気がしました。

これからの世の中ガソリンや物価の高騰で個人が移動する手段に自転車というのは更に必須アイテムになっていきます。

電動アシスト自転車ももっと普及していくと思います。

今の季節、虫ゴムの劣化に因るパンクの入庫が多くなりました。

近所の保育園に送り迎えされるお母様方の自転車はタイヤがペチャンコになっていても電動アシスト自転車だとモーターが接地抵抗を感じさせずに回ってくれるので空気圧の激減に気付かず乗ってしまうんでしょうね。

これらの方々にノーパンクの可能性や安心感を分かって頂けたら自転車の緊急修理とか通学時のパンクで家族が車でスクランブルレスキュー出動ということも無くなるはず。

そうした意味でノーパンクの施工が出来る技術者が必要だと感じております。

弊協会ではinside型の『t-tube』『e-core』『t-core』

ソリッド型の『Tannins』これらの違いと特性を分かって施工できる唯一の企業だと自負しております。

1人から発信するということでのやり甲斐とか責任感というのを再認識する良い機会になりました。

自転車という身近な乗り物ということ、身近だからこそ安いという固定概念=儲からないというで目を向けて頂きにくい業界ではありますが確実に需要が増していく業界だとおもいます。

今までのように安いものをたくさん作ってたくさん売るというビジネスから直して長く乗るという変換時期という岐路に立った気がします。

自転車技術者という立場であれば腕と工具さえ持っていれば仕事になっていく時代になると思いますしそういう方々がギグワークで好きな時に好きな場所で好きなだけ働ける環境を提供できる様にしていく妄想をしております。

このチャンスに気がついた方、気になった方はお問い合わせ欄より何なりとメールくださいませ。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏