こんにちは。代表理事の中根です。
昨日、今日と自転車業界の記事が出ておりました。
昨日はシマノさんが今期か最高利益計上。
そして今日は日本国内での値上げ。
鉄スクラップ価格も先週よりなんと5円も上昇しています。
スポーツバイクを扱うショップさんでは毎年今頃に来年モデルの発表があるのですが予約注文していつ来るのか調べたら2023年との事・・・
工場が意地悪しているわけで無く部品の調達にそれだけ遅れが出てしまっているという現状なのでしょう。
当然、一般車の部品でもシマノ製を使う部分も多いので世界中で部品の争奪戦が繰り広げられていくでしょう。
6段変速の廉価版自転車においても変速機やシフトレバーはシマノ製を使う事が多いですね。中国には変速機を作っているメーカーは存在するのですが精度や耐久性の問題で選択肢がシマノ製一択になりつつあるのもその要因でしょう。
値上げする時にちゃんと今後のコストを計算して上げさせていただければ業界の安定に繋がります。
そして、ユーザー様も高かったからこそ自然と大事に乗られる様になり放置自転車などゴミの削減につながると思います。
損保会社の方に聞いた事があるのですが電動アシストの盗難率は凄く低いのだそうです。
10万切ってる物もありますが流行りの車種は軽く10万を超えオプション入れると20万になる物も御座いますがそういう方々の盗難は極端に少ないのだそうです。
ユーズドバイク市場も弾の取り合いから価格上昇も起こってくるでしょうね‼️
今後、大事に乗られる方がメンテナンスをされたりするには技術者がたくさん必要になります。
今まで自転車業界は大量生産大量生産消費に向けて営業を強化して来た結果、技術者の育成が後回しになってしまった傾向があります。
業界のさまざまな意見を聞いていると明るい話題が多い業界なのですが現場を支える技術者の不足は様々な素敵な企画を机上の空論にしてしまっているのも事実。
弊協会では買取や引き取りをした自転車をバラすところから学んでいただきます。
新車ではないので心置き無く分解してどこをどんな工具使ってどうやって力を入れたら外れるのかを確認していただき先輩スタッフが壊れてる部品を交換したり磨いたりしてリビルトしていきます。
そうして組み上げた自転車をリメイク車として店頭で販売させていただいております。
ゆくゆくは個人申し込みの方には授業料を戴く事になりますが現在は無料でお伝えしております。(法人需要は有償です)
そこで培った技術は自転車技士、自転車安全整備士の試験合格へアシストもして新たな職人を育てていく事を目標にしております。
今後、日本中が脱炭素化をしていった時。自転車のシェアや保有率はどんどん高くなります。企業が社用車を廃止してリモートワークの社員に福利厚生で自転車を貸与する事も十分考えられます。
その法人需要を弊協会のネットワークで巡回していく事でユーザーさんが安心して乗れる社会の一員にさせて頂けると感じております。
今がチャンスです‼️
会社の新規事業や複業など今まで気にも留めなかった自転車という伏線。
お問い合わせください
今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏