循環型社会

こんにちは。

代表理事の中根です。

最近、ブログご無沙汰してます。

さて、昨日の新聞である見出しに目が留まりました。

大量生産脱却。衣料においての記事でしたがこれ自転車においてもいえる内容だなぁと思って読んでおりました。

服の需要と供給だけでなく再利用や再生、中古などゼロエミッションへの取り組みをどうやって業界で進めていくかが鍵なんだと思います。

自転車の場合も同様で今までは大量生産で乱売して来た業界なのですがコロナを機に密を避ける為世界中から生産国の中国に通常の数倍の注文が入った為スポーツバイクの部品生産が間に合わないという事態がいまだに続いております。

ウクライナ危機で原料の高騰で生産工場は入手と値上げをやりくりして日本に入ってくる時には原価が1万円を超えています。

それでもユーザー様の中には1万円以内で買えるものとして認識されている方も多いのが現状です。

こういう時ですので自転車業界も既存の自転車を直して乗るという事を強化していくべき時なのではないかと思います。

直す事でゴミを減らし、ショップはそのゴミを分別してリサイクルに回す事が出来ます。

自転車は金属部分が大半なのでリサイクルが容易です。

そして先日知り合った業者様は特殊な機械を使ってゴムやプラスチックを炭化させそこから出るガスも浄化するという事で認定をとられたという事で非常に興味深くお話を聞いております。

現在自転車店の1番の困りごとは廃棄タイヤの処理なのです。

処分費はかかりますが炭化してしまうのでゴミにならないという意味では完全循環型が可能なのです。

今後、産廃についても勉強をしていきます。

いろいろな情報ありましたら教えてくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

4AG危機

こんにちは。

代表理事の中根です。

一昨日、店舗事業部をお休みにして外出の用事を10コマ入れました。

プライベートから仕入れ、打ち合わせなど充実した1日をすごせました。

8コマ目で時間が空いたら行こうと思っていた同級生のお店でオイル交換をすることができました。

じっくり話すのなんて同級会以来なので7年ぶり。

オイル交換を待つ間、驚いたのはこのブログをかなり前から読んでくれていた事。

いろんな質問をいただき学生時代の話ではなくこれからの話が出来ました。

その話の中でトヨタの名車に積んでる4AGというエンジンの部品供給が終わったという事をききました。私達が免許を取り出した頃発売のレビン、トレノに搭載されていたエンジン。大衆車でありながらリーズナブルで扱い易く高いパフォーマンスを発揮されることからアニメ『イニシャルD』の主人公が乗る車として今でも中古車市場で新車が買える程の人気のある物です。

1600ccという事でその当時のトヨタ車で4AGエンジンを積んでいる車は多く弊協会の近所にもカリーナで良い音をさせて走って見える方がよく立ち寄ってくれます。

その方も4AGのリビルトエンジンが販売中止になったという話が出たのでどうやら昭和の佳き時代の産物がどんどん姿を消していくかもしれませんね。

トヨタの社長はモリゾーとしてのキャラクターでレース参戦されてますから4AGエンジン積んだ車のレースはご存じだと思うしそのモータースポーツファンの為にも部品供給義務期間を過ぎてもストックしてくださったからこそこのムーブメントが続いていたんだと思います。

きっと身を斬られる思いだったことと思います思います。

今朝の新聞にトヨタ主要7車が棚卸資産4割増という記事がありました。

ジャストインシステムで在庫を最低限に絞るトヨタ方式が今回のコロナ、ウクライナ危機、上海ロックダウンで部品供給が留まってしまった事を懸念する対応策だとも言えると思います。

これからの時代を担う製品のためのストックを4割するのだからで余計な在庫をしないのは理にななってますし今まで30年経過した車の部品を供給してくれていた事に驚きと感謝ですね。

時代は脱炭素化。トヨタもEVや燃料電池など様々な取り組みをされているわけです。

ユーザーもそろそろ次の嗜好選択をする時期になったのかもしれません。

幕末の武士が刀を置いた様にガソリンエンジンからEVや水素エンジンにシフトする時期なのかもしれませんね。それくらいの大変革の時代が来たってことだと思います。

あの時代、慣例の執着せず潔く髷を切り刀を置いて靴を履いた人達が明治維新を背負って立っていました。

あの当時の刀は車でいえばステイタス、髷は排気音、草鞋はエンジンはガソリンというこだわりなのかも知れません。確かにあの小気味良く甲高いサウンドは側で聞いてもゾクゾクする位だから乗ってる人には快感だと思います。

未来のEVは排気音をスピーカーやバイブレーションで再現したりプログラムの切り替えでガソリンエンジンの様な挙動を再現出来るモードを備えた物が登場すると思います。その時のEVが買えるかどうかはさておき髷や草鞋は今のヘアースタイルや靴でも味わえるわけですからCO2を抑えてもモータースポーツが今の様なノリで愉しめる様になると思います。

様々なアイテムに於いてこの様な変革が成されていくでしょう。

自転車業界もきっとそうなっていきます。昨日リコーが発表した膜の太陽電池。来年から生産との事。光を通すのでガラスにも貼れる、膜なので曲面にも貼れる、部屋の灯でも発電するという代物なので電動アシスト自転車に貼る事でバッテリーの小型化、軽量化が図れるスマホとの連携をすれば乗りたい時だけ借りるシェアバイクとしても電力に困ることはない。

唯一こまるとしたらパンクだろう。

日本の自転車店が頑なに拘った空気を入れるタイヤ。多少の乗り心地が変わってもパンクしない安心感は何者にも代え難い信頼だと思います。

自転車を直すお店が激減している今、利用者が増え始めています。その自転車店の殆どがノーパンクについての知識や施工スキルを持っていません。

自転車業界の維新は技術者の育成でノーパンク施工出来るまでを伝授する事だと思っております。

現在の全国自転車小売組合では9,000軒を切りました[2020年1月]どこの県も60歳代は若手と崇められ後継があまり居ない業界になってしまったのです。

コロナや脱炭素化で利用者が増え原料の高騰とロックダウンで新車が買い難い今。今後のユーザーの流れは既存の自転車を直して乗る事が増えるでしょう。

時代の変わり目。悲観的な記事や発言もありますが肯定的にみていったら自転車業界って追い風の業界だと思うんですよね。

ご意見、質問はHPの問い合わせ欄よりどうぞ。

それとオイル交換をワコーのオイル使って格安で調子良くしてくれた同級生のお店のリンクを貼っておきます。

オートサービス ウイング・マーク

0564-34-1870

https://goo.gl/maps/sVpbLsTkX2nepv77A

ここまで読んでいただけたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

エネルギーシフト、ニーズシフト、ワークシフト

こんにちは。代表理事の中根です。

昨日で自転車技士、自転車安全整備士の試験の受付が終了しましたね。

これから約2ヶ月間、皆様の反復練習あるのみです。

『習うより慣れろ』という諺通り身体に覚えさせる事が大事です。

大学までの受験で明け暮れてみえた方などはどうしても頭でなんとかしようとされる方が多かったように思います。受験や学校の勉強とは違い技術を修得したかどうかを判定する試験です。当然、筆記試験はありますのでそちらの勉強もしていく必要があります。

自転車技士、自転車安全整備士の資格はこれからの時代持て囃される資格なのでは無いかと思っております。

世界が脱炭素化に向けて歩んでいる今。

自動車メーカーはEVにシフトしています。そこで使う電気でさえ循環型で作った電気なのか化石化燃料で作った電気なのかを問われるようになっていきます。

その電気は今現在だと従来の施設で生産するしかない状態。ウクライナ危機から原油、天然ガスの供給が危ぶまれ世界中の需要から高騰が始まっています。

昨日の新聞では今年の冬に110万世帯が電気に困るという1面記事が出ていましたし電気代高騰から島根県では原発の稼働が始まります。

EVが出来て来ても肝心の電気が足りない状態なんですね。

今日に新聞にはエネオスとNECが充電器の設置を増やすニュース、ソニーとホンダが新たなクルマというかデバイスとして車造りをしていく記事、中国ではすでに6,000台の無人配送車が街を走ってお弁当などの販売をしている記事などEVに関する記事が多く見受けられました。

今後、自動運転のEVが増えていくでしょうが価格は超高級車並みになっていくと思われます。

必要に応じてシェアリングしていく時代になると思います。

その時の日頃の脚としてスクーターという選択肢が出るかもしれません。ガソリンが売られていれば経済的な乗り物ですが東京五輪の前に小池知事が25年を目処に都内のバイクも電動にするという発言があったのを覚えております。多少の誤差はあってもガソリンエンジンの乗り物として無くなっていくんじゃないでしょうか?

その時、日頃の脚は自転車になっていきます。

去年から原料の高騰、海上運賃の値上げ、円安の要因で値上げが重なっただけで無く上海のロックダウンで入荷がおぼつかないのは自転車業界だけではありません。

今まで自転車は使い捨ての感覚で捨てられていましたが気軽に買えない物になりつつあります。

補修の部品の入荷もままならないので壊れた時に応用問題で修理ができていく人財が求められます。

多くの方が日常の脚の修繕、点検をされるのに現在街の自転車店は減少しているのです。

今までは多くの品揃えで安く売る事が大きな要因でしたがこれだけ市場価格が上がると安いというよりもお値打ちに直してくれるところにニーズが出て来るはず。

今回自転車技士、自転車安全整備士の申込された方は試験のための練習だと勿体無いので役立つ技術、資格という見方で取り組まれる事をお勧めします。

実技試験をどうやってクリアしたら良いか解らない方、とにかく合格したい方は早めに合格講座を弊協会にお申込みくださいませ。

そして来年、再来年受験を計画荒れていらっしゃる方や副業(複業)をお考えの方、実戦での技術をななんでいただくカリキュラムもございます。こちらは無料の口座がありますのでここで手に職をつけて自信をつけていただくのもアリだと思います。

世界中が緊迫した状況下、未来に備えた技術、人脈、業界を知っておいていただけたら幸いです。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

自転車技士。自転車安全整備士。締切間近‼️

こんにちは。代表理事の中根です。

5/24から自転車技士、自転車安全整備士の試験申し込みが開始されました。

申し込み期間が6/6なので申し込みされる方はお早めに下記のリンクからお申込みください

http://jvia.or.jp/g-index.html

弊協会は2020年に設立しておりますので一昨年コロナで試験が中止になり弊協会の合格講習は無かったのですが昨年は自転車店さんが受講されました。

試験の2ヶ月前に自力では無理だとの事で駆け込まれました。

オヤッと思われた方もいらっしゃると思います。

自転車店でも自転車技士資格を後から取得される方もいらっしゃるのです。

そのお店は親子で経営されていらっしゃるのですが親子で教えると喧嘩になってしまうのです。

私もそうでしたから双方の気持ちはよく分かります。

全国の自転車店を回らせていただいた時、どこのお店も技術継承バトルに嫌気が差して継がないというところがあるのです。

最近は中国の工場で9割以上を形にして日本に輸入しているので車輪をバラから組み立てるという事が少なくなりました。

試験規定の車両ですと外装変速車両を使いますのでアッセンブリにコツが必要なのです。ディープリムなどでニップルのはめかたや振れ取りで時間を取られてしまって時間内に組み立てられない人が大半です。

弊協会の合格講座は自転車全体の構成分けして時間配分をつけ、そこをクリア出来る様にレクチャーしていきます。

昨年の受講者Bさんは初日。車輪の組み立てで70分、変速調整はフロントが全く出来ず大丈夫かなぁと思ったのですが、本人の絶対受かるという意志が強かったのでおつきあいさせていただくことにしました。

結論から言いますと彼は合格。

講座初日、難しいと思い込んでる部分を簡単だと思えるレクチャーをしていきました。

次の講座まで空いた時間を練習に充てた事が如実に解る様になり車輪の組み立てが振れ取りも含めて35分で出来る様になり彼の得意分野に変化しました。

数回の講座の中で苦手な部分の無駄な動きを少しづつ無くしていく事で時間内に組み立てが出来るようになった時のBさんの自信に溢れた表情は逞しいものがありました。

6月に申し込みをして8月の試験迄2ヶ月有りますがその期間をどう過ごしたかで合否が分かれます。

劇的な技術力向上で更に自信をつけたい方、この夏を転機にしましょう。

法人格になってからは日が浅いですが前職にてお取り聞き先の方々を何十人も合格に導かせていただいた実績があります。

試験に不安のある方、今年こそは合格したい方一度お問い合わせ欄よりお気持ちを聞かせてください。

#自転車技士

#自転車安全整備士

#6/6迄

#合格者養成講座

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

ロックダウン

こんにちは。

代表理事の中根です。

先週、取引先からの部品の問い合わせの問い合わせを上海の工場に連絡していた件で返事が来ました。

今回の注文に関して忘れているわけではない事。

3/26からのロックダウンで外出が出来ず厳重な管理下の元ゼロコロナに向けての取り組みなので買い物や病院に行く事すら出来ないとの事。解除がいつになるのか判らないから待って欲しいという内容でした。

実際、トヨタやアップルなど世界的な企業も上海工場閉鎖で部品や製品が入ってこず株価に影響が出る程の事態になっていますよね。

この記事は昨日の日経から抜粋しました

お隣の北朝鮮では発熱者が日を追うごとに増えている現場を見るとこれほどのロックダウンも間違いではないと思います。この様なパンデミックが世界初なので対処法の一つとして中国の取り組みなのでしょう。

ロシアのウクライナ侵攻時に原料価格が高騰したのですが工場閉鎖で部品注文出来ない→部品メーカーは注文が来ないから原料の発注ができない→原料メーカーは調達が出来ない→アルミ、銅、鉄スクラップの価格安になっているのでしょう。

ロックダウンは明ければ一気に経済や工場が稼働を始めるでしょうが今までの物不足から一気に回復していく為価格高騰していく可能性は大きいと思います。

今まで以上に価格が上がり暫くはインフレが加速すると想定します。

今まで15万ほどで買えていたiPhone13が20万を超え更にプレミアムがついて途方もない価格で転売される日が来るかもしれません。

今までの考え方ならば新型を安く買う事が出来たでしょうが全く逆になるので様々なものでも同じ事が起こっていくんじゃないかと思います。

それを回避するには今あるもので我慢するとか中古に目を向けてみるとかいう視点も増えていくんじゃないかと思います。

中古も値上がりしていてもiPhone10ならば15万切っていたりiPhone7ならばもっとお手軽な価格になっているはず

自転車もその様な動きが出てきております。中古自転車を扱われる自転車店さんから弊社に引き合いがきているのです。今までの自転車業界はメーカー、問屋さんが中古を扱う自転車店を軽蔑してきましたので自転車の中古市場というのはとても珍しい部類なのです。

私も今まで業界で営業をして中古車を蔑んでいたのですから間違いありません。自転車店さんに1台売っていただくなら自分の売上に繋げたいからです。中古車は売上に繋がらないですからね。

上海からの自転車や部品が入らなくなった今、考え方が変わっていくのは必然なのです。

弊協会では中古の解体などを通じて構造を体で理解していただき部品の交換などを実践で経験していただきます。新品ではないので失敗しても大丈夫。逆に失敗した時にどんな感触があるかとかどんなダメージになるかも体験出来るのです。

50年前、第二次石油ショックの時今と同じ様に物不足でトイレットペーパーを買い溜める人が沢山いました。その時自転車も日々価格が上がっていたと父から聞いています。それでも需要があり売れたのです。

その時、部品工場や自転車工場は全て日本国内で賄えていたので供給はあったのです。組み立てが追いつかないので小学生2年の私が家業の手伝いとして学校から帰ると毎日車輪を組んでいた反復練習が今は手に職として身についているのです。

今が手に職をつけるチャンスですね。あなたの家の周りに自転車店何軒ありますか?乗ってる人がこれだけ多く居て、これから更に需要が増えるのに直せるところがその軒数しかないのです。当然、手が回りません。

競合が少なくて、需要が多く、リスクが少なく、取得期間が短いビジネスプランです。

この変革時期に気がついた方はお問い合わせ欄より何なりとご質問ください。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

オンキョーから学んだ事

こんにちは。

代表理事の中根です。

先週あたりから新聞にチラホラ載っていたオンキョーさんが自己破産申請したとの事

『○○君の家にはオンキョーのアンプにでナカミチのデッキでコンポ揃えてるんだってよ』

って若い頃噂してたし機会あればその○○君の家に上がり込んで聴かせてもらったりした事がありました。

当然、レコードプレーヤーも立派な物で武装していたのを覚えております。

団塊の世代に一通り行き渡ってしまったオーディオはそこがピークだったのでは無いか❓

時代はレコードからカセットテープ、CD、MD、配信と変化してヘッドフォンもステレオイヤホン、最近ではそれらもBluetooth。

スマホ一つでクリアな音が聴ける時代、それらZ世代にオンキョーのブランドが響かなかったのかもしれませんね。

これは色々な業種にも起き始めているのかもしれません。

例えば自動車。バブルの頃は3,000ccの車が持て囃されましたが少し前はコンパクトカー、その後はハイブリッド、最近ではEV。

時代の波、世界の方向が脱炭素なのでガソリンエンジンがだんだんと無くなっていく時代。

開発で欠かせないレースでもハイブリッドが導入されてきています。そのうちにEVというのも出て来るでしょうね。

EVのレースでは風切り音のみの静かなレースになってしまうかもしれません。レースの醍醐味はあの官能的なエグゾーストノートが肝なんでしょうからそこは音楽家や音楽機器メーカーのでしょう出番かもしれませんね。⁉️

ハーレーダビッドソンというアメリカのバイクの排気音が実は商標登録されているって知ってますか?実際はモーターで走っていても回転数に応じた排気音をスピーカーで鳴らせばあの独特の3拍子は再現できるし制御器をつければ回転数に応じた振動を再現したりエンジンの癖なんかも再現できると思うのです。

先日、ポルシェのタイカンが走ってるのを見たのですがEVなのにそれっぽい音をして走ってました。

こういうふうになっていくとガソリンスタンドが必要なくなるので何処かで充電ステーションにシフトしたりする必要があります。

エンジン不調がなくなるので自動車整備工場での修理も変わって来るでしょう。自動運転も導入されて来るから保険料率も下がり保険屋さんの営業スタイルも変わっていくと思います。

トヨタもサブスクを推進している様に売るだけでなくメンテナンスや維持迄もサブスクで供給する方向だと中古市場や車検などもそちらに一元化されていくかもしれません。

自動車産業だけでなく様々な業種業態でこういう古い在り方からの脱却が必要なのだと思います。

此処で自転車業界なのですがロードバイクなどのスポーツユーズは別だと思います。一般ユーズは今のところ変化がありません。元々シンプルな構造のマテリアルなので今後は素材がグリーンエネで作成されてるかどうかというところが重要になってきますが幅広い世代のニーズが安定しております。

今後の変化は原材料の高騰で急激な価格上昇と自転車不足が世界中で起きます。

日本では自転車って1万円で買える物っていう感覚がいまだに蔓延っているのですが今や問屋さんでもそんな値段で買えません。

そこで流通の現場と消費者の思い込みの差がこれから起きていくでしょうがこれだけガソリン価格が上がってきた現在。少しでも節約する為自転車に乗る人が増えるでしょう。

お店に行ってもお値打ち車がない、予算オーバーしてるとなれば今持ってる自転車を直す又は中古という物を探される様になります。

そこに大きなニーズがあるんです。巷では街の自転車店がどんどん減っています。量販店さんはメイン通りにどんどん出来ていますが手間のかかる修理であれば買替えをされるのですがその買替えする自転車が上海のロックダウンで品薄なのです。

工場が上海以外あっても部品工場が上海にある確率が高いのです。

自転車の修理、中古って地味ですがこれがこれからの時代にマッチしていくでしょう。

今の業種、仕事はそのままで今から取り組むローリスクな事業として自転車店ビジネス考えてみませんか⁉️

詳しくはお問い合わせいただければお話しいたします。

副業から始めて複業にしていく事で新たな柱を作りましょう。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

脱逆三角形のお問い合わせ

こんにちは。

代表理事の中根です。

昨日のブログ更新で多くのお問い合わせいただきました。

今日はその補足させていただきました。

今回参考にさせていただいたのはhttps://dashboard.e-stat.go.jp/static/terms

総務省のデータをもとにグラフを作っていらっしゃるサイトを紹介しがてらです。

こちらでは5年ごとの年代別でのピラミッドを閲覧できます。年代を触って5年毎に繰り上げていくとグラフが生きてるかの如く変化していくのを楽しめます。

1925年から1940迄は綺麗な山形を形成しております

1945年は青年男性が欠落しておりますが太平洋戦争の動員の為でしょうね

1950年団塊の世代が産まれたあたりのグラフが5年毎に上に上がっていくのが確認できると思います。

1975年で団塊の世代の方々の子供が出来る年代なので第二次ベビーブーム。

この二つの張り出しがドンドン上に上がっていきます。

1995年第二次ベビーブーム世代が子供を作る年代なのですがきっとバブル経済崩壊後なのか出生が減っております。

昨日の新聞記事では1982年から連続減少という事でしたからこの頃はすでに減っている真っ最中なのですね。

凄いのはこのサイトでは2045年迄をシミュレーション出来るようになっています。

最後は第二次ベビーブーム世代が頂点の逆三角形になっているのです。

年金問題や医療費問題はこの図でも危機感が伝わると思います。

今までの常識って1920年の時の綺麗な山形の時の考え方メソッドで100年経った今、日本で住み続けるには稼ぎ方や考え方など2045に向けて合わせていく必要があるんじゃ無いかと思うのです。

そして2050年には化石燃料の廃止が世界中で当たり前になっています。ガソリンエンジンで動く自動車が無くなってしまっているのです。それらを踏まえた色んな事が同時進行で変化していきます。

此処で昨日のブログに繋げると日本国内だけでなくグローバルに考えた時日本に居ながらにしてのライフスタイルを構築出来ていくと思うのです。

先進国で使い古された自転車がアフリカに運ばれ乗れるようにする為には再生技術や組み替えの知識が必要です。将来的にはAIがやってしまうかもしれませんがAIに学習させるには人間のオペレーションが必要になります。

今、資格を持ってるだけでなく技術を活かせるようにできればその様な流れになった時に日本に居ながらにしてリモートでの技術の仕事が出来ていくと思います。

日本では中々定着しづらいノーパンクもアフリカの広い土地では有効で大きな需要があると思います。

それらを今から見据えてスキルを共有してブラッシュしていきましょう。

また、これに関するお問合せドシドシ待ちしております。

今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

脱逆三角形

こんにちは。代表理事の中根です。

今日は5月5日。こどもの日ですね。本日、驚きの記事を見つけました。

1982年から今年の4/1時点で41年連続で子供の数が減少しているというもの。

昨年比では25万人の子供が減っているとの事。

これは後5年後ランドセルメーカーが前年比よりも少ないパイの取り合いになる事を意味します。

経済は人の多い所に向けて動くので子供向けの産業は今までの考え方や売り方から脱却する必要があるという事ですね。

日本は戦後のベビーブームで現在の団塊の世代の方々にニーズを絞って高度成長をしてきました。

人形店は一年中雛人形や五月人形を造っていても需要が多いので生計を立てられました。私が子供の頃はテレビコマーシャル流してるところもありました。現在、安定して売り上げのある商材も並べていらっしゃるところが増えました。

こうやって人口分布の広い所が時代のニーズを引っ張っていくと思っています。

現在、人口増加率の高い国はインドではなくアフリカ大陸なんです。正確にいうとトップ10の国が全てアフリカなのです。(資料は外務省のHPより抜粋させていただきました。)

アフリカは今後若い世代が増えていくので世界経済がアフリカに向いて動いていくと思います。

例えばランドセルメーカーがアフリカでのニーズを見つけて開拓すれば日本国内でなく円安をメリットにシェアを拡げていける訳です。

当然、アフリカでも自転車の需要は出てくるのでそれに付随したサービスも必要になって来はずです。その整備や修理で人財を求められていく時代になるでしょう。

きっと日本に居ながらにしてもリモートでの遠隔修理ができる時代になるはずです。

だって世界の鉱山では何十トンと積めるダンプが無人で走っているんですよ。

それを数100km離れたオフィスで数人がオペレートして効率よく稼働できているんです。

それを考えたら自転車の整備、修理がリモートで出来るという事は可能な時代が来ます。

JAPANの整備資格を持ってるという事が差別化の切り札として自宅で稼げる日が来るかもしれませんし、弊協会はそこを毎日イメージして日々の業務を動いております。

パイを取り合うのは人口分布のグラフが逆三角形の場合です。

アフリカ大陸では底辺のどっしりした正三角形なのです。リモートでその地域のお仕事が出来たら需要が多すぎて整備する側がパイになっているでしょう。

整備の工賃が外貨で払われるでしょうから円安も手伝ってWの利益が出るでしょうね。

逆三角形は誰が悪いわけではなくそういう傾向の元、そうなった訳ですから着眼点を拡めていく必要があるんじゃないかと思っております。

その為には技術を身に付ける事、そして世界に誇れる接客や技術を磨いていく事で日本人の仕事がブランドになる時代が来るでしょう。

今はリモートでのプラットフォームがありませんがこれからの時代絶対に出来てきます。

整備はどうしても手が汚れたりしますが今のうちだけなんですよ。

リモートになればモニター先のデバイスの指先を洗浄するだけですからね。

今、その技術身につけてみませんか❓

問い合わせボタンから何なりとお申し付けくださいませ。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

推しのビジネス

こんにちは。代表理事の中根です。

先日、あるビジネスセミナーを聴いていて気がついた事を記します。

これから求められる本業、複業(副業)での注意点です。

そこで挙げられていたポイントは4つ。売上の安定、少資本、在庫、利益率でした。

それを今までの自転車店の運営と私が推奨する自転車店ビジネスの違いを比較してみました。

弊協会推奨の自転車店ビジネス
安定売上人口増での買換えTSマーク普及、ノーパンク施工でユーザー囲い込み
少資本
在庫昨対での割当で在庫増の傾向最低限の部品在庫、中古車両の活用
利益率新車は薄利修理、点検の工賃を主とする高い利益率

現在、街の自転車店が減ってしまいました。

何故、跡継ぎが居ないのか⁉️私もその跡取りの一人なので色々過去を振り返って考えました。

自転車業界が伸び始めた昭和30年代。新規で自転車を買う人が多かった事で需要が大きかった事と高額だった事で利益率が低くても一台販売した時の利益金額が大きかったのでこの当時頑張って売った自転車店は大きな財を残しました。

昭和40年代後半からブレーキがワイヤー式に変わっていき石油ショックがありました。

タイヤサイズもW/Oの他にH/Eが加わり20×1.75サイズのミニサイクルという自転車が女性層に受け大ヒットしました。

高度成長期で大量生産大量消費に入っていく時だったんじゃないかと思います。

昭和50年代。量販店、ホームセンターなどが出来始め流通が変わってきました。

大量生産大量消費は薄利多売の量販店で絶対的な低価格を追求した事で自転車店だけでなく個人商店の顧客の多くがそちらに流れていったのを記憶しています。

昭和58年。ツノダ自転車に入社した時販売店への営業仕切(掛け率)は30年代のまま定価だけが段々下がっていきました。量販店の価格に合わせるため専門店も大幅な値引きをしているので新車の販売では手間暇かかる割に利益の少ない仕事になって愚痴が出る業界になってしまいました。

それでも各メーカーの営業は昨対で話をしていくので新生児が減っていく時代なのに仕入台数を増やす話で所謂押し込みをしていったのでどこの自転車店でも倉庫に大量の自転車の箱が積み上げられていました。

自転車店の後継ぎがいないのはこの現状を子供の頃から見てるからでしょう。

利益の出にくいものをドンドン買わなければならない構造。特に1番のターゲット層は子供、新入学生なのですがその子供がドンドン減っているのです。

それでも自転車店の倒産が非常に少ないのは修理の工賃、中古での販売などがあるからなのです。

私も父も小さな店舗で商いをしておりました。仕入れがそれほど多くないのですがひもじい思いをする事なくなんとか高校へ行かせてくれました。大学へ行かなかったのは私の学力が乏しかったからです。親のせいではありません。(笑)

3年前まで自転車の業界で色々なことを経験、勉強させていただいておりました。その時から後継者育成がずっと引っかかっていたのです。

弊協会が推奨する自転車店ビジネスでは自転車を売る事を主たる目的にしておりません。

大体の自転車には新車販売時にTSマークというものが貼ってあります。これが1年の掛捨て保険なのです。これを大々的に告知していくことで毎年の加入者増加を募ります。

加入時に点検をするので自動車でいう車検の様なものですね。そこで点検の際、修理や消耗品の交換は別料金ですが良いきっかけになるはずです。

今の時代、サブスクがもてはやされていますが自転車のサブスクなのです。

多くの自転車店が現在売りっぱなしになってしまっていますがTSマークを活用する事で量販店や買ったお店が閉業してしまったお客様にも来店していただく機会が出来ます。

少資本で言えば自転車店そのものは昔から少資本で出来るのですが販売目的でないので新車の陳列するスペースは要らず大通りなどの家賃の高いお店を借りる必要も無いのです。告知もGoogle MAPやSNSを活用していくことで今までとは違ったアプローチで告知が出来ていくと思います。

その手法は現在、弊協会の店舗事業部で実践中です。

チラシは一切織り込んでいないのですが修理や中古自転車などスマホ検索で結構遠くからでも来店いただいております。

そして在庫ですが修理が主なので主流のサイズの部品を最低限揃えれば対応できております。

弊協会は古物商でもあるので中古自転車も取り扱っていますがその作成時リビルトパーツも捻出でき、在庫のリスクはグッと抑えられております。

利益率に関して組合でも出ている工賃が参考になります。弊協会は6,000/時間で算出しております。自転車で1時間掛かりっきりで直す事はほとんど無いのですが30分の作業では部品代の他に3,000円の工賃をいただく形になっております。

今の世界情勢からロシアの侵攻で原油、原材料の高騰、円安になっております。そして中国では生産の要上海の長期ロックダウンで自転車、部品の入荷が読めません物価が上がるだけでなく色んなものが調達に困る状況がおきております。その時皆さんが使うのは自転車ではないでしょうか?

街の自転車店が激減して修理難民が増えてきております。

如何でしょうか?

少資本ローリスクで高い利益率とサブスクを得られるビジネスです。

但し、TSマークを取り扱うには公益財団法人 日本交通管理技術協会の自転車安全整備士の資格が必要になります。試験は一般財団法人 日本車両検査協会の自転車技士も同時に受けられた方が良いでしょう。

技能試験、学科試験があります。今年は5/24〜6/6の期間で受験受付。試験は8月です。

毎年、受験を申し込んだ後どうやって良いのかわからない方が弊協会にお問い合わせいただきます。

今年も養成講座を設けていきますのでどうしても合格したい方は早めにお問い合わせ、お申込みくださいませ。

詳細は電話やメールにてお伝えします。少数制ですのでお申込み枠が埋まり次第締め切らせていただきます。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏

W危機

こんにちは。代表理事の中根です。

最近、ニュースの内容が変わってきた様に思います。

私はテレビ持ってなので情報入手は新聞が主なものになります。

最近は戦況を告げるものでなくウクライナが攻められたことやロシア制裁のその後の懸念事項の様に思います。

ロシアの天然ガスなどが入らない事でEUのエネルギー危機感。

それを見越してアメリカが増産して船でEU 2供給するというニュースが流れたのが今月上旬頃でした。

そして並行してウクライナの小麦やとうもろこしなどの穀物が入手できなくなってEUではWの危機感が迫っている。

ベトナムでは石炭の高騰で電力不足の懸念が起きていて脱炭素化へのシフトがなされていないまま目先の電力確保の板挟みのと事。

怖いのは人間って平常心を失うと集団でとんでもないことをする事があります。

コロナが始まった頃、日本で起きたトイレットペーパー事件。製紙会社は在庫在るから大丈夫だと報道しているのに早朝からドラッグストアにトイレットペーパーを求める人が並びその人たちに釣られて更に行列ができという事は記憶に新しいと思います。

これが世界中の食品で起きた時、エネルギー、食品原料を輸入に頼っている日本では一切のそれらが入ってこなくなる可能性が高いと思います。

エネルギーと食品が寸断される事を想定した準備が必要な時じゃないかと思います。

前回のブログでも書きましたが日持ちのする食品、水の備蓄、太陽光発電出来るモバイルバッテリーの準備など準備を始めるべき時だと思います。

そうしたシミュレーションが省エネを意識して家庭で脱炭素化の一歩になるんじゃないでしょうか?

兎に角、不安を煽るわけではないですがガソリンの価格も上がっています。(本日製油所引き渡し価格が1,000円/1kl上がっています)

それらの要因を踏まえて現座お持ちの自転車を乗れる状態にしておくのも備えの一環ではないでしょうか?

新たに買い替えるのならばその資金を缶詰や水に充当された方が良いと思います。

その時、少々値段は掛かりますがノーパンクにされれば自然災害の備えも同時に出来ますね。

弊社ではそういったノーパンクのご相談も承ります。

阪神大震災の直後神戸に行った時配給の水を貰うためにポリタンクを2個持って出掛けたが瓦礫でパンクして片道2時間掛けて行かれた方のお話を聞いてノーパンクの必要性も感じております。

有事になってからでは資材が入らないのでこの様な時期に準備される事をお勧めします。

ノーパンク自転車は新車を生産販売しているメーカーはあるのですがメンテナンス出来る店舗は非常に少なくアフターマーケットが拡がらないのはそれもあるのです。

ビジネス的に言いますと今後注目されるアイテム、業界でありながらメンテナンスの技術者が圧倒的に足りない状況下。

最近、弊社店舗事業部にお越しになる方とお話ししていると車の価格が上がって買い替えしようか迷っていたがガソリンが上がってきたので思い切って車を手放して自転車にするという方が増えました。

そのメンテナンスをお教えします。弊協会のプログラムで廃棄自転車をバラす作業、部品の仕組みを覚えていただき取り付け出来ればそんなに難しくないのです。失敗しても元が廃棄自転車ですから安心ですね。

これからの社会に必要な技術を身に纏って地域の方々から感謝される仕事が弊協会の推奨する自転車店ビジネスです。

今のお仕事にもう一つプラスすることも可能ですよね。

お問い合わせ欄よりご相談ください。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏