こんにちは。代表理事の中根です。
今日の新聞に国土交通省とドコモさんが連携してビッグデータを活かした行動分析してデータベースを作るという記事が目に留まりました。
世界中のひとが日本に訪れていただいた時に円滑に移動できて的確なサービスが出来る為の取り組みだと思います。
私が気になったのはイラストの収集・分析の『交通手段など』のところなのですが此処にはレンタサイクルが含まれていると思います。
それが証拠にその下には自転車道や歩道の整備という項目が上がっています。
スマホを使ったレンタサイクルを最初に始められたのは6年前にdocomoさんが草分けだったと記憶しております。
ネットを経由して車両を無人で借りてカード決済などで返却するという画期的な事で東京出張の時にわざわざ見にいった覚えがあります。
その時にポートに一台パンクした自転車が在り、気になっておりました。
当時私はサラリーマン全国行脚の営業が終わり、次の段階に入っておりました。社の武器の一つでもあったノーパンクをどうやって拡げていくか思考していた時。不特定多数が頻繁に利用されるシェアサイクルやレンタサイクルをノーパンクにして差し上げたらパンクによる運営側は非稼働が無く、利用者側もパンクの心配をせずに利用が可能になるという事を思いました。
業界の問題ではあるのですがノーパンクを施工出来る自転車店が圧倒的に少ないという事で社会的なメリットが発揮出来ないのが事実。残念なところです。
スタート当初、バッテリーを人海戦術で位入れ替えていたようですが将来的には返却した時にそのエリアでが非接触充電が可能になる時代が来るでしょう。既に技術はできているのでどのタイミングで一斉導入するかという時期だと思います。
電動アシスト自転車もデバイスになっていきますからその方の乗り方をクラウドで管理していて借りる時の充電状態から何番の自転車が良いか教えてくれたり、天気情報との連動で事前に雨具の必要性を利用者の国の言葉で伝えてくれるようになるでしょう。
観光客だけで無く通常の通勤通学で使われる方々の情報も網羅して17時以降にどの駅にどれ位の代数が必要なのか計算出来るので近隣で停められている車両を何処に移動したら良いかなども計算してくれるでしょう。
その為にトラックを出すのでは無く恐らくメールかアプリを通じて移動させたらポイントでお小遣いプレゼントなどのアルバイトのようなギグワークも誕生すると思います。
そうすればスマホで解錠して指定された駅そばの自転車置き場まで移動すればGPSで探ってその方には自動的にお金が入る様になれば人件費や車両代を掛けず、CO2を排出せずに効率良い車両運営が出来ます。
大きな人の動きとは逆になるので密にならずに滞在費を抑えたい外国人観光客が利用してくれるんじゃないかと思います。
ノーパンクだからこそタイヤの摩耗が気になる所ですが、乗られた方の体重や距離などを基に減り具合を弊協会ようなところへ依頼の連絡が自動に入って車両の位置情報添付されれば技術者が部材と工具を持って出掛ければ管理も運営も楽な上に利用者が安心して乗れる環境が出来上がる訳です。
弊協会は自転車技士や安全整備士受験のお手伝いを積極的に行い、その技術者さの方々に更にノーパンクの技術を習得していただきネットワークを構築する事で皆様と社会に喜んで頂く仕組み創りを目指しております。
今後の世の中。自転車は更に見直されて増えていくでしょうが自転車店が減少しているのは日本中深刻な問題になっており、利用者の考えはノーパンクという選択肢が増えていくでしょう。
今からその技術。身につけていきませんか?
今日も此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。
ありがとうございました
一般社団法人 自転車技術者協会
代表理事 中根和宏