コロンブスの気持ち

こんにちは。

大変ご無沙汰しております。随分とサボっておりました

代表理事の中根です。

実は柄にもなくいろいろ葛藤しておりました。

最近。行く先々、お会いする方々にブログ読んでるよって言われる機会が多くなりました。

本来ならばとても有難い事。

アメブロと違って記事毎のいいねやコメントが無いので今までイケイケで思いついた事を綴っていたのですが書き出していくといろんな方の顔がよぎったりして体裁を考えてボツにするループに嵌っておりました。

ガラスのメンタルだという事をご理解いただきたいです。

最近のテーマはSDGsで完全循環型をどうやって取得してどう活かしていくか。そしてどの様に差別化していくのかっていうところです。

世界中の自治体や企業が循環型社会を目指してCO2削減を目指しているのにそれらを逆撫でする完全循環型ってどうなのよっていうところで自問自答してメンタル上げ下げしていたのです。

修繕を増やして中古車というところで賛同のあるショップさんは多いのですがタイヤ、廃プラの処理にお金の掛かる事に閉口されるところも多く業界全体の底げも必要な気もしております。

それにプラスしてノーパンクも絡めようとしてるので業界から受け入れられないのは仕方ないんでしょうね。

決して諦めたわけではありません人を変えようとか業界を変えようというより私自身がそのサンプルとして皆さんにお見せできる状態にしていくことで協調していただけるところを探すのが最短だと感じております。

業界の問題になっている廃棄タイヤも問題は某社で炭化していただく事でタイヤが有価物(資源)に変わるわけですが、それまでは産業廃棄物扱いで産廃法に遵守して取り扱わなければなりません。

脱サラして直ぐに産廃運搬の講習を受けているのですが弊協会の経営で3年間で黒字があれば認定されるという事で初年度、去年度は赤字運営でしたので今期黒字にすれば良い様です。

昨日、税理士の先生と詳しくシミュレーションし、3月に黒字のコミットをしました。先生も合法的にできる手法があるとの事であとはどれだけ経費を削って売り上げを伸ばすかというシンプルな指示をいただきました。

同じ事を考えてる方が現れてないということは先駆者という認識になるのかもしれません。

地球が平らだというのが常識だった時代にアメリカ大陸へ向けて船を出したコロンブスは丸いと信じながらも心の中では海の端っこに行ったら落ちてしまうんじゃ無いかっていうのが葛藤の中で航海したと思います。

自転車が使い捨てという常識が当たり前の中、それを完全循環って考えてしかもノーパンクっていう非常識と嫌われる要素を進めてるんだから同じでしょうね。

これも形にできた時のエピソードだと思う事にしたらとても気が楽になりました。

スパートかけます。

ブログの催促をいただいた皆様。温かいお言葉本当にありがとうございました。

今日もここまで読んでいただいたご縁に感謝します。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏