ドーナツ化現象と自転車

こんにちは。代表理事の中根です。

9/22の新聞の第二部(特別編)に全国の土地価格の昨年対比変動が載っていました。

弊協会の地域は昨年と同様の142万円でしたが周りの地域は1万円下がっていました。

コロナ禍の効果なのか都心部でも値下がりするところが出て、地方でも〜郡という地域が値上がりしてたりしてますね。

これって勝手な私の解釈なのですがリモートワークが増えた事で都心の住まいから郊外へ引っ越す人が増えたのではないか❓

それに伴ってオフィス街では本社移転やビル売却などで人が減り飲食店も店を移転したり閉めたりして価格がさがってるんじゃないかなって気がしてます。

郊外に人が増えていく事で車の需要が増えるかもしれません。一部の人は脱炭素化を視野に入れて車をシェアリングに切り替えたりする方も多くなるのではないでしょうか?

車を持っていると税金、保険、ローン、燃料代、車検など出費が多いのでせっかくのリモートワークならばそういう出費を削減してみようと思う人も増えると思うのです。

今は一軒家でも昼間空いている自宅駐車場を時間貸し出来るアプリも開発されました。僅かですが駐車スペースを有効活用しながら脱炭素の意識がどんどん高まっていくと思います。

遠方の買い物などもamzonなどを活用すれば自宅まで届けてくれるので大きな車は必要無くリモートワークで通勤をする事がなければの近所の買い物やたまに会社に通う位ならば自転車や電動アシスト自転車で済んでしまうのでは無いかと思います。

会社も福利厚生費としてそれら車両を会社から貸与という事もあるかもしれません。

自動車の様な出費が殆どない代わりに電動アシスト自転車ならば減価償却として一定額を落としていくことが出来るからです。

この辺りから自転車にこじつけてしまいましたが近い将来の在り方をイメージしてみました。

現在、自転車の防犯登録は義務化されています。そして保険加入を義務化している自治体も多くなってきました。いろいろな保険は存在しますが自転車業界で流通しているTSマークを使えば毎年の加入に対して技術者の点検が付随します。その車両がノーパンクであれば修理の緊急性がグッと低くなるので急なパンクで修理に持っていったり出張したりするのにどうしても車が必要になってしまい二酸化炭素の排出が増えてしまいます。

その企業からの貸与の際ノーパンクになっていれば年に一度の点検と消耗品の把握ができれば緊急性を回避出来ます。

その時、会社からの依頼で点検に伺う業者(自転車技術者)が今激減しているのです。

自転車整備の技術とノーパンクの施工技術を持った人が増えればこういった案件がどんどん増やせるのです。自転車の技術者と言うと自転車屋さんをイメージする方も多いと思うのですが弊協会ではお店を持つ前に技術者ありきだと思っております。

点検ネットワークというかそういうインフラを作り上げていけば企業と個人、技術者みんながWIN になれる環境づくりが出来ると思っています。

今後、技術者をどんどん育成していきます。

お力添えいただける方歓迎します。

今日は土地の価格からこじつけてみました。

此処まで読んでいただいたご縁に感謝します。

ありがとうございました。

一般社団法人 自転車技術者協会

代表理事 中根和宏